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(1)[Cr(OH)4]^-が酸化されてCrO4^2-に変化する場合の半反応

(2)CrO4^2-を含む溶液を酸性にするとCr2O7^2-が生じる反応

(3)Cr2O7^2-が還元されCr^3+と変化する場合の半反応

(4)過酸化水素が酸化剤あるいは還元剤として働く場合の半反応

(5)上記(1)と(4)および(3)と(4)の組み合わせで起こる酸化還元反応

A 回答 (2件)

#1のお答えが適切なので一つだけ付け足すだけにします。

蛇足ですが重要かも知れません。
(2)ですが、CrO4^2-がCr2O7^2-になる反応です。
分子式だけ見ると何だか変な反応ですが、これはクロム酸二分子から二クロム酸一分子ができる反応です。
無理やりプロトン(H^+)を付けてみると、
2(H-O)2CrO2 → H-O-CrO2-O-CrO2-O-H + H2O
という反応で二クロム酸はクロム酸の「酸無水物」です。
構造が分からないと丸暗記になってしまいますので、覚えていた方が良いかもしれません。
ただ、化学は苦手で覚えたくないと思われたら、忘れて下さい。
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水溶液中で起こる酸化・還元反応、またはそれに関連した反応のイオン反応式は次のような手順で作ることができます。


(1)着目する酸化剤・または還元剤を書き、酸化数の変化する元素の数を合わせる
(2)反応式の両辺で酸素原子の数に不一致があればH2Oを補って合わせる
(3)反応式の両辺で水素原子の数に不一致があればH^+を補って合わせる
(4)反応式の両辺で電荷の数に不一致があれば電子e^-を補って合わせる

原子数の保存と電気量の保存だけを使っています。
「酸化数」の値は必要ありません。
・・・・・・
(1)[Cr(OH)4]^-  → CrO4^2- +4H^+ +3e^- 

(2)2CrO4^2- +2H^+ → Cr2O7^2- +H2O

(3)Cr2O7^2- +14H^+ + 6e^- →2Cr^3+ +7H2O

(4)H2O2 +2H^+ 2e^-→2H2O (酸化剤)
  H2O2 → O2+2H^++2e^-  (還元剤)

(5)e^-がちょうど打ち消しになるように組み合わせる。

すべて教科書に載っている反応式だと思います。
教科書で調べても分からない所を質問するようにして下さい。
試験の前に教科書をみる余裕がない、質問した方が速いというのでは困ります。

私がこの回答を書いたのは
手順の(4)、「電荷の保存で電子の数を合わせる」 という部分を書きたかったからです。
多くの教科書では手順の(2)に「酸化数の変化に合わせて電子を書く」というものになっています。
酸化数が分からなければイオン反応式を作ることができないという事になります。
でも酸化数は便宜的な量です。それに対して電荷の保存はもっと大きな原理です。
(「酸化数」はこのようにして求めた半反応式に合うように「電荷を成分元素に割り振ったもの」でしかないのです・・・・共有結合でできている物質を「イオン結合でできている物質であるかのように見なして」電荷を当てはめていると言っても同じことです。こういう風にして求められた値が便利なのでよく使われているというだけです。)
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