
No.4ベストアンサー
- 回答日時:
1955年にタテ3m×ヨコ4mの巨大な画面を持つ「マンモステレビ」が出現しました。
野球場の「マンモススタンド」もこの年でした。6万トン超えの「マンモスタンカー」がスエズ運河を通れないと話題になったのは翌56年でした。1959年2月12日付け「毎日新聞」では「マンモスタワー、マンモスひこうき、マンモス船舶、、マンモス アパートと、とかくマンモスばやりのきょうこのごろ」という記事が載っています。
実際の大きさについてはたとえば、「1962年、ソ連のグルジャ共和国のゴサホリンという山で、高さ4m、長さ5mの、300万年前の、完全なマンモスの化石が掘り出された」(1962年4月15日付け「毎日新聞」)とあります。
「マーモンタ」という言葉で「ヲロシアの地中より大獣の牙を掘り出すこと時々あり」との記載は近藤正斎の書は、実に1804年とされています。
ちなみに13ブームの「巨大ジャンボー(掘削機)」が日本で初めて、岐阜の東上田発電所の建設で使われたのもこのころ(1954年)で、こちらもその後、巨大漢や巨獣の意味からジャンボサイズなどと多用されるようになったものです。
回答ありがとうございます。
とても具体的で分かりやすい解説をありがとうございます。
私は40代なのですが、まだ私が生まれる前によく使われた言葉だったのですね。
私の幼い頃には、既にジャンボが主流になっていたという事ですね。
う~~ん、とっても勉強になりました!
ありがとうございます。
No.9
- 回答日時:
あなたが幼い時とは、いつごろかわかりませんが、44の僕が幼いころはその表現がありましたね。
ちょうど第2次ベビーブームのさなかで、児童数二千人のマンモス校とか言いましたもの。実際にはそれほど大きくなかったにせよ、陸上の哺乳類の中では、大きい。哺乳類ならクジラのほうが大きいかもしれないが、それは海中。やはり、他と比べて大きいもの、となったら、象の類を持ってきたのでしょうね。マンモス、といえば、実際にどれぐらい大きいか、想像もつかないので、エレファント校よりはインパクトがあったと思います。
「マンモスうれP」なんて、もっと後。
回答ありがとうございます。
回答者様とほぼ同年代です。
そうですか、私が聞いたことがなかっただけなのですね。
確かに、大きいという意味では「エレファント」「ホエール」でもよさそうです。
皆様のご意見をお聞きすると、マンモスの牙が大きいからという意味と、
イメージとして大きいと感じるからという二つの要因が合わさって、
頻繁に使われるようになったというのが正解?のような気がしました。
ありがとうございます。
No.8
- 回答日時:
アメリカ英語でも、下記のウエブスターでは something immense of its kind (mammoth company)「その種類で非常に大きいもの(マンモス会社)」という定義が出ています。
http://www.merriam-webster.com/dictionary/mammoth
再び回答ありがとうございます。
「その種類で」というのがポイントですね。
象の仲間の中で、牙がとても大きかった。
だから「マンモス」と名付けた・・・そういう事だと理解できました。
ありがとうございました。
No.7
- 回答日時:
mammoth は、下記のイギリス英語の辞書に extremely large ( = enormous, gigantic)「非常に大きい(膨大な、巨大な)」という形容詞になっています。
http://www.ldoceonline.com/dictionary/mammoth_1
これをただ輸入しただけだと思います。
回答ありがとうございます。
普通に使われる言葉なのですね。
動物のマンモスに「マンモス」と名付けたのは、
やはり言葉が先にあって、牙が大きかったからという事ですね。
勉強になりました。
ありがとうございます。
No.6
- 回答日時:
いくつか理由は有ると思いますが、一言で言っちゃうと「マンモスが絶滅してるから」だろうなぁ。
その結果、具体性が乏しいんですよ。
マンモスに対するイメ-ジは、概ねの人は
・割とデカい
・何となくデカい
・多分デカい
・恐らくデカい
・結構デカい
・かなりデカい
・とてつもなくデカい
みたいな感じじゃないですか?
いずれにせよ、少なくとも「小さい」とか「平均的」などとイメージしないでしょ?
ソコソコ正確な知識があれば、マンモスが象と比べて著しく大きいワケでは無いとは知っていますけどね。
それでも実際にマンモスが生息・活動してた時期を見たワケでは無く、「では当時の最大のマンモスは、現在の最大の象と比べて、どちらが大きいか?」と問われたら、明確には答えられないでしょう。
総じて言えば「もしマンモスが生きていれば、現在、陸上生物で最大の象より大きいかも知れない」って言う様なイメージじゃないかと思います。
この結果、「マンモス」と言う言葉には、具体性は無い「最大級」と言うイメージが生じてると思います。
またこの「最大級」って言うのは、「とんでもない」とか「世界一〇〇」とか「最高レベル」と同様、現実に存在するモノで比喩するのって、以外と難しいと思いませんか?
例えば「世界一」は、同種で比較するモノが無い故に世界一ですから。
ソレを喩える場合、全く違う分野のトップクラスであらねばならなりませんし、また、具体性が無い方が良いんです。
もしスカイツリーを何かに喩える場合、「まるで富士山みたい!」って言っても構わないけど、「でもスカイツリーは634mしかないよ。富士山は3776mだから、実際には比べ物にならないな。」と論理的に言われちゃうと、返す言葉が無いですからね。
だから比較が難しいモノは、得体が知れないモノに喩えちゃうんですよ。
「モンスターペアレント」と同じ様な感じです。
これをフランケンシュタインペアレントとか、ドラキュラペアレントって言うとダメでしょ?
イメージが具体化しちゃうから。
抽象的・総論的な「モンスター」の方がしっくり来ると思います。
巨大な構造物などは、実際には象やクジラより遥かに大きいので、大きさが簡単に具体的にイメージ出来ちゃうモノではダメなんですよ。
それと何より、マンモスはモンスターなどと同様、もはや比喩の域を超えて、慣用表現化や接頭語化しちゃってますね。
スカイツリーを「マンモスタワー」とか「モンスタータワー」って言っても差し支えとか違和感は無いです。
一般語句として、超〇〇,スーパー〇〇,ハイパー〇〇などと言いますが、マンモス〇〇も、ほぼ同じ様なニュアンスの言語化しちゃっていますから、「どうしてマンモス〇〇と言うのか?」って言うのは、「どうしてスーパー〇〇と言うのか?」と、ほぼ同じ様な意味合いになってしまいます。
質問者様が「マンモスは実際にそれほど大きく無いので、マンモス〇〇と聞いても、それほど大きいとは感じない」と言うのは、質問者様の感性なので仕方が無いし、全く問題は無いですが、一般的,言語学的な知性面では、間違いになってしまいます。
尚、「マンモス〇〇」は、1950年代に登場した大型石油輸送タンカーが「マンモスタンカー」などと言われてましたヨ。
それ以前は、日本は戦時中で、敵性言語だから余り使われてなかったんじゃないでしょうか?
このマンモスタンカーは英語圏では通用しない様ですが、海外でもMammoth〇〇と言う比喩表現は使いますから、マンモス〇〇は、ほぼ万国共通で「巨大な〇〇」をイメージする様です。
「マンモスうれPー」が語源で無いコトは確かですね。
回答ありがとうございます。
やっぱり「マンモスうれP」が語源じゃないんですね。
よかったです。ホッとしました(笑)
確かに、他に比べようが無いマンモスというのは、ある意味世界一ですよね。
その様なイメージ的な要素も、きっとあるのだと思いました。
勉強になりました。
ありがとうございます。
No.5
- 回答日時:
1983年発行の辞書に『マンモス』が載っています。
接頭語として「巨大なもの」という意味があります。
さて、おっしゃるとおりマンモスは体躯が普通の象に比べ、巨大というほどではありません。
どうも牙が並外れて大きいところから、マンモス = 巨大となったようです。
そういえば、『マンモス団地』という言葉が、高度成長期にはありましたっけ。
なお『マンモス』はもともとシベリア周辺の言葉で”mamantu”(ママンツ:地中に住むもの)から来ています。
「地中に埋まっている化石・骨」の「牙が大きい」ところから、意味が転じていったものとされています。
回答ありがとうございます。
アニメの影響で、マンモスは体が大きいというイメージになっています。
実際には、体ではなくて牙が大きいという意味なのですね。
1983年には辞書に登場しているのですね。
大変勉強になりました。
ありがとうございます。
No.3
- 回答日時:
質問者様が幼いころ、というのがいつごろかわかりませんが
少なくとも40年以上前に大きいもののたとえとして「マンモス」が使われていましたね。
マンモスタンカーなんて言い方を知ったのは40年以上前の小学生のころの事です。
1970年ころの人気漫画「あしたのジョー」にジョーの仲間として西寛一というボクサーが登場していますが、彼のリングネームは「マンモス西」でした。
階級はたしかライトヘビーから階級下げてミドル級という設定なので80~70キロ強、それほど大きくないように思われるかもしれませんが、当時の日本には中重量級にボクサーは殆どいませんでしたから、それでも立派なマンモスなんです。
また、プロレスラーで馬場や猪木と同じころにデビューした「マンモス鈴木」もいました。
これも日本人に珍しい巨体と魁夷なルックスから付けられたリングネームでしょうね。
個人的な記憶から言えば
1970年ころにボーイング747が就航し、そのニックネーム「ジャンボ」が大きいものの代名詞として使われ始めた時に「ああ、これからはマンモスじゃなくてジャンボか」という感想を持ちました。
マンモスが最大級のゾウってわけでもないのに大きいものの例えにされるのは
もっと大きな球場がある今でも広い敷地や容積をあらわすのに東京ドームが引き合いに出されるのと似たようなものでしょう。
実際の大きさより「大きい!」というイメージがあることが大事なんですよ。
回答ありがとうございます。
な・・・なるほど。
とても説得力のある解説です。
ジャンボよりもマンモスのほうが、古い(言葉の流行として)言葉なのですね。
ちなみに私は40代です。
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