湘南ライナーが未だに運転再開しないのはどうして？

Question

3月11日に発生した東日本大震災（東北地方太平洋沖地震）による、電力不足の影響
で首都圏のJR・私鉄では一時電車の本数が普段の半分以下になる事がありましたが、
その後徐々に復旧し、JR在来線の通勤電車は概ね平常通りの運転に回復しました。
しかしJR東日本の運行情報によると東海道線と横須賀線の通勤ライナーについては
震災発生から1ヶ月以上たった現在も運休が続いています。首都圏の私鉄では平日の
帰宅時間帯に運転されている、西武線の特急レッドアローと京急線の京急ウイング号が
今日から運転を再開しただけにJRの湘南ライナーもそろそろ一部の列車で運転を
初めても良いと思うんですが、通勤電車を優先的に走らせる為、簡単には運転再開が
出来ないんでしょうか？

x530 · Accepted Answer

鉄道会社は電力会社と総合契約を結んでいからでしょ。

３月１４日に鉄道を止めたら、首都は壊滅的な大混乱となったため、計画停電開始から２週間ほどで、重要設備の見直しが行われ、鉄道は停止対象外となりました。
それまでは、計画停電地域に鉄道変電所があると、部分運休。

計画停電対象外の条件として、東電と、鉄道会社各社は、最大需要電力（ピーク電力）の２５％減などの取り決めを結んだ次第です。
だから、震災当初、マスコンでフルステップを多用する特急や急行は運行出来ず。
力行でも運行可能な各駅停車が主体の臨時運転形態となった。

ＪＲ東日本では、山手線や中央線など、乗客の安全上、運行本数を減らすにも限界のある路線があるため、後発で影響の少ない「湘南新宿ライン」を全面運休として、東電との取り決めを遵守している次第です。
総合契約ですから、山手線や中央線などへの変電所の供給力は落とさない代わりに、その分を湘南新宿ラインでカバーしている。

震災から一月以上経過し、震災停止していた火力発電所が、だいぶ復旧してきた事と、定期点検中だった火力発電所が戦列復帰してきた事により供給力が回復傾向。
そして、４月に入り暖房需要が減少してきた事などにより、受給の逼迫は、かなり解消されてきました。

以上より、東電と、鉄道会社各社間での、最大需要電力（ピーク電力）の削減率も緩和傾向にあり、特急や急行などの発車本数も増やせるようになってきたと言う事です。

ＪＲ東日本としては、収益率など様々な要素を勘案し、その結果として「湘南新宿ライン」の全面運休を続けているのでしょう。

papadaisuk · Answer

No.2さんの回答の、東電との電力契約の件ですが、JR東日本は自前の水力発電所、火力発電所を持っていますから、湘南ライナーが走る東海道線・貨物線の電力についてはかなり自前でまかなえるはずですので、必ずしもそれが理由ではないかも知れません

kenkenkenponpon · Answer

昨日4月25日より運転再開しました。良かったですね！

x530 · Answer

No.2です。
文章に、湘南新宿ラインと湘南ライナーがまぜこぜになっています。
ヘンな文章でお許しを。

FEX2053 · Answer

物理的には既に可能なんですが、こちらの再開が遅れた第一の原因は「モーターのブラシ不足」です。これは真っ先に影響が出たJR西日本のプレス発表ですが、JR東日本も同じような影響があり、特急型の電車は「動かさない方が良い」という事になったんです。
http://www.westjr.co.jp/news/newslist/article/1175264_799.html

今は解消していますが、この影響で特急電車が長期間動かなかったために、再開に向けて整備中という面があります。また、震災以降「自粛」の波が広がっており、「別料金で快適な通勤」というコトが社会的に許されない雰囲気も未だあるんだそうで（花見に文句を付けた某知事から文句が付くと、二度と運転そのものが出来なくなる）、再開のタイミングを狙っている・・・という面も大きいと聞いています。

湘南ライナーが未だに運転再開しないのはどうして？

鉄道会社は電力会社と総合契約を結んでいからでしょ。

No.2さんの回答の、東電との電力契約の件ですが、JR東日本は自前の水力発電所、火力発電所を持っていますから、湘南ライナーが走る東

昨日4月25日より運転再開しました。

No.2です。

物理的には既に可能なんですが、こちらの再開が遅れた第一の原因は「モーターのブラシ不足」です。

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