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先日「朝まで生討論」で堀江氏が〈尖閣諸島は必要なのか〉と討論していました。
「尖閣諸島が例えば中国に占拠されたとしても日本の国益に大きな影響を与えることはないし、万が一そんなことがあったら国際社会が黙っていない。」
とおっしゃっていました。

私は概ね間違ってはいないかなと思ったのですが、国際社会がどのような対応をとれるのかというのがわかりません。
例えば、多国籍軍は一般的には国際連合の決議が必要ですよね?
(必要ない場合もあると聞いたのですが・・・詳しく教えてください)。
また、経済制裁であっても、今や経済的には必要不可欠になっている中国とのパイプを打ち切ってまでも、各国が自発的に制裁に及ぶとは思えません。
たとえ、経済制裁を加えたとしてもロシアから流れて行ってしまえば、非常に遅行性であります。
極端な話、中国が暴走を始めた場合、どのような止める術があるのでしょうか?
また、尖閣諸島が占拠された時の国益の影響というのは実際どの程度なのでしょうか?

A 回答 (9件)

 ちなみに、尖閣諸島の原油埋蔵量は1969年および1970年に国連が行った海洋調査では、推定1,095億バレルだそうです。



   1,095億バレル 
 × 85.40ドル(1バレルあたりのWTI原油先物価格)
 × 83円(現在の1ドル)
 = 776兆円

 日本の国債(753兆円)を帳消しに出来る額です。ちなみに、2010年度の日本の貿易黒字は6.7兆円です。

 長い不況で苦しんでいた英国が、北海油田(埋蔵量は130億バレル)開発などもあって不況を脱したことも考えると無視できないと思いますが…。

>多国籍軍は一般的には国際連合の決議が必要ですよね?
 いりません。
 (多国籍軍とは国連とは無関係で、複数の有志国が共通の目的の為に軍隊を提供する事。)

 9.11に端を発するイラク戦争の時は、米国は国連決議を待たずに戦争を開始しました。
 まあ、大義名分がほしい時(参加国を増やしたい時とか)は、国連決議を待ちますが…。

 端的に言って、アメリカが特定の国が気に食わないぶっ潰すと決めれば、追従者が出て多国籍軍が自動的に成立します。
 (アメリカは、核戦争による地球消滅を想定しなければ、ただ一国で全世界を敵に回しても勝利する事が可能。)

>極端な話、中国が暴走を始めた場合、どのような止める術があるのでしょうか?
 とめる手段は、自国による軍事力による抵抗だけです。

 中国がスプラトリー諸島(フィリピンとベトナムの中間くらいで、中国本土から1000Km以上彼方の南シナ海上の岩礁)を軍事力で制圧(ベトナムに70人以上の死者が出た)しましたが、たいした制裁など起きませんでした…。
 (2010年3月にアメリカのスタインバーグ国務副長官とベイダー国家安保会議アジア上級部長が中国を訪れた際、中国政府は南シナ海を『自国の主権および領土保全と関連した「核心的利害」地域』と見なしているとの立場を、公式に通知)

 核保有国である中国が相手ですから、制裁などやれば最悪「核兵器による報復」です。
 (真面目に考え出すと、他国でなく自国の核武装の是非が問われる事になる。)

 自国の破滅の危険を犯してまで日本を助けようなんて国有るとは思えませんしね…。
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この回答へのお礼

具体的に数字を出していただきありがとうございます。
日本は実際に尖閣諸島付近の油田の開発を行っているのでしょうか?
(聞いたことはありませんが)

お礼日時:2011/02/13 19:02

金儲けは長けているが、政治なんてド素人なのに、ああいう討論会に出演させることがそもそも間違っています。

見ていて不愉快でした。TV局もある程度想定して出演させているのでしょうから、期待するほうが間違っているかもしれませんが、司会のじいさんも皆グルです。こんな状態なのに、視聴率優先で番組をつくるべきではないですし、もっと真剣に国の将来を討論してもらいたいものです。まず尖閣諸島を中国が占領しても、国際社会は直接は動きません。基本的に当事国同士の問題だからです。また金で買えばいいという理屈も通りません。いくらロシアが経済的に困っていても、北方領土は一島も戻って来ていません。当然、金でどうこうという交渉は過去数十年に渡ってやってきたはずです。明らかに国際法上、日本の領土だと声を荒らげても、それがどうしたと言われれば、戦争して取り戻すしか方法がないのです。領土というものは非常にデリケートな問題なんです。
またちゃんと所有者がいるのに、日本政府も所有者すら上陸させていません。誰も住んでいない領土をどうやってしっかりと守れるのでしょうか。竹島のように占拠されたらどうしようもないのです。
経済制裁といっても、アメリカも中国がないと莫大な国債を買ってもらえる国がないですし、米韓共同軍事訓練など、何やかんやと強気な政策をしても結果的に何億ドルもの貿易契約を取り付けました。日本以外はそういう交渉術に昔から長けているのです。日本だけがバカ正直に裏の裏を読まずに、主張だけするから、浮いてしまっているというのが実情でしょう。
実際に、以前ソ連と2島返還で話が進んでいた際に、日ソが親密になることを嫌がったアメリカが、ソ連から2島返還されたなら、沖縄を再度アメリカの領土にすると無理難題を行ってきたくらいで、結果的により強固な日米安保条約が交わされ、返還の話は流れたのです。
昔の冷戦は今や米中の経済冷戦にうって変わり、お互いに腹のさぐりあいをしながら、覇権争いをしているのです。日本なんて、奴らの駒の一つにすぎないのです。
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この回答へのお礼

日本政府の上手さのようなものは確かにありませんね。
常に後手後手で弱気な対応。笑い事じゃありませんね。

お礼日時:2011/02/14 21:52

>国際社会がどのような対応をとれるのかというのがわかりません。



「国際社会が黙ってない」は言いすぎでしょう。アメリカは日本サイドに立ってくれますが、どこまでやってくれるかが未知数です。日本は自力で守らなきゃ。

>極端な話、中国が暴走を始めた場合、どのような止める術があるのでしょうか?

中国は広くて国境問題をいろんな国とかかえているので尖閣に集中することはできない。陸軍はすごいけど空軍と海軍は大したことないです。日本は防衛力を尖閣に集中させることができるので日本軍有利だと思います。大丈夫。日本はやるときはやります。尖閣は米軍なしでも守れます。

>また、尖閣諸島が占拠された時の国益の影響というのは実際どの程度なのでしょうか?

尖閣は石油があるから国益は大幅に損なわれます。ただ、尖閣の石油を日中で共同開発するという柔軟な考えも選択肢の一つです。日中関係がもっと良くなればそういうことも可能です。とにかく争いは両者に不利益なので極力避けたいです。
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この回答へのお礼

日本はやるときはやりますかね(笑)
日本が本格的に軍を動かして抗戦状態までいったら、アメリカの支援の可能性は十分あるでしょうね。
油田の共同開発については現在の状況では無理ですね。
ずいぶん先の話になりそうですが、一番良い解決策かもしれないですね。

お礼日時:2011/02/14 21:45

芸能人政治家と同じく、政治と自国の資源と権利理解できていない只の人が、



ITの先見性では良かったが何でも
同じく知識有るかの錯覚で意見言ってる馬鹿者です。

もう少し素晴らしい人と思いましたが、こんな人排他必要です。
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日本にとって不要というよりも、尖閣諸島は歴史的に中国のものですから占領されてもしょうがない。


琉球国は中国の朝貢国でした。
江戸時代になってそれを無理やり島津氏が武力で傘下にした。
だからもともと中国のものです。
最近の話します。
中国の漁船が尖閣で日本の巡視船に体当たりしました。
大きな巡視船損害受けました。漁船を撃沈できませんでした。
しかし、漁船も勇敢な船長も日本官憲が無罪釈放しました。
◎無罪釈放は領海侵犯なしということで、尖閣は中国領土と日本政府認めたことです。
勇敢な国民は自分の領土は民間の手でしっかり守る。
口先だけの弱虫の国民は高い給料を自衛隊や海上保安隊に支払っても守れない(o^∇^o)。
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「国際社会」は、現状では常任理事国の「政治的道具」としてしか働いていません。

「国際社会」が真理に従って正しい行動をとってくれるなら、イスラエルやチベット問題等で何らかの行動をとっているはずです。そもそも北方領土問題にしても、今頃ロシアを制裁しているはずです。

したがって、自国を守るのは防衛力、軍事力のみです。あからさまに中国が沖縄に乗り込んで戦闘行為を行わない限り、誰も止めてくれません。

もし尖閣諸島が占拠されれば、周辺の海域では漁民が一斉に拿捕、場合によっては命を奪われるでしょう。そして、北方領土でも同様のことが起きるでしょうね。短期的にはたぶんこの程度でしょう。

長期的に見れば、おそらく今も進行中だと思われますが、経済力や政治力を使って日本の弱体化をはかることでしょう。何十年かかけて移民と称して大量の中国人が日本へと移り住んでくるかもしれません。数にものを言わせながら外国人参政権を有利な内容にして、気がつけば漢民族が政治の中枢に入り込んでいる日も来るかもしれません。たぶん数十年の時間がかかると思いますが、おそらく中国はそういうシナリオを漠然と本気で考えていると思われます。いやむしろ中国人なら誰もが本能的に持ち合わせているのかもしれません。彼らは、勝ち負けにこだわる種族です。日本が和にこだわる種族であるのと似たようなものです。したがって、長期的な見通しとして「勝つ」ことを考え、そのために細かい部分からじわじわと行動にうつしているところでしょうね。しかもわりと本気で。

たとえばふつうの人は、およそ何歳で結婚し、マイホームを購入するのがだいたい何歳ごろで、老後の生活はだいたいこんな感じで・・・と計画をし、そのために日々の100円や200円を節約します。それと同じです。

気がつけば日米安全保障条約の破棄と日中安全保障条約の締結、そして横田や沖縄に中国軍施設が建設され、事実上日本は中国の属国になるかもしれません。

これが「影響」だと思われます。

日本人が中国人に比べて明らかに劣っている点、それは尖閣問題やレアアース問題を個別、短絡的に論じること。中国は、数百年の見通しを持ち、じわじわと細かい部分から侵略を進めています。日本政府には、せめて100年後の日本をイメージした外交防衛をしてもらいたいものです。
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この回答へのお礼

中国がアメリカに乗り込んできたところで、実際に抵抗の行動をとれるのはアメリカぐらいでしょうね。

お礼日時:2011/02/13 19:15

まず国として、国民として必要かという問題以前の話があります。



・尖閣諸島・魚釣島は個人所有の私有地です。

要するに日本が何と言おうが中国が何と言おうが、まずこの所有者がどう思うか、なんでしょうね。ということなら昨年からの一連の事件・騒動は、尖閣諸島問題ではなく”尖閣諸島沖の海上の問題”ということになるのでしょうか。あくまでも日本政府がこの個人に賃料を払って管理しているだけで、いわば”レンタル島”のような扱いです。

失礼かもしれませんが、いくら日本領とはいえ、金に物を言わせて中華な国がより高い賃料を出すと持ちかけたら、所有者はどうするのでしょうね。魚釣島に限らず、ある種他国と海上で国境を接している島についても、多かれ少なかれこういう危機は近い将来起こりうることなのかもしれませんね。済州島や竹島の例もあるし、ここ最近では対馬・壱岐もずいぶん他国の資本での土地購入が問題になっているらしいですし。
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この回答へのお礼

例え、中国がお金を出して尖閣諸島の土地を購入したところで、その周りの海が日本の領海であることは変わらないと思うのですが。中国が尖閣諸島周辺の油田を手に入れることを目的としているのならば、尖閣諸島の購入ではなく、尖閣諸島を国際的に自国の領土であると認めさせなければなりません。

お礼日時:2011/02/13 19:10

希望的願望ですよ。

妄想に近い。
中国は常任理事国です。拒否権発動により国連での国際合意のほぼ全てを拒否できる。
常任理事国と険悪な関係になる「その近隣」の国家には、既に未来は無いんです。遠く離れていればまだ良いんですがね。

冷戦下では米国の圧倒的な軍事力のため、問題なく生存できていた日本であっても現在は冷戦終結中… という按配ですから。
中国と、、それにロシアと、、極めて険悪な関係になった現在、本来日本に未来は無いんです。
国際社会は一切味方になりません。なってません。
ましてや中国とEU・米国は距離が遠く離れていますから、自己の地に引けば何の危害も被りません。

日本は唯一の頼りの米国とも険悪な中にしてしまうのですからねえ、鳩山が。
国際環境上、我々にはもう生きるすべが潰えているんですわ。
この状態を知らずして、戦争が起こったら国連に助けてもらおー!とか。
国際社会が救ってくれる… とか。


> 中国が暴走を始めた場合、どのような止める術があるのでしょうか?

中国の暴走が始まったら、戦争して中国の侵攻を止めるか、または彼らを皆殺しにする他、全くありません。


> 尖閣諸島が占拠された時の国益の影響というのは実際どの程度なのでしょうか?

領土というのは損得勘定で考えるものではないんですよ。本来ならば。
未来数千万年に渡り、どのような利潤を生み出すか知れないのが領土。そしてその周囲に広がる領海と排他的経済水域。

領土がどれくらいの利益を生み出すか、失われたらどれだけの影響があるのか… それを勘定しだした時点で領土問題へのタッチは禁止されます。排除対象ですよ。本来ならばね。
領土の意味を錯覚している。
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この回答へのお礼

日米安保のことについては考えておりました。
しかし、どこまで機能するかわからない、いわば気まぐれな上司に縋るのはあまり現実的には考えられませんよね。

お礼日時:2011/02/13 01:58

日本の排他的経済水域がガクッと狭まります。



つまり、海底に眠っている可能性のある資源がゴッソリ中国のものになります。

そもそも中国が
「尖閣諸島は中国のもの」
と言い出したのは割と最近のことで(1971年から)
これは、海底にあると思われる油田の権益を見込んで、その所有権を獲得すべく
いきなり言い出したことです。

資源に乏しい日本が、みすみす資源を放り出しても何の影響も無い、と
考えるのは余りにも見識不足だとしか言いようがありません。

尖閣諸島を中国に渡して、そこから出る資源を日本がバカ高いお金を出して買うのと、
日本が自分で資源を採取して使うのとでは、どちらが総合的に見て得かは分かるかと思います。

また、尖閣諸島を中国が占拠したら国際社会が黙っていない、などとは甘い考えです。

例として、日本は自国領を主張している竹島を韓国に占領されていますが、
これについて国際社会はたいした問題だとは扱っていません。
知らない人の方が多いでしょうね。
むしろ、何で占領されたままにしておくのか、武力でもって追い出せばいいじゃないか、
というのが軍隊を有する多くの国の考えでしょう。

こういった問題は、
「誰かがなんとかしてくれる」
という他力本願な考えは通用しません。

特に中国が厄介なのは、国連の常任理事国である、ということです。
拒否権発動されたら国連は動けません。

仮に中国を止める術があるとしたら、中国が世界の孤児となるのを待って締め上げるしかないでしょうね。
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この回答へのお礼

やはり、中国を止める術というのはないのですね。
油田については知りませんでした。
中国が尖閣諸島の所有権を主張する理由がはっきりわかりました。
ありがとうございます。

お礼日時:2011/02/13 01:51

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