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構造的になにがどう違うのでしょうか。

整流する電力のキャパシティでしょうか。

A 回答 (1件)

交流というのは0Vを境に+側と-側に電圧が掛かっていることはご存知ですね。


半端整流というのはこの交流電圧の0から上だけ(下だけ)を利用した物です。
全波整流は半端整流で出力されなかった残りの半分を反転させて出力するように工夫したものです。

下の図では白色が0Vで上側が+で下側が-を示しています。
赤色がもとの交流の波形、緑色が半端整流後の波形、青色が全波整流された波形です。
見ての通り、半端整流では電源の半分しか利用していないので効率が悪くなりますので、整流に必用なダイオードが1つだけで良く、回路が簡便な利点はありますが、効率が悪いのでごく小型の機器にしか採用されません。それに対して全波整流は交流波形のすべての部分を出力しますので効率が良く、ある程度以上の電力を必用とする機器では一般的に使用されまが、整流に必用なダイオードが2つ(センタータップつきトランスとの組み合わせが必須)または4つ必用な点で回路が複雑になるといえます。しかし、あらかじめ4つ(シリコンブリッジやブリッジダイオードなどと呼ばれます)または2つのダイオードが1つのパッケージに収められた製品が、簡単に入手可能なので半端整流は電力の整流用としてはほとんど用いられることはないでしょう。
「半波整流器と全波整流器の違い。」の回答画像1

この回答への補足

わかりやすいご説明ありがとうございます。

現在の車両は単相交流発電で、コイルが3本あり、そのうちのひとつの
本来アースされている部分をカットして配線を出した際、
その線を半波整流器にかけてDC12V化できるかを知りたかったのです。

現在半波整流器をつけていますが、アースされている部分から全波整流器に付け直すか、
追加した配線には別の半波整流器を追加して問題なければ、と考えました。

補足日時:2011/04/04 13:31
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