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天文雑誌などの解説の適正露出は、ヒストグラムの山のピークが左から1/4になるように、とあります
実際そのように撮れてる写真はコンポジットもしやすく綺麗に仕上げ安い気はするのですが

撮影する際、基本的にこの原則は守って撮るものなのでしょうか

求める露光時間、手持ちのレンズ性能、空の暗さなどで
どうしてもヒストグラム右寄りになりがちなのですが
黒飛び、白飛びさえしなければ、コンポジット時になんとかなるものなのでしょうか

少ない自分の経験的には、なんとかなるような気はするのですが
(下手ですが自分なりの例)
コンポジット前
http://picasaweb.google.com/11758200164955123440 …
コンポジット後http://picasaweb.google.com/11758200164955123440 …

自分のコンポジットスキルが低いせいか、白・黒飛びはしていない写真なのにも関わらず
どう工夫しても綺麗に仕上げることが出来ない画像もあります


今後の撮影方針として、黒・白飛びさえしていなければ良いのかどうか、ご教授頂けると助かります

出来の質を求めるのならば、露光時間等を犠牲にして(撮りたい写真じゃなくして)、ヒストグラムを順守した方が綺麗に出来るような気はするのですが・・・。

A 回答 (1件)

撮影はRAWですか?JPEGですか?


JPEGでしたら、撮影後の処理はあまりできません。RAWでしたら、結構後処理が効きます。JPEGは基本的に後処理を行わない場合の撮影法です。RAWは後処理を前提とした処理です。
黒飛び、白飛びですが、デジタルの場合、黒飛びの方が救済しやすいです。白飛びするとは、データが飽和している状態ですから、救済はこちらが難しくなります。黒飛びは、ノイズは増えますが、増感である程度救えます。いずれも、RAWで撮影した場合です。JPEGは、基本的に一発勝負で後処理をしないモードです。

写真を拝見しましたが、下の部分はもっと黒に締めたいです。フイルムの場合、覆い焼きを行いところです。ネガを印画紙に焼き付ける時に、黒に締めたいところを手で少し覆って明るくならないようにする処理です。デジタルでしたら、境界をぼかしたマスキング処理です。試行錯誤しかないと思います。

あと、気になったのが日周運動の写真をデジタルで20分程度の露出で撮っていることです。フイルムなら問題はありません。フイルムは相反則不軌といって、露出時間が長くなるにしたがって感度が低下する現象が起こります。日周運動の撮影で、背景は相反則不軌で著しく感度低下が起こりますが、星は最大数十秒で動いてしまいますから、相反則不軌はそんなに起こりません。この性質のため、フイルムでは背景が白飛びすることなく、綺麗な日周運動の写真が撮れました。
デジタルでは、相反則不軌は起こりません。背景が白跳びしやすくなります。デジタルで同じようにするのは、比較明合成という処理です。背景の光を適度に抑え、星はしっかり写っている露出時間で撮影します。あと、明るい方を優先した合成を行うと、背景は星が写るぎりぎりの明るさで、星の方は日周運動がしっかり写っている写真を撮ることができます。
この手法とマスキング処理をうまく使うと、都心の夜景と日周運動を一度に取ることができます。
はじめて似た時は、魔法のような撮影法でした。
ただし、何百枚の画像になることにもなりますから、JPEGで撮影、PCに直接保存になります。AC電源か外部バッテリーがあった方が好ましいので少し大がかりな撮影になります。

参考URL:http://www.itaime.com/itaime/cat6972731/index.html
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