性格悪い人が優勝

私は少し神経質で、特に放射性物質の漏えいなどが気になって仕方がありません。

原発や、放射性物質を扱う施設などでは、管理区域での作業後に作業者さんや物品などをサーベイして外部環境に放射性物質が漏えいしない様に管理がなされているかと思いますが、職員さんが自前の服に着替え、帰宅する時など靴や服、持ち物などに対して最終的に検査はしないのですか?

例えば敷地から出るときに守衛さんがいるような、ゲートの所でチェックしたりとか。
自動でゲートで検査されていたりとかの措置はとられていないのでしょうか?

以前、車で出ようとした職員さんがゲートでアラートがなって車内から放射性物質が微量ながら発見されたというニュースがありました。
同様のチェックが車だけでなく人や物品にはなされないのか気になったのです。
特に靴の裏や持ち物等に対するチェックが気になります。

どなたか教えてください。

A 回答 (12件中11~12件)

原子力発電所に勤務しているのではないですが、放射線施設に勤めているものです。


管理については基本的に同じ法律に基づいたものですので、その点を書かせていただきます。

放射性物質を扱う施設では、担当省庁に申請した決められた区域でしか放射性物質を扱うことは出来ません。この区域を「管理区域」と言い、出入りする人の入った時間、出た時間を記録したり、物品の出し入れも厳格にチェックされます。人や物が管理区域から出る際には放射線測定器を使用して付着している放射性物質がないかどうかのチェックを行います。(ちなみにハンドフットクロスモニタやゲートモニタといわれる機器を使ってチェックするのが通常です)

また、管理区域の中で作業する際には専用の履物を履き、作業しますので、作業員の方が履いて来た靴に付着することは基本的にありません。なお、ハンドフットクロスモニタやゲートモニタでは、体表面のうち、付着の可能性がある部分を測りますので、もちろん履物の裏も測ることになります。

管理区域へ車が乗り入れることというのは原子力発電所であるのか分かりませんが、基本的には施設の一部である管理区域へ入れたものは必ずチェックして外に出すというシステムが、どの放射性物質を扱う施設でも運用されています。このことは法律にも記載してありますので、これが出来る体制が出来ていないと、申請した段階で役人から駄目出しがあり、改善を求められます。

車がゲートで止められた件について自分は知らないのですが、これってスクラップ工場とかのゲートモニタでγ線が検出されて、スクラップの中に放射性物質が入っていた件ではないでしょうか?海外から入ってきたスクラップ材の中に放射性物質が混入していたという事件は何度か見たことがあります。なお、こちらの場合のゲートモニタはスクラップ工場に入る際に、車ごと検出器で放射線を測定する機械のことです。

以上、長文になりましたが記載させていただきます。
言葉が足りない点がありましたら、また記載してください。
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この回答へのお礼

事細かに教えて頂き、大変参考になりました。
管理区域内の退出管理についてハンドフットモニタでチェックしているというのは
様々な文献で読んだことはあります。
このチェックにひっかかる線量はごく微細な量(一般環境以下)でも引っかかると読んだのですが、身近なものと比較するならば、どういった物と同等の線量までがひっかかるのでしょうか?

それにしても海外からのスクラップにも放射性物質が、、これも不安ですね。
台湾では住宅に使用された鉄筋から検出されたというニュースも見たことがあります。

お礼日時:2010/12/01 18:16

神経質な位でいいと思います。


日本には「六ヶ所村って何?」レベルの無頓着な国民が溢れています。

ご質問の「職員の靴底」等については、不勉強のため存じ上げません。
ですが、ご参考になればと思い、放射性廃棄物について少しお話しします。

原発で生じる低レベル放射性廃棄物のうち気体については「安全な濃度を確認して」大気中に放出しています。
液体については「安全な濃度を確認して」海中に放出しています。

…安全な濃度?
放射性廃棄物を大量に垂れ流して、温廃水で海温を上げて、「原発は二酸化炭素を出さないから地球に優しい」?

残念ながら、電力会社やゼネコン、電器屋(東芝や三菱)はテレビ局の大手スポンサーであるため、原子力発電所の内情,作業被曝,放射性廃棄物被害のニュースはメディアに取り上げられません。

質問者様のような「素朴な疑問」は貴重です。
どうぞ自分の直感を大切になさって下さい。
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この回答へのお礼

有難うございます。
周りの人たちからは「気にしすぎだ」「誰もそこまできにしてない」といった
反応をされるので、自分がおかしいのだと思っておりましたので救われるご回答でした。
安全管理の取り組みをもっとオープンに情報開示するしくみがなされないといけないですね。

お礼日時:2010/12/01 16:40

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