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遠赤外線ヒーターとドライヤーでは発する熱の種類が違うのでしょうか?

A 回答 (1件)

発生する熱の種類は同じです。



熱とはその物質を形作っている分子や原子がどのぐらいデタラメな方向に激しく動いているかと言うことの大きさを表す量です。デタラメな方向の運動のエネルギーが高いほと、熱の量が大きくなったと言います。

ところで熱の量すなわち熱エネルギーを増やす方法にはいろいろあります。一つはその物体に激しくデタラメに動いている空気の粒子を物質中の分子に打つけて熱エネルギーを増やす方法があります。それがドライヤーです。もう一つの方法は、光子と呼ばれる光の粒を打つける方法があります。それが、遠赤外線ヒーターです。いずれも何かが衝突したので、その物質の分子や原子が激しく動き出し、熱の量が増えるのです。

実は、光子を打つけるときにはその物質にちょうど良い光の振動数と言うのがあります。その振動数が偶々遠赤外線の辺りにあるので、その辺の光を当ててやると効率よく熱が伝わるのです。それを、もしの振動数の大きい紫外線を当ててしまうと、光のエネルギーが大き過ぎて物質の分子が壊されてしまいます。だから熱を光子を使って伝えるには紫外線は効率が悪く、更に危険でもあるのです。
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