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簿記の初歩も殆ど理解せずに、連結会社の財務諸表を読んでいます。

その中で、棚卸未実現利益という費目があるのですが、色々サイトを見ながら考え、以下のように理解しています。

例えば、親会社から子会社に、売上原価100円の商品を120円で販売。
しかし、その商品は社外に売れず、社内に残っている。
そこで、売上原価に20円プラスすることで、グループ間の取引で生まれた未実現利益20円分を消去している。

この場合、売上原価に未実現損益+20円と載っているのは理解できます。



一方で、未実現利益(未実現損益)がマイナスになっている場合もみかけました。
これは、一体どういう状態なのでしょうか?

割賦販売とかそのあたりが絡んでいるのでしょうか??


具体例を交えてご教授いただけると幸いです。

A 回答 (2件)

これは締めてみたら関係会社に赤字で売っていたということでしょう。



関係会社同士の取引価格は、多分年度始めや原価変動時に取り決めてその後一定期間は同一価格でしょう。その当初価格が赤字販売ということは普通は少ないでしょうね。
でも決算で締め切った後で、結果的に赤字販売になったということは理論上はあることです。

その場合は内部利益ではなくて内部損失と言うことになります。従って未実現損失がそこに生じるということになります。

あまり望ましい事情ではありませんが。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
なるほど、未実現「損失」ということですか。


これは例えば、、下記のような状況だと考えればよいのでしょうか。

メーカー→販売子会社という構図だった場合、

ある製品を作って売らせてみたが、全然売れない(あるいは作りすぎて余った?)。
在庫を処分するために、販売子会社に赤字で製品を売り、販売子会社が安く売れるようにする。
しかし、それでもなお売れず販売子会社の在庫になっている。

その在庫分に載っていた未実現損失が、連結決算時に出てくる。


こんな構図でしょうか。

お礼日時:2011/04/01 15:56

>在庫を処分するために、販売子会社に赤字で製品を売り、販売子会社が安く売れるようにする。

しかし、それでもなお売れず販売子会社の在庫になっている。

そういうこともあるでしょうし、予定した生産量まで行かないため製造原価がかなり高くなって結果的に赤字になるとうこともあります。

粗利がマイナスということは関係会社の取引だけでなく、第三者への販売でも起こることですから、たまたまこれが子会社との取引で生じたということでしょう。
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