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建売の新築戸建ての購入を検討しています。←木造です。

物件の検討段階ですので決定したわけではないのですが
まだ建っていない物件であれば、別料金はかかると思いますが
断熱材を入れてもらおうと思っています。
(現在私は木造戸建ての実家に住んでいるのですが、とにかく寒くて、
暖房をつけていても、切るとすぐに部屋が冷えてしまう為。)

調べたところ、グラスウールなどの断熱材を入れる事で保温性がアップするとの
事で、是非入れたいなぁと思っているのですが、材質や工法などが色々あり、
それぞれ一長一短で素人の私にはどれが良いのか判別がつきません。

さらに結露の問題もあるとの事で(これが一番心配です)、どうしたら良いのか迷ってます。

そこでご質問なのですが

◆オススメの断熱材の材質は何でしょうか?
(それぞれ一長一短あると思いますが、出来れば縮んだり劣化しにくい物が良いです)

◆結露を防ぐにはどういう事が必要でしょうか?結露が出来るかどうかと言うのは
材質さえ結露の出来にくい物を選んでおけば大丈夫なのでしょうか?

◆結露を気にするのであれば断熱材は入れない方が良いのでしょうか?

◆断熱材については施工する人の腕次第と聞いた事がありますが、腕が良いかどうかは
わからないです…腕が良くない方が施工する場合でもしっかりした断熱効果が得られて、
結露も起こりにくいというような材質、工法はありますでしょうか?

以上ですがどうぞよろしくお願いします。

A 回答 (4件)

(3)の再アンサーですが、



>まだ建っていない物件であれば、別料金はかかると思いますが
断熱材を入れてもらおうと思っています。

今どき、といいますか、はるか大昔からでも、どんな最廉価クラスの建売住宅レベルでも、「断熱工事」は最低限の「標準仕様」になっていると思います。
「お金のかかる別料金オプション」というような仕様の建売業者レベルだったら、そういう業者物件には他のトータルレベルで考えても手を出さないほうが賢明ですヨ(^^。

どんな建売業者でも建物の「標準仕様書」(設計書)というのは備わっているのは承知と思います。
それがなくてどういう建物?
どういうグレードで建てる?って契約の指針がないってことはあり得ないでしょう?(^^

またすでに建ってるものだったら、「目で見た限りの商品ですよ」だけじゃ安心して買えないですよネ(^^

標準仕様書に「断熱工事」の項があります。
標準仕様に謳われていることは当然お金を払うこと内容ですから、たとえばグラスウールを入れる標準施工マニュアルというのが材料メーカーに当然のようにあります。
標準品例 http://www.glass-fiber.net/form/index.html

契約内容に謳われていることは当然、施工マニュアルどおりが標準。勝手なやりかた、手抜きだのは許されません。
それに対して対価を払う建主契約者はとことん「ただ単に完全な標準施工なだけ」を要求、追求するだけです。買主・建主ですもん(^^。

施工業者技術・知識レベルが心配であれば、先の施工マニュアル持参で、販売主・不動産営業担当や社長などに、「このことが一番気がかりだ。徹底的に標準施工の品質を見守ってくれ。見届けてくれ。施工写真を撮っておいてくれ」と人間信頼感を期待して頼んでおけばいいのです。もちろ現場で大工さんと顔を合わした時も。
施工マニュアルも複数用意してそういう会話と同時に手渡せば、いくらハイハイ(内心、口うるさいシロウト施主と思う)生返事で受け流そうと思っても、施工時にはかなり気にして手をかけるはずです。それなり責任感で仕事している人間ですもん(^^。

(まー本当に重要な「気がかりなこと」は、並び立てればもっと他にいくらでもあるわけですが(笑)

また、言われなくても常識でマニュアルのようにやってあたり前の現場職人かもしれないし。念押しぐらいのつもりで(^^

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一般的に、「ウチはこの材料とマニュアルを多用している」という販売主や工務店側の特別の提示がない限り断熱材はグラスウールが標準、並、一般的だと思います。
コストパフォーマンスでいまだ一番ですから。(またはロックウール。ほんの若干性能劣るもその分ほんの若干安い)

厚さが50mmか100mmかで、100mmにしたい場合差額追加オプションというケースの、50mm標準仕様レベルは存在します。
大した差額でないですから100mmにすべきべきでしょう。(関東以北の場合)
また多少の施工いいかげんさがもしあっても、その厚さ膨らみで内壁側ボートとの密着性がいいですから。=膨らみを押し込むほど密着性がいいということは、その間に空隙ができにくい。=その空間を空気が流通・循環するのを防いでくれる。
特に木造在来工法など、床下の空気が温度の高い天井側へ壁内を伝って通気しているのが現状多々です。
(しっかり文書や設計・施工図で指示して見届けないとまだまだいいかげんなのが現状です。)

北海道・東北でもない限り、断熱材の室内側の防湿フィルムの完璧密閉性にはそうシビアに心配しても、神経が休まりません(笑 完璧を目指すという目標値の謳いあげで、よりハイレベルを、の(笑

仮に空気の流入が多少箇所あっても、通気しているわけではないですから、そんな内部まで流入循環が起こるわけでないので。仮に多少の湿気状態が部分小面積に起こっても、全体性能が一気に低下するほどでなく。○×思考しない柔軟性も必要。人間相手。コンセント・スイッチボックスなど密閉性を損なう要因は多数・・現状なので。。。

冷房による壁内の逆結露、カビの発生症状は、先に記しました、壁内空気循環が室内ボード
側に起こるような空隙が放置されて、その接触面で起こっている例です。

耐用年数迎えた木造住宅の建て替えや部分リフォームの現場には相当数立会い研究している立場ですが、断熱材の結露が原因で耐用年数を縮めたというような決定的な腐朽要因は経験ありません。腐朽の場合、外部から雨水・湿気など浸入しての腐朽がすべてと言っていいほど。雨漏り・壁内雨水浸入などあってはならない根本欠陥ですから、断熱材の是非と別問題です。
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この回答へのお礼

再度のご回答と、大変詳しいご説明本当にありがとうございました。
odasaga09様のご回答を読ませて頂いて安心しました。

とにかく冷え性で、いくら暖房をつけても手先足先は冷たいままなので
暖房がよく効く暖かい家にしたいなと思ったのですが、
ネットで色々検索していると結露についての記事がたくさんあり
結露でカビや腐朽が起きる可能性があるなら、標準仕様の断熱材だけで
我慢しようかなと思っていました。

やっぱり暖かい方が良いので、断熱材を分厚くしてもらう方向で
検討したいと思います。

本当にご親切にどうもありがとうございました。

お礼日時:2011/02/02 20:37

>結露を防ぐにはどういう事が必要でしょうか?



結露はあくまで流動空気と固体接触面で発生します。
たとえば室内側の断熱材がむき出し状態中に、断熱性能温度差によってはその断熱材表面にさえ結露することを観察できます。

結露はまた室温の上昇、湿度環境によって蒸発しますが、問題はグラスウール等の繊維多孔質(つまり空気をたくさん含んでその空気の熱伝導の低さゆえに断熱効果を果たす)その空気層が結露水で湿潤して、内包の空気による断熱がなくなることが問題の本質です、断熱性能的には。
(もちろんカビ・腐朽の原因になります。)

それを防ぐために断熱材の表層に防水フィルムが付いている、かもしくは、透水透湿しない材料となるわけで。

ですから壁体内(断熱層)に空気の流入を防ぐ「密閉性」こそ最大の重要施工注意点です。
またいずれの外部からも空気流入流動があると、冷房時、真夏の高温高湿外気と室内の低温の温度差で壁体内に逆結露が発生します。
床下や天井部との密閉性に無頓着な木造軸組み在来工法では、むしろこの逆結露、壁体内でカビの大発生など、現代の空調設備生活時代、一般理論だけの人の目にはつきにくい隠れた大問題ともなっています。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
なるほどなぁと思いながら読ませて頂きました。

”壁体内(断熱層)に空気の流入を防ぐ「密閉性」こそ最大の重要施工注意点”
という事だと、よほど技術がしっかりした工務店にお願いしない難しいのでは
と感じました。

私がお願いする工務店は営業年数も長くなく、恐らく技術については普通程度
ではないだろうかと思うのですが(建売ですし、予算を上げるほど余裕も
ないのでそこは仕方ないと思っています)、そういう場合、その工務店に
断熱材を入れてもらう工事はお願いしない方が良いでしょうか?
もし宜しければodasaga09様個人的なご意見で結構ですのでお聞かせ
頂ければ有難いです。よろしくお願いいたします。
(ちなみに結露の心配がある事を考える前は、断熱材を入れる事で冷暖房費も節約出来るし
防音効果もあるとの事なので是非と思っていたのですが、結露によって
カビや腐朽する可能性があるのなら入れない方が良いと思っています。)

お礼日時:2011/02/01 17:00

グラスウールはいちばんコストパフォーマンスに優れた断熱材です。


性能は重量と厚さで決まります。高性能GWなどもあります。
結露防止には、正しい施工が必要です。
高断熱高気密施工であれば、屋内側にポリスチレンフィルムを隙間なく貼り、
その外側が断熱材になります。
そうでない場合も、断熱材に付いているビニールを正しい方法で間柱、梁、床に止め、
密閉度を高めた施工にし、破れた部分などは気密テープなどで丁寧に補修します。
そういったことで内部結露は防げます。
床は、根太間で納まる発泡系の樹脂パネルの高性能断熱材だと、施工に無理がありません。
性能別にランクがありますので、Eランク(熱伝導率(λ)=0.028~0.023)以上であれば根太間に納まる厚さでいけそうです。(太平洋側の大都市以西の場合)

コストをかなり掛けてもいいのであれば、発泡ウレタンの吹きつけや、Eランクの上のFランクのパネル断熱材で外貼り断熱工法というのもあります。

壁を密閉しない工法の場合は、羊毛断熱材やパーフェクトバリアなどの、万が一内部結露してもいずれ乾く断熱材がいいようです。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

屋内側にポリスチレンフィルムを隙間なく貼るのも
やはり施工する方の技術力が必要という事ですよね?

技術力があまりない可能性もあるのですが
それなら下手に断熱材を入れてもらわない方が良いのでしょうか?
(建ててもらう工務店は大手でもないですし、府知事免許(2)の会社
ですので、昔から営業している工務店でもないので)

また、屋内側に貼るポリスチレンフィルムというのは結露防止の為に
別でお願いするものなのでしょうか?(標準の工事の場合、
そのようなフィルムは貼らないものなのかという意味です)

発砲ウレタンや、羊毛断熱材、パーフェクトバリアなども
あるとの事ですが、費用についてはどの程度差があるのでしょうか?

ちなみに土地面積が60m2、延べ床面積は110m2ぐらいの木造戸建てです。
余裕があるわけではないので、数百万かかるようだと断念せざるをえません…

お忙しいところ恐れ入りますが、わかる範囲で結構ですので、
再度のアドバイスよろしくお願いいたします。

お礼日時:2011/01/31 13:10

結露とは 空気中に含まれている水分が 温度低下によって凝縮し


空気中に含みきれなくなって排出される現象を言います
これを防ぐには その部屋の空気の露点温度以下に建築材料の表面がならないようにすればいいのです
つまり外気温との温度差が大きければいいという事になります
それはつまり材料の熱伝達率を悪くすればいいという結論になります
断熱材とは熱伝達率の非常に悪いものであり
材料の種類によってこの数値はマチマチです
更に同じ材質であっても 密度、厚みによって断熱性能は変わってきますし
工事の品質によっても変わります

>断熱材については施工する人の腕次第と聞いた事がありますが、

つまりこれですね 隙間だらけでスカスカであればその効果は期待できません

まず 建築業者に具体的な施工法を熱伝達率の数値を入れた試算をしてもらいましょう
そういう数値がきちんと出せないようなレベルの業者は避けたほうがいいでしょう

断熱材のメーカーのカタログを見ると かなり勉強になりますよ

http://www.mag.co.jp/


http://www.nichias.co.jp/
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
なるほど…熱伝導率が悪ければいいのですね。
購入する家が決まったら、熱伝達率の数値を出して
もらえるよう聞いてみたいと思います。
教えて頂いたサイトもじっくり読んでみます。
どうもありがとうございました。

お礼日時:2011/01/30 23:39

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