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大学の工学部で相対性理論とか量子力学をきちんと教えているところってどこでしょうか?
東工大の電子物理工学を出ている人でもよくわかってないみたいなので、工学部だといったいどういう人なら勉強してるのだろうとか不思議です。

A 回答 (3件)

量子力学: これは工学部でも電子工学や材料を勉強するならば


避けて通れない分野ですから、きちんと教えられていると思います。

特殊相対性理論: 特殊相対性理論という講義はたぶん開かれませんが、
 電磁気学か力学の講義の一部で、ローレンツ変換などについて
 ごく浅く習うと思います。

 ただし、工学部の専門科目で、相対性理論を使うことはほとんど稀なので、
 忘れてしまう人やそもそもよく理解しなかった人も多いと思います。

一般相対性理論: これは工学部ならばまず開講されないと思います。
 そもそも一般相対性理論が必要になるのは、天体物理か、
 素粒子・原子核物理を研究する人だけですし、
 普通工学部ではそんなことは研究しません。

工学部の大学生で一般相対性理論に詳しい人:
 大学の講義ではなく、個人的に興味をもって独学で勉強した人ではないでしょうか?

回答者が相対性理論に興味をもった高校生で、工学部に進学するか悩んでの質問であれば、
工学部に進学して、相対性理論は自分で本を読んで勉強するという手もあることも
検討してください。
  
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どこでも教えています。


ただ、学生が理解できるかどうかは別問題です。
アルバイトで講義に来た先で「この2クラスは選択だからいくら落しても良いよ」と事務に知らされたので、1名に「可」を付けて残り2クラス全員を不可にした、量子力学の研究者の方がいます。
必修と選択を合わせれば、この工学部の学生全員は1回は教えてもらっているはずです。
必修の方は落すわけには行かないから、250点満点の試験をして、50点以上を可にして(学校内内規)95%以上は進級可能にしました。
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東大では、少なくとも物理工学科で量子論をちゃんと教えているのは、東大の共同研究者の知識などから十分わかります。

東大電気・計数は知りませんが、電子に相対論・量子論を教えてないことは考えられません。でなければ、東大電子の先生が「量子波プロジェクト」に参画できませんから。それに、電子や応物の学生に相対論を教えなければ、一般相対論を満足するマクスウェル電磁方程式を教える意味もありませんし。

わたしは東大以外の電子工学科ですが、2年生の物理学(必修科目)の授業で、ガリレイの相対性原理をはじめとする相対論を習いました。ですから、相対論は工学部ならば大抵の学科で履修していると思います。量子力学は3年でしたが、電気工学科と共通開講の自由選択科目でした。

普通の大学なら、電子工学科や応用物理学科(場合によっては通信工学科も)ならば両方ともカリキュラムに入ってるとは思いますが、電子で量子論とかを必修科目にすると、必修が増えすぎて、文科省からクレームがついてしまうそうなのです。ですから、応物は知りませんが、電子だと、量子論を履修しないでも卒業できます。東工大の電子物理はどういう学科なのかはわかりませんが、東大物工も電子工学科と大差ないようですから、他大学の電子と概ね同じでしょう。

しかし、よしんば履修していたとしても、どちらも極めて抽象的で難解な学問分野なので、酒でも呑んで忘れてしまってるかも知れませんね。東大・東工大でも、卒業後も覚えているのは、研究者とか、メーカーでレーザとか量子エレクトロニクスやってる人とかに限られるのではないでしょうか?でも卒業したばっかりでそのテイタラクだったとしたら、よほどデキが悪いとしか言いようがありませんねえ。
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