No.1ベストアンサー
- 回答日時:
最終的にはインフレ誘導しかないと思います。
毎年10%のインフレにすると8年で借金は半分になります。
ありがとうございます。
インフレになると物の値段が上がりお金の価値が下がりますよね。
国の借金返済にはいいのかもしれませんが、さらに不況に拍車がかかる気がします。
つまり、「最悪、国が返せない場合は国民に返さなければいい」
の「国民に返さない」結果が、
インフレで物の値段を上げ庶民の生活を苦しめるということなんでしょうか。
国民が貸してるという事になってるらしいが、実際は貸しているという表現も「まやかし」
ということなでしょうか。
日本の借金は国民から借りてるから問題ないという考えがわかりません。
結局は国民の生活にツケが回ってくるのですよね。
No.15
- 回答日時:
そうまでして、誤魔化そうとするのならば、貴方の駄文を復刻してあげますよ
No.12
回答者:covanonki 回答日時:2010/12/07 23:42
No.8です。
私の回答を批判されている方もいらっしゃるようです。誤解をされてはかないませんので、補足させてい
ただきます。
外国では、アメリカでFRBがすでに6000億ドルの国債買い取りを表明しています。
米FRB、6000億ドルの追加的米国債購入を決定(ウォルストリートジャーナル)
http://jp.wsj.com/Finance-Markets/Foreign-Curren …
負債を減らしたいのなら、日本銀行もこのアメリカと同じことを行えばいいだけの話です。
FRBとは、アメリカの中央銀行の役割を担っている組織です。日銀と同じ役割です。
また、この方法を使う、と言うと「インフレにつながるのではないか」と危惧する人もいらっしゃるようで
すが、今の日本は過度のデフレ経済です。デフレが経済問題になっているので、なぜインフレになることを
心配する人がいらっしゃるのか、私には理解できません。
また、外貨に対して、「円が信用を失う」と言っている人もいるようです。ですが、今の為替市場は、過
度の「円高」状態にあります。消去法であるにせよなんにせよ、「円が最も信頼されている」という状態
であることは否定できません。ですが、このことで外貨が日本に集まりすぎて、日本の株価を大きく押し
下げる原因となっています。
であれば、「円が信用を失う」のかどうかはわかりませんが、少なくとも「円安」に振れてくれた方が
国内経済としては都合がいいはずです。
また、それでもなお、過度に円安が行き過ぎるのであれば、今の日本には、すでに無用の長物と化してい
る「外貨預金準備高」が1118121百万ドルも存在します(財務省データhttp://www.mof.go.jp/1c006.htm)。
であれば、これを売却して円に換えれば済むだけの話です。
財政法には、
「すべて、公債の発行については、日本銀行にこれを引き受けさせ、又、借入金の借入については、日本
銀行からこれを借り入れてはならない。但し、特別の事由がある場合において、国会の議決を経た金額の
範囲内では、この限りでない。」(第5条)
と記されていますが、連結決算に関しては触れられていません。
最終手段としてこれが可能なわけですから、後は信義則的な問題でしかありません。
ですが、そもそも、国債の買い取りは、No.8にも記したとおり、強制的に行うことにはメリットより
デメリットの方が大きいです。ですから、余り意味のないことだと思います。
No.14
- 回答日時:
管理者から指摘を受けるので控えていたのですが、
Hexa-6さん。あなたは以前にも同じように他者の回答に対して繰り返し批判を繰り返していましたよね。
ルール違反だとわかって回答されているんですか?
当然、今回のあなたの回答も違反報告させていただいています。批判しなければ、私の回答が謝った回答で
ある、と誤った判断をされる恐れもありますので、管理者があなたへの対応を放置する以上、きちんと反論
させていただきます。
米国が国債の買い取りを行ったのは今回だけじゃないでしょう?
過去に幾度も同じことを行っているはずです。ばからしいからいちいちデータを探し出してきて示すような
ことはしませんが。
アメリカだけじゃない。英国だって、中国だって、みんなやってることでしょ?
日本だけが国債の強制買い取りを行っていませんから(毎年定期的に行っている1.2兆円の買い取りは別
です)、減ることなく毎年蓄積されていますが。見かけの数値だけを公表して国民の誤解を生むような表現
をしているのはマスコミやあなたのような財政破綻論者たちでしょ?
日本の財政が破綻すると煽って何が楽しいんですか?
あなたの論説にはあなたの理論と真っ向から対立する考え方の人物が用いる表現もたくさん登場しますよ
ね。当然その理論は財政が破たんするという理論と真っ向から対立する意見ということになりますが、確
信犯的にそんな矛盾する理論を用いて面白いですか?
国債の買い取りにしたって、「借金をなくしたいのなら」という前提でお話してるでしょ?
買い取りをしたところで、国内で完結している日本の為替市場が円安に振れることもない(むしろ株価が
上昇しますから、外資がさらに日本に突っ込まれて、却って円高に振れる可能性だってある。それは日銀
が金融緩和を行ったときに証明されたはずです)と私は考えています。ですが、仮にそれで円安に振れた
としても今の為替相場は円高なのですから、むしろ望ましいことでは、ともお伝えしましたよね。
それでも、尚円安が問題のなるのなら、その時初めて外貨預金準備高を用いればよいのではないですか、
と言っているんですけど。
悪いけど、どっかのマスコミみたいに、パーツごとに切り取って批判するのやめてくれませんか?
No.13
- 回答日時:
>>回答者:covanonki 回答日時:2010/12/07 23:42
>>No.8です。
>>私の回答を批判されている方もいらっしゃるようです。誤解をされてはかないませんので、補足させてい
ただきます。
>>外国では、アメリカでFRBがすでに6000億ドルの国債買い取りを表明しています。
アメリカの財務から見えればごく僅かでしょ
アメリカの債務残高は定義によって変動しますが、国債だけを見れば50,000億ドル超。
550,000億ドル説も有名です
ファニーとフレディを抱えた現状ではどう見ても100,000億ドル以上はありますので、額では日本並みかそれの2倍位でしょう
が、GDPは日本の約3倍ですので、6,000億ドル=70兆円の買取といっても経済に与えるインパクトは小さい
日本銀行は、2009年に国債21兆6000億円を買取増額しましたのでほぼ同じインパクトだといえます
不況時の金融緩和策として各国とも似たような政策で特にアメリカ・は積極的緩和をしていますが
誰かさんのいう「国債を民間の金融機関から買い取ればあっという間に借金などなくなってしまいます。」なんて状況には程遠い
日本はデフレギャップがかなりあるので、買取をもう少し強化してもインフレに繋がらないだろうから、もう少し(数10兆円レベル)増やしたらどうかというのが、一部の政治家、エコノミストの意見で、ずっと論争してます
>>回答者:covanonki 回答日時:2010/12/07 23:42
>>No.8です。
>無用の長物と化している「外貨預金準備高」が1118121百万ドルも存在します
全額無用の長物とは妙な話ですが、総額で円換算95兆円程度。
焼け石に水でしょ
ちょっと数字が大きくなるとさっぱり検討がつかない人のようですね(笑)
算数IQが低く過ぎるんじゃないですか??
中学生にも劣る、低知能ぶりですね
都合が悪くなると削除依頼、ご苦労様wwwwwwwww
No.12
- 回答日時:
国民から借りているので借金は多大だが深刻ではないという意見。
「最悪、国が返せない場合は国民に返さなければいい」という意味でしょうか?
◎日本の国債は円で販売しているし
金利も円で増えて行くだけですね。
国だけが通貨発行権を持っている。
円の発行権は日本政府に在ります。
円の借金なら無制限に帳消し可能。
外国の通貨で日本国債を販売したら
どうなるか。たとえばドルでの販売
とはアメリカ国内でドルを集めて金
利もドルで返しますよね。借金の当然
ですが足らないから借りる訳です。
国債で集めたドルは支払に消えます。
問題は金利を含めて返す時です。ドルが
必要ですが発行権はアメリカ合衆国に
在ります。日本は流通しているドルを
返済日までに必要金額を集めて用意
するのです。貿易などで儲けるか新
しい借金で集めるという事になる。
予定通りには儲かりませんから借金が
加速度的に増えて行く。借金の限界が
来た時に国家債務の不励行が発生する。
円建て国債なら日本政府は平気です。
外国通貨建てなら危険が徐々に増えて行く。
◎日本政府には日本銀行券を無効に
する権限が在ります。つまり紙くずに
出来るのです。国債も紙くずと成る。
国民はたまりませんがねえ。
No.11
- 回答日時:
素晴らしい質問であり美しい質問であり、疑問はごもっともでございます。
質問者さまのご期待にどれくらい添えれるかは分かりませんが、精一杯チャレンジしようとの意欲湧かせるご質問です。よろしくお願い致します。
さて僕からの意見を述べる前に確認しておきたい事がございます。
日本も含めまして、世界の経済事情について、どの経済学者も政治学者も一体何をどの様にすれば良いのか?が全く見えておらず、いち早く代案を指し示し解消解決に向けて動かねばならなかったですのに、誰もがみんな沈黙してしまったという事実。
今いる経済学者や政治学者たちは、誰もがみんな代案を持たず何をどの様にすれば突破できるのか?について何も語れない状況である事を先に確認しておきたいです。
20年間も続いている日本経済の長期沈滞を一体どの様にすれば解消解決し突破する事が出来るのでしょうか?このご質問は、そこに対するチャレンジでもあると受け取っております。
それにしましても国民からの借金は一体なぜ深刻ではないのでしょうか?
お金を借りる時、他国に対して借金をするのが普通だと言います。例えば、アメリカは日本からお金を借りていると聞いた事がありますが、こういう事は普通当たり前なんだそうです。
逆に日本は、その全てが自分たちの国の国民からお金を借りていると言うんですね。日本が特別なんですね。
ここで、国を家だとイメージしてみて下さい。
その場合、信用が持てそうな家はどのお宅でしょうか?日本家ではないでしょうか?だって、日本家は自分の家族の中での取り決めにおいて、一人ひとりがお金を捻出して家全体の為に機能している姿勢があるという事になりますから。
しかも、日本家のお金の使い道が他の家の為に貸してあげるとなったらどうでしょうか?アメリカ家の為に、日本宅の自分たちが我慢しながらでも助けてあげたいとするこの姿勢。
世界から見たら何て素晴らしいお家なんでございましょうか。この姿勢は美しすぎます。
逆に、自分たちの家の為に他の家からお金を借りるという姿勢は如何でございましょうか?僕はその家に対して信頼を持ってくださいと言われましても、中々信頼をおけません。日本家の様に、自らを犠牲にしながらでも他の家の為にお金を用立てる姿勢にこそ信頼をおきたいです。
或いは、この様にイメージしてみては如何でしょうか?
世界全体を一つの家族だとします。国一つひとつは家族を成り立たせているお母さんや子どもだとします。そうしました時に、日本という国は家族の中で言えばどのポジションでしょうか?
自分を犠牲にしてまでも全体がよくなって欲しいと願う無我の姿勢です。
日本はまさに、お母さんのポジションではないでしょうか?自分がお腹が空いていても子どもたちにはすくすく育って欲しい、自分が買いたい洋服を買うのではなく子どもたちの教育費の為に使いたい、そんな願いを持ち自らを削りながらも全体の為に機能するのはお母さんのポジションであり無我の心です。他の国は子どものポジションです。
日本は全世界のお母さんの様な存在ですし、その無我の姿勢には信頼をおく事が出来ます。そうしたイメージを借りながら、何を伝えたかったのか?と言いますと、日本の借金は他の国の借金とは次元が違うという事ですね。
さて、借金が多大だが深刻ではないという観方についても諸説はあろうかと思いますが、僕の思いはこうです。日本の借金の仕方は次元が違う、美しい、信頼がおける。
次に、ここからがもっと重要かと思うのですが。
その借金はクリアせねばなりません。借金をどの様に返していくのでしょうか?
日本が、国民に対して借金をしているという事は、国民が諦める事さえなければ国は倒れないという強みでございます。それと、国民からしっかり国を守り立てていき、団結を図り易い条件が整っているとも言えます。
これから日本国民は、一人ひとりが主人精神と経営マインドをもって国家を運営するという心意気を持つべき時にきています。そして、その突破口が新しい産業です。イギリスから産業革命、アメリカからIT革命、それに続いておきるのは日本からの新しい革命です。
産業革命・IT革命は、世界に強烈な影響を与え膨大な経済大陸を見つけました。日本から始まる新しい革命は、それとは比較にならないくらいの圧倒的な経済大陸でございます。
それが日本から。
日本の国民一人ひとりに火がつきます。新しい産業はMade in Japanに続く第二の国家ブランドを創るまでに至ります。今、世界はお金過剰です。その過剰なお金を全て日本から始まる新しい産業に投資として呼び込みます。
日本に火が付けば全てが問題解決!日本の借金クリアが、そのまま世界経済景気低迷の突破口!故に深刻ではございません。
No.10
- 回答日時:
No.12の方と同意見です。
http://ameblo.jp/takaakimitsuhashi/
を読まれると良いです。
著者は、2ch出身の会計士で、前回の参院選にも出られた方です。
特に、ドミナントストーリーに関する前回あたりのエントリーが面白いですよ。
参考URL:http://ameblo.jp/takaakimitsuhashi/
No.9
- 回答日時:
>破綻≒デフォルトの可能性が出てきます。
国が借金を返さない、勝手に棒引き宣言をすることです。>日本の国債は、日本の企業・民間資金が大半だから問題ないとか言う馬鹿がいますが、デフォルトすると日本の金融機関は、殆ど破綻して倒産します。
>こうなると、取引先である一般企業も次々に潰れますし、資金調達が出来なくなります
>国も新たな借金が事実上出来無いし、税収など大半吹っ飛んでしまいますから、国民支援・補助政策などできなくなります。
>阿鼻叫喚、日本沈没に等しい悲惨な出来事でしょうね
外国の過去のデフォルト例があるが、そこまで酷くなかった
だから心配いらないと言う人が居ます
しかし、日本のデフォルトとアルゼンチンなどのデフォルトは随分環境が違います
2001年に950億ドル(約8.6兆円)という史上最大規模のデフォルト(債務不履行)に陥ったのがアルゼンチン。
破綻後、IMFから融資を受け資金調達
日本の債務額は、約900兆円、地方や外郭団体を合わせると1200兆円と言われてます
まるで比較にならない巨大さ.........
現在IMFの資金量は7500億ドル。ドルレート83円で換算して、およそ62兆円
IMFに日本を支えて救済する資金力は、ありません。
世界第3位の経済大国の破綻を支えられる機関なんてあるわけが無い
最大の拠出国が米国で、2位に日本、3位ドイツ.....2位の拠出国が消えたら、IMF自体大変でしょうね
更にアルゼンチンの国債は、海外資金の割合が高く、海外の引き受け先が損害をこうむった
日本でもアルゼンチンの債券を買って酷い目にあった人は相当居ます
その為、デフォルト後は、海外調達が信用を失ってままならなくなりましたが、IMFなどとはどうにか折り合いをつけてます
日本の場合は、95%以上が国内調達ですから、損失はモロに国内にダメージを与えます
アルゼンチンの100倍以上の大被害
そして、日本のGDPの2倍以上で、世界のGDPの9%(1割近い)の衝撃です
国内最大の金融機関であるゆうちょなどは、預金残高の90%~60%を国債につぎ込んでますから即死です
これら金融機関に決済を頼っている大部分の企業も行き詰り、倒れます
企業も含む預金者はもちろん、貸倒れをかぶって預金消滅、破綻者(社)も多数出るでしょう。
円は信用を失って、輸入がままならない。企業運営も生活者も奈落の底です
例え経済的に生き残っても、国内経済は壊滅的ダメージで商売不能、海外も巨大破綻のあおりを食らってで経済恐慌状態
更には暴落した企業の金銭価値(円暴落による)は、ハゲタカファンドの餌食となり、切り売り処分されてしまうでしょう
従って、デフォルトは運営を失敗すると可能性があるものの、現実には選択できない道です
よって、インフレ策しか残らないでしょう
No.8
- 回答日時:
日本の借金をなくす方法は、「増刷」ではなく、「発行済み国債の買い取り」です。
基本的に、日本銀行券を発券する権限があるのは日銀です。ですが、この日銀の主要株主は日本国政府で
す。
ですので、政府が日銀と協力して、発行済み国債を民間の金融機関から買い取ればあっという間に借金など
なくなってしまいます。(この時に、足りない部分は増刷する必要も出てくるでしょう)
発行済み国債を「資産」として日銀側のバランスシートに計上し、日本国政府の負債と相殺すれば、良いだ
けの話です。
というより、他の方の回答を見ていると、増刷した日銀券を市場に撒く、という趣旨の回答が多いようです
が、わざわざ増刷せずとも、すでに民間の金融機関は「金余り」の状態となっています。
政府が撒いたお金が、国民の手元には渡らず、金融機関に滞留しているのが今の経済のウィークポイントだ
と思います。国民の手元に回せないお金が、「国債」として、再び政府の手元に集まっている状態です。
ですから、考えなければならないのは、どうすれば銀行の段階で止まっているお金が、国民の手元にまで
届くのか、ということではないでしょうか。
でなければ、たとえ発行済み国債を買い上げたとしても、銀行は再び政府の発行した国債を買い集めよう
とするでしょう。
たとえゼロ金利にしようが、金融機関の預金準備金の額を引き下げようが、国債を買い取るための基金を
設置しようが、そのお金が市場に流れないのでは、本末転倒です。
やはり一番効果的なのは公共投資。政府が民間企業に仕事を発注し、銀行からお金を借りさせるわけです
から、もっとも即効性の高い政策だと思います。
そのうえで、さらに産業の創出、外需に頼るのではなく、国内でお金の流れが完結するような産業の創出
を行うこと。お金が十分に回りだした段階で今度は社会保障のことを考え、国民が潜在的に消費を鈍らせ
るリスクを減らすことを考えるのが一番良いと思います。
No.7
- 回答日時:
誰かの借金は誰かの資産です。
誰かの借金が無くなれば、誰かの資産が無くなる事を意味します。投資とは誰かの借金と誰かの資産であり一体の存在です。つまり借金が世の中から無くなれば無くなるほど、世の中から仕事が消えて無くなる事を意味します。世の中から借金が減れば減るほど、世の中から仕事が減り続け景気は悪くなってゆきます。お金が世の中に回らなくなり、貧しい人はより貧しく、資産家は資産を貯めこみ資産を眠らせる という自体になってしまいます。
なぜこれほど多くの国債発行を国が行う必要に迫られたのかといえば、それはバブル崩壊後民間企業が大量の借金返済を行ったからです。日本は10年以上ほぼゼロ金利水準にあります。これだけ低利の状態にありながら企業は事業拡大より借金返済を優先し、借金の縮小に明け暮れたのです。それどころか現在では大量の内部留保を抱えているような状態です。
借金返済や預貯金が増えながら、投資や事業拡大が増えない状態が続くと、銀行は貸出先が不足し投資先が不足しお金が戻ってくるばかりという状態になりお金が銀行に滞留してしまいます。そうなるとその滞留している分だけ世の中にお金が流れず、世の中から仕事がなくなり、景気が悪くなってしまいます。これが酷くなると恐慌に陥ります。
日本が恐慌に陥らなかったのは、企業の大量の借金返済によって放っておけば銀行に滞留してしまう資金を、国が国債発行というかたちでお金を使い市場へ流しだしてきた(企業に代わって国が借金を増やしてきた)からです。
現在の問題は、企業が事業拡大を行わず借金を増やさずに居ることです。日本は10年近くほぼゼロ金利状態です。このような低金利にあるにも関わらず企業は事業拡大に消極的です。国の国債発行も市場で売買されていますので、企業活動が活発であれば国債が売られ長期金利が上昇することで、必然として国債発行は縮小の方向に動くのです。が、日本は企業活動の活発化が進まず、国債が買われ長期金利は低利率をずっと続けています。
恐慌に成って膨大な資産が消えてなくなる事(借金が消えてなくなる事)は国にも個人にも何一つメリットがないのです。
企業の借金が増えない限り、国の借金は減らないし減らせないという事です。企業の借金が増えないのに、国が緊縮財政で借金を減らすと景気経済の状況はますます悪化し恐慌入りです。
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