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国際金融のトリレンマの資本の自由移動とは具体的になんでしょうか?
財を輸出入すれば資本が動くと思いますが、昔日本は固定相場制の時に資本の自由移動がなかったと聞いています。ということは貿易が自由にできなかったのですか?それとも何か貿易をする際に届け出とかが必要だったのでしょうか?国際収支の天井もよくわかりませんし、ご回答お願いします

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A 回答 (1件)

おそらく資本自由化の事だと思いますが。



■資本の自由化
 外国資本の参入の自由化措置になります。

 日本は島国ということもあってか古来より戦前まで支配されることを恐れ、外国資本の参入には非常に消極的でした(江戸時代の鎖国制度など)。戦後、ようやく外国資本の出資比率などの設定を行い、国際収支の改善に限るなどの条件で外国資本が参入できるようにします(外資法)。
 しかし1964年に日本がIMF8条国(自国通貨と外貨を自由交換、外貨使用制限の撤廃義務化)やOECDの正式加盟国となりました。このため資本取引の自由化を推進する義務を国際社会に負うことになります。徐々に諸外国から資本取引の自由化を迫る圧力が高まり、1967年より73年にかけ段階的に外国資本の受け入れ制限を撤廃し、国の安全に関わる事業以外は資本自由化されました。

> ということは貿易が自由にできなかったのですか?
 いつの時代を指すかわからず確信もなくて申し訳ないですが、外貨がそもそも少なかったので自由に貿易していたとは思えません。一部の政商ぐらいじゃないでしょうか。戦後も法律や規制がありましたので自由に貿易はできたとは言えないような。

>国際収支の天井
 国際収支の天井とは国際収支が経済成長の限界になっていたことを指します。まず経済成長するということは需要が伸びることになります。需要が伸びるということは供給も伸びる必要があります。このとき国内で供給できなければ海外からの供給(輸入)に頼る必要が出てきます。さて海外からの供給に頼る場合、必ず外貨が必要になります。外貨を得る方法としては輸出がありますが、国内需要が伸びていると輸出に商品をほとんど回せません。あとは外国資本を受け入れる方法ですが法律で規制されていればそれも儘なりません。結局、国は需要抑制政策を取り需要を抑えこむ必要が出てきます。このように経済成長にあたり国際収支が壁になってしまうので国際収支の天井と呼ばれました。
 なおこの現象は固定相場制でのみ起こる現象で変動相場制ではおきません。日本でもかつて起きていた現象ですが、外国資本を受け入れ、さらに変動相場制への移行や製品の品質向上で輸出が伸び解決しています。

参考になれば幸いです。
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