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こんにちは。
私は1年半ほど税理士事務所で経理補助として勤務をしていたのですが、今後一般企業の経理に就きたいと思っています。


そこで質問なのですが、
(1)税理士事務所と一般企業の経理とは仕事内容が違うのでしょうか?

(2)税理士事務所は小さなところで、お客様も従業員20名程度の所がほとんどでしたが、従業員の人数が多いと経理はやはり内容も変わってくるのでしょうか?

(3)月次決算とはどの様な処理の事を言うのでしょうか?
(税理士事務所では四半期がメインだったのですが、毎月試算表等を渡しているところもありました。
主に売・買掛金の残高確認・賞与・減価償却の引当等は反映させていましたが・・・これを月次決算と呼ぶのか自信がもてません。。。 )



ちなみに、税理士事務所で行っていた仕事内容は
会計のデータ入力(仕訳)
従業員10名以下の会社の四半期決算書作成
年次決算の補助(売・買掛金の確認・棚卸・減価償却費入力等)
年末調整
確定申告
その他庶務です。


一人で担当を持っていたわけではないのでどこまで経理ができるかと聞かれた時自信が持てません・・。
ぜひ皆さまのお知恵を貸していただければと思います。

A 回答 (5件)

1)税理士事務所と一般企業の経理とは仕事内容が違うのでしょうか?


一般企業の経理と会計事務所の違いは、雑務の大小でしょう。

企業では経理といっても記帳だけではなくて、資金の管理、入金と支払業務、交通費等の出納業務、売掛金、買掛金の管理、会社によっては給与計算等ありとあらゆる雑務があります。本来の簿記よりはこちらのほうが多いくらいです。
その多くは簿記のテキストには載っていないような仕事です。
これらを的確にこなすことが事業会社の経理に要求されることです。


(2)税理士事務所は小さなところで、お客様も従業員20名程度の所がほとんどでしたが、従業員の人数が多いと経理はやはり内容も変わってくるのでしょうか?

これはかなり違います。最も違うのは大きくなると決算や申告まで自社でやるようになります。そうなればそのような人材を確保しなければなりません。
製造業では原価計算があります。これもかなり大きな会社の話しですが、原価は税理士は扱わないのでメーカー独自の仕事です。1級の知識と製造工程の知識と両方が必要です。
予算管理も小さな会社ではあまりないでしょうね。年度末には来期の予算の編成でけっこう大変です。

(3)月次決算とはどの様な処理の事を言うのでしょうか?
基本的には売上や仕入れ、給与を締め切ってできるだけ正しいその月の損益を出すことですが、同時に売掛金を閉めて請求書を発行したり、買掛金を閉めて支払の準備をしたりもあります。

少し大きくなると予算実績管理で、その年度の事業の進捗度がうまくいっているかという管理も出てきます。
これは大体1週間から10日間でやらなければならない仕事で、この期間は多くの会社で経理は残業続きでしょう。

私は小さな会社から成長につれて大企業になり、最後は上場企業になっていく過程で経理のマネージャーをしていました。
その過程では要求される能力や経験が非常に変化して、場合によってはついていけない人も出てきました。
民間企業では簿記や会計の知識は勿論ですが、一般的な事業、業務の知識も同じ以上に必要です。ここが会計事務所との大きな違いだと思います。
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企業は大規模になればなるほど経理事務内容も区分けされます。

よって与えれた業務を処理すればよいのですが。中小企業になれば全てを把握しなければなりません。
あなたが,上げた業務の他に雑役的な業務もあります。詳細は他の先生が述べた事を実践するしかありません。最後に庶務労務は従業員に関する事だからシビアしてくださいね。でも1年半経理の補助を経験しているので大丈夫です。
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一般企業の経理は、その業種や規模によって内容がだいぶ異なると思います。


例えば金融業であれば、それぞれ銀行業法や保険業法などの特別法による会計を強いられます。
また、製造業であれば原価計算を重視することになると思います。
規模が大きい会社の場合には、連結会計という、グループ企業の個別決算を連結させる業務も入ってきます。 
なので、あなたが経理職として就職する会社の業種や規模により、経理事務の内容が異なってきます。

それから、月次決算の場合には、もちろん毎月の締め処理~決算という仕事もありますが、予算と実績との比較という観点もあります。
普通の会社は、決算について数値目標を持っています。
これと、実績の状況を経営に報告するという仕事が一般企業の経理は担っていることがほとんどです。
なので、毎月の決算は、財務報告書を作るというよりも、経営成績状況のレポートを作るという観点での仕事になってきます。

例えば、部署ごとの予算の消化状況、部署ごとの売上げ成績状況、商品ごとの利益獲得状況、今後の見込み、速報などというように。

でも、日々の実績計上は当然会計基準、税法基準に則ってするわけですから、予算コードなどの企業独特の付加情報があるものの、驚くようなことはないと思いますから、就職後もそれほど戸惑うことはないと思います。

良い転職ができるといいですね。
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企業の活動を金額で表したものを集計して、決算書を作成し、税務判断を加えるのが税理士。



企業活動を金額で表示する処理をするのが、企業の経理担当。

企業経理では、
売掛金・買掛金の管理をしなくてはなりません。
「月末の入金がされてないので、早くしてください」という催促をしなくてはならないかもしれませんし、
「月末の支払いは、もう一月待ってくれませんか」と支払延長を頼むこともあるかもしれません。
支払手形、割引手形の期日管理も経理の仕事ですが、税理士はタッチしない仕事でしょう。
小切手・約束手形の振り出し事務もあります。
ボールペンやファイルなどの事務用品の買い付けもしなくてはなりませんし、業者と価格折衝もするでしょう。
経理として入社しても純粋に経理だけしてれば良いという企業はあまりないでしょう。

借方も貸方もわからないという人よりも、税理士事務所に勤めていた経験があるのはいいでしょうが、「違う仕事をする」と思っていたほうが良いと思います。

年末調整と確定申告の関係は理解されてるので、医療費控除を受けたいという単純な社員の質問には答えられるので、居場所があるかもしれません。
しかし、企業の顧問税理士がいますので、ことさらに「税理士事務所にて勤務してたので、知識がある」という態度・発言はつつしむほうが、良いと思います。
知識を鼻にかけてると思われないように、気をつけられることをアドバイスします。
企業の経理をされてる人でも、税金のことは存外と系統立てて知らないものです。
年末調整と確定申告の違いが判らない人も多いのです。
ご質問者は、知識・経験を持たない人からみると羨望されます。
羨望とは、ひっくり帰って「嫉妬」になります。

税理士事務所にいたときに得た専門知識は「能あるタカは爪をかくす」の言葉どおり、隠していたほうがいいですね。
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1)税理士事務所の場合は、月次や年次決算など、もう企業などにおいて、決算などに備えて仕上げてきた書類の確認などが主目的ですが、一般企業などにおいては、毎日毎日、営業日毎に一日一日の取引きをパソコンなどに入力することから始まりますので、税理士事務所においての経験は、一般企業での経理事務職とは全く異なるとしか言えませんし、未経験と判断する一般企業の人事担当者も数多く存在することになると思われます。

ただ、歓迎してくれる担当者もゼロではありませんが。
2)無論、企業やお店の社員数にもより、全く経理業務内容は異なりますし、企業などの資本金や毎月の収支額などなどによっても、事務内容や規模は、大きく異なります。
3)月次決算とは、一か月分の企業などにおいての現金や預金など、全ての科目においての収支の集計から、貸借対照表や損益計算書作成などまで、数多くの業務が、社員数などには全く無関係で行なう必要性があります。
◎税理士事務所において、経理補助での勤務でしたら、大変失礼ながら、一般企業での経理事務職での、経験ありとしての勤務開始は、まず難しいとしか思えないのが正直な感想です。
◎今後、経理事務職としての勤務をお考えであれば、経理専門学校などで勉強をきちんとなさった上で、勤務開始されることを是非にお勧め致します。最低でも半年以上の勉強は必須だと痛感致します。
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