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大学の物理の実験でGM計数管を用いて、鉛でγ線吸収測定を行いました。
しかし、文献値より、実験値で求まるγ線の吸収係数のほうが小さくなりました。
調べてみたところ、一般的にはそうなるようなのですが、
なぜ、予想より多くの放射線がGM計数管に入ったのかわかりません。

どなたかわかる方いらっしゃいましたら、教えてください。
よろしくお願いします。

A 回答 (3件)

バックグランドの影響でしょう。


吸収係数を求めるとき、片対数用紙を用い、横軸に鉛の厚さをリニアーに
縦軸に計数値を対数にとり、その傾きを求めますね。
計数値の大きい厚さでは影響が少ないのですが、本来計数値が低い筈の厚さ
のところでは、バックグランドによって大きめになり、右下がりのグラフの
傾き(の絶対値)が小さくなり、d(ln(I/Io))/dt=-μ
が小さくなるのです。
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この回答へのお礼

お礼が遅くなり申し訳ございません。
バックグラウンドを測定したのに考慮するのを忘れていました。
ありがとうございました。

お礼日時:2011/01/07 22:59

鉛板の中での散乱線がセンサーに入らないように工夫する必要があります。


線源の真後ろにGM管を鉛板に垂直に置きます。GM管は鉛の薄板で覆うのがよいかもしれません。その辺は実験の指導員に聞いてください。
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この回答へのお礼

お礼が遅くなってしまいごめんなさい。
散乱線の影響で計数値が大きくなってしまったのですね。
ありがとうございました。

お礼日時:2011/01/07 23:04

専門家ではありませんが、非破壊検査などのX線やガンマ線での撮影の場合、散乱線の影響によって、像がボヤーッと白っぽく感光することがあります。



それは、撮影時間や装置とフィルムの距離、地面からの散乱の影響で被ってしまうからです。

だから、鉛とGM管の距離や壁や地面などの条件によって実験結果が変わるかもしれませんね。
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この回答へのお礼

お礼が遅くなり申し訳ございません。

散乱線が影響を与えることを知りませんでした。

ありがとうございました。

お礼日時:2011/01/07 23:01

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