
80代の父がペールメーカーを入れています。
50代で手術をし、そのおかげで平均寿命を越える現在まで元気に暮らせていることを
家族で喜んでいる日々です。
先日友人の、寝たきりの姑さんも90歳で、ペースメーカーを入れているというのを知りました。
彼女によると、姑さんがまだ元気なときに
「体はくたびれてきているのに、心臓だけは元気というのは、それなりにつらい。ペースメーカーを入れなければよかった」
というのを聞いたそうです。
ペースメーカーは動きの弱っている心臓をサポートして、
ウチの父のように元気な暮らしを取り戻してくれる一面があるのは実感しています。
手術をすれば元気になれる、もしくは、
死後、火葬の場合は電池の爆発の危険がある、
といった情報はたくさん見つけられますが、
最期については情報がなく、友人の姑さんのことを聞いて初めて考えました。
精神的ではなく、肉体的にもう十分生きた、という老人が早く楽になりたいのに心臓だけが元気、というのは残酷ともいえるのではないでしょうか。
ペースメーカーの人は、脳死と判断されたときでしか死を迎えられないのでしょうか?
医療関係の方、亡くなった家族を持っておられる方からの情報がいただきたいです。
父も十分に高齢なので、家族としてどう心がけておけばよいかを知っておきたいです。
No.1ベストアンサー
- 回答日時:
残念ながらペースメーカーは人工心臓ではないので、
ペースメーカーとは右心房にある同房結節という特殊心筋の集まりのことで、1分間に100回ほど収縮信号を出す所で、普通の人もこのシステムで心臓の鼓動が保たれているのです。
一般にペースメーカーと呼ばれるのは人工ペースメーカーで、鼓動のリズムを作り出す同房結節に異常があり、鼓動がうまく作れない人に使われる物で、常に働いているのではなく、同房結節がうまく働かない時にだけ信号を出す機械なので、
ペースメーカー埋めていても、同房結節地は別の理由で心臓が止まれば心停止ですし
結果脳に酸素がいかず脳幹が死んでしまえば対光反射がなくなるので脳死となり、
結局、普通の人と通常と変わりはないのです。
回答ありがとうございます。
ペースメーカーそのものをよく理解していなかったので、
不安がありましたが、ご説明により、安心できました。
お礼が遅くなったことをおわびいたします。
No.4
- 回答日時:
心電図モニターには、ペースメーカーの刺激を検出してペースメーカーによる刺激を画面に表示する機能があり、その機能はONにしたり、OFFにしたりできます。
お亡くなりになる時は、OFFにしておくので、まったくペースメーカーを意識しないで心電図モニターは最後、心室細動になり一直線になります。
ONにしていると、時にはペースメーカーによる刺激だけが心電図モニターに現れることがありますが、すぐOFFにしますので死後いつまで刺激が検出できるかは知りません。
ちなみに、最近の多くの火葬場の焼却炉は機能がよくなって中で爆発しても大丈夫なようになっています。よって、1988年に日本ペーシング学界で提言がなされ、必ずしも死後に摘出しなくてもいい事になっています。ただし、火葬場の人には必ずその旨を事前に知らせて、承諾を得る必要があります。
回答ありがとうございます。
前回電池を入れ替える際に、父自身が火葬前に電池は取り出すようにといっていました。
家族は、死後の知識も知っておかなければなりませんね。
お礼が遅くなったことをおわびいたします。
No.3
- 回答日時:
ペースメーカーを使用される方で多いのは、
洞結節での(電気的)刺激生成が足りない 洞不全症候群や
房室結節での伝導が悪い房室ブロックですが、
どちらも心臓内の神経のような構造の異常を補うだけで
心臓の筋肉そのものの働きを強めることを目的としていません
けっして他の方より心臓が元気とは言えません
(最近では一部の高度の心不全に有効なペースメーカーもありますが)
心筋梗塞など心筋の病気になれば他の方と同じように心不全となりますし、
全身が他の病気で衰えれば電気刺激をしても心筋が動かなくなる状態ともなりえることは変わりません
回答ありがとうございます。
以前、電池交換をする前にずいぶん心臓が弱っている風でした。
ペースメーカーは心筋を強めるモノではないことをしり、
父も普通の人と同じことと分かり、安心しました。
お礼が遅くなったことをおわびいたします。
No.2
- 回答日時:
こんにちわ。
ペースメーカーのしくみについては、No,1様が回答してくれているのでご理解されたかと思います。
きっと知り合いの寝たきりの姑さんは、心臓以外の内臓も丈夫なんだと思います。
でも、ペースメーカーに「強制的に心臓を動かされ続けている」と思い込んでしまっているんでしょうね。
ペースメーカーは「電気刺激発生装置」なので、他に何か生命を維持していく事の出来ない状態になった時にまで、強制的に心臓を動かし続ける訳ではありません。
自分の祖父は95歳で亡くなりましたが、すごく心臓の強い人でした。
意識が無くなって、危篤状態になってからも、心停止からの再始動を2回程繰り返しました(汗
もちろん、年が年なので心臓マッサージなどはしていません。
祖父は95歳になっても、まだ尚「生きたい」と願い続ける人でした。
そのような人もいるのです。
あなたのお父様がそのような人で、周りもお父様にそう思えてもらえるような状況を作れたのであれば、きっとペースメーカーを入れた事で「残酷な結果」になったとは思わないのではないでしょうか?
回答ありがとうございます。
ペースメーカーを理解することで、残酷なこと思わなくなりました。
最期はどうあれ、本人が望むまで長生きして欲しいと思っています。
お礼が遅くなったことをおわびいたします。
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