政党の震災義援金集めについて

Question

2011/04/17現在の主要政党のHPを参照し、震災義援金の取り組みについて簡単に調べました。

◎実績の記載のある政党
民主党→全額日本赤十字社：1億
自民党→全額日本赤十字社：1.7億
公明党→全額日本赤十字社：1億
共産党→自治体・医療機関など・日本共産党の救援活動：4億円超集り現在までに自治体に3.1億を分配

◎実績の記載のない政党
みんなの党→自治体・NPOなど
社民党→使途の記述なし
国民新党→被災支援活動
たちあがれ日本→日赤と物資。※同時に日赤などの各団体への募金口座も紹介

政党はなぜ自分の政党の口座に義援金を振り込ませるのでしょうか。自民・民主・公明は「全額を日本赤十字社に」と明記しています。それなのに、一旦政党の口座を経由させる意味がわかりません。

なぜ、「日本赤十字社の口座へ義援金振込みをお願いします」ではなく「わが党の口座へ振り込んでください」なのでしょうか？

少なくとも、自民・民主・公明はある程度まとまった金額がたまるまでプールしておき、まとめて日赤に渡しています。この方法だと寄付者が振込みをしてから日赤に届くまでに大きなタイムラグが発生してしまい、結果として被災者に届くまでの時間も遅れてしまいデメリットが少なくないと思います。

中間団体として政党を経由させることにより、なんらかのメリットが発生するのでしょうか？政党になんらかの利益が発生するのでしょうか？「いくら集めました！」「いくら渡しました！」といいたいのでしょうか？

※集めたお金を政党が自由に使い込むなどとは思っていません。そこまで疑り深くはありませんが、どこか不審に感じます。

共産党は、自民・民主・公明とは一線を画しており、自治体への募金が中心で100万単位でマメに送金しているようです。党が配分を考えて振り分ける作業をしているということなので、この方式ならまだ話はわかります。

みんなの党は共産党と似た考えであるかのような記述がありますが、内容がわかるような記載はありませんし、すでに届けたのかどうかの記述すらありません。社民党にいたっては、どこに届けるのかすら記述がありませんでした。国民新党は記述があいまいでよくわかりません。

たちあがれ日本のみ、日赤や自治体の募金受付口座の紹介をしていました。自党が集めたお金の行方についての実績はありませんでしたが。

質問は以下です。
(1)自民・民主・公明はなぜ「全額を日赤に」としているのに、日赤の口座ではなく政党の口座に振込ませようとするのでしょうか。(たちあがれ日本以外の政党もほぼ同じ)
(2)義援金集めで額の大きさを競い合うことによって、結果的により多くの義援金を集めようとしているのでしょうか？
(3)今や小政党となった共産党が断トツに多くの義援金を集めているのはなぜでしょうか？(支持している人の人間性？)
(4)1ヶ月以上も経つのに実績報告をしない政党はどうなっているのでしょうか？

よろしくお願いします。

wiz0621 · Accepted Answer

(1)団体の場合は、実務的な窓口業務の代行に限らず、募金箱による活動も含んでいます。
特に銀行間の決済の場合、本支店間なら送金手数料かからないですし、
銀行って混んでますから、口座から口座への送金をしたいひとには
多様な窓口の代行があったほうが、やりやすいでしょうね。
日赤に振り込まないで政党へ振り込め、と言っている政党があればそれは問題ですが、
あくまで選択肢の一つを提供しているのでしょう。

(2-3)私も子供の頃、募金箱をかついでいたことがありますが、
子供だからおっちゃんたちは入れてくれたのであって、
今やおっちゃんの私が担いでも額を集めるのは厳しいと思います。
同様に、政党がかわいらしい子供に見える層もいらっしゃるかと思います。

まあ、募金の動機は人それぞれでしょうね。
これもやはり政党から募金しろ、という命令が出ていることを証明できるなら
全く別種の問題になりますが。

(4)日本の募金は海外に比べると、あまり使途を公表しない傾向にあります。
これは隠蔽しようという悪意ではなく（何故ならそんなリスクを負う必要が無いわけですから）
単にそういう発想が無い。つまり、お金に対する姿勢の違いのせいではないでしょうか。

日本という国はお金をケガレとして扱ったり、お金儲けを悪いこととまで断言してしまう人も居ます。
また、会計の技術面においても記録より実務的利便を優先する傾向にあります。
反面、募金の活発な国では、お金の管理を公表することでこそ、信頼を得るという教育を受けているわけです。
日本国の募金額が世界水準より少ないというのも、
よくわからんブラックボックスに突っ込むだけというお金に対する根本のスタイルを改めないからでしょう。

noname#131480 · Answer

(1)自民・民主・公明はなぜ「全額を日赤に」としているのに、日赤の口座ではなく政党の口座に振込ませようとするのでしょうか。(たちあがれ日本以外の政党もほぼ同じ)
政党の党員組織を使って、募金することにより効率と連帯感を高めることができる。

(2)義援金集めで額の大きさを競い合うことによって、結果的により多くの義援金を集めようとしているのでしょうか？
善意の結果であり、競争ではないと思います。

(3)今や小政党となった共産党が断トツに多くの義援金を集めているのはなぜでしょうか？(支持している人の人間性？)
地方の議員が運動したと思います。候補者は多いですよ。新聞販売の末端ルートに議員・候補者が居ます。
そういう人たちの運動によるものでしょう。
こういう時は寄付額はけっこう高額かもしれません。共産主義は、個人の財産保有に重きをおきません。

(4)1ヶ月以上も経つのに実績報告をしない政党はどうなっているのでしょうか？
たぶん、小規模な政党は募集中なのでしょう。

政党の募金以外にも多くの団体で行っていますね。
たくさん集まることを願います。

onioni1999 · Answer

(1)それは振り込み手数料を無料に出来るから。
個人が直接いろんな銀行から振り込んだら莫大な手数料を取られるでしょ。
１００円寄付するのに３１５円とか取られてちゃ話にならない。

一部の銀行に開設された一部の義援金口座に対しての振り込みは手数料が無料。

だからそこに振り込みさせて、まとめて赤十字社に送ってるというわけ。

(2)そういう意味合いもあるのは事実だろう。
だが大半の理由は上記の通り。

(3)共産主義っていう思想がそういうものだから。
共産っていうのは富を分け与えて格差無く暮らす社会のこと。

(4)なぜ金額の競争だけ批判する？
寄付というのは時間との競争でもない。

今ニュースでも取りざたされているように、
支援金の分配にはまだまだ時間がかかる状況。

小政党による小規模の募金まで焦ってやる必要は無い。
前述したように手数料の問題があるのでまとめてやったほうが良い。

Halical · Answer

(1)
「全額、日本赤十字社を通して被災者支援に活用する」と記載してあるにもかかわらず政党の口座に振り込む人がいるから。

(2)
(1)の様な人達がいるので、そういう事なんでしょうね。
義援金を送って、支持している政党の名声が上がれば一石二鳥ですからね。
芸能人の義援金募集と同じようなものではないでしょうか。

政党の震災義援金集めについて

(1)団体の場合は、実務的な窓口業務の代行に限らず、募金箱による活動も含んでいます。

この回答への補足

(1)自民・民主・公明はなぜ「全額を日赤に」としているのに、日赤の口座ではなく政党の口座に振込ませようとするのでしょうか。

この回答への補足

(1)それは振り込み手数料を無料に出来るから。

この回答への補足

(1)

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