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勧誘表現の「~ませんか」はその行為をするかどうかについての聞き手の意向を尊重する表現であると、文法書に書いてありますが、理解できません。否定疑問の形がどうしてそう言えるのか教えてください。

A 回答 (8件)

 ほかの皆さんの回答を拝見しないで書きます。

ダブっていたらごめんなさい、です。

A、 ○○して頂けますか?
B、 ○○していただけませんか?

 2つの表現を比べると、
 Aは押しつけがましく、「○○するよ」という返事を期待している感じを強く受けます。「形は質問だけど、当然やるよね、やるべきだよね」という感じを持たされます。こういう質問をされて、なお「いやだね」と返事をするのには、かなり勇気が必要です。勇気と言う言葉が不適切なら、そういう返事をしたら後ろめたい感じをもたされると言えばいいのかな。

 それに対して、Bは、「○○していただけない」可能性を、質問する人が念頭において質問しているように感じられます。「いやだと返事をされることもあるのは承知しておりますが、してもらえるとうれしいな」という感じ。こういう質問に対して「○○するよ」と返事をするのは、返事をした人にとっては「名誉」です。恩恵を施してあげたということで誇れます。「いやだね」という返事をしても、それは、想定内の返事のはずだから、事情はわかってくれるよね、ということで、後ろめたい感じを持たずに済みます。

 ゆえに、Bのほうが相手の意向を尊重したことになるのです。

    わかっていただけましたよね?      なんちって (^^;
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この回答へのお礼

わかりやすい説明でした。ありがとうございました。

お礼日時:2011/05/01 16:53

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8F%8D%E8%AA%9E
此方に記載されている「反語」の1種でしょう。

勿論乍ら、依頼・勧誘にも「反語」は使われています。
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既に#2さんが回答されている通り、この「ません」には二通りの用法が混在しています。



1)ませ(丁寧の助動詞「ます」の未然形)+ん(打消しの助動詞)…丁寧な打消し。
2)ませ(丁寧の助動詞「ます」の婉曲・勧誘を含んだ未然形「ませ/ましょ」)+ん(推量の助動詞「む」の変化形)…勧誘の「ましょう」と同義語。

また係助詞「か」の文末用法においても、一般的には連体形(口語では終止形)を受けて疑問を表しますが、今回の場合のように勧誘の語「ません」を受けた終助詞としての文末用法では、「願い、誘い、同意を求める気持ち」の表現としてより積極的なニュアンスが強まって「ましょう/ましょうよ」と同義となります。
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#4です。



ちょっと補足訂正します。

×
なぜ、このようなややこしいことをするかというと、「落差を大きくして強調するため」です。
つまり、通常の状態から強調するよりも、一旦否定して(低くして)から強調するほうが落差が激しいので、その分、強調の度合いを高めることができるわけです。


なぜ、このようなややこしいことをするかというと、「相手の懐に深く潜り込むため」です。
つまり、通常の状態から相手の懐に潜り込むよりも、一旦相手の気持ちを否定したと仮定してから潜り込むほうが落差が大きいので、その分、勧誘の度合いを高めることができるわけです。
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色々な解釈があると思いますが、ひとつの切り口として回答します。


まず、ご質問の骨子は、
「否定疑問の形がどうして勧誘表現になり得るのか」
ということでしょう。
しかし、「否定に対する疑問」つまり「否定を否定する」のですから結果として勧誘表現になるのはむしろ当然のことと言えます。
なぜ、このようなややこしいことをするかというと、「落差を大きくして強調するため」です。
つまり、通常の状態から強調するよりも、一旦否定して(低くして)から強調するほうが落差が激しいので、その分、強調の度合いを高めることができるわけです。

>否定疑問の形がどうしてそう言えるのか教えてください。

主語を明記して表現してみるとわかりやすいような気がします。
「(あなたは)お茶を飲みませんか?」
は、
「あなたはお茶を飲みません」ということに対して私が疑問を呈していることになります。
そのような疑問を【特に客観的な理由もなくわざわざ】発するというのは、その疑問を打ち消してほしいという意図があるからに他なりません。
結果として、
「お茶を飲みませんか?」
は、
「あなたはお茶を飲まない、ということはない」
⇒「あなたはお茶を飲むはずだ」あるいは、⇒「あなたはお茶を飲んで欲しい」
という「結果の招来を示唆、あるいは希望している=誘っている」ことになるのでしょう。
  
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 この表現は“not”や“never”に見られ「否定」とは異なります。


もし否定と理解されているならば、英語の「付加疑問文」と呼ばれる種類に該当すると考えた方が妥当でしょう。
「付加疑問文」は通常文の場合ならばその後にカンマを付けてその後に“don't you?”などの一見「否定形」の文章を続けることで「~でしょ?。そうだよね。」と相手に念を押す表現になります(逆に本文が否定文ならば付加文は肯定形を付けます)。
 また「勧誘表現」と説明されているのは「あの映画を一緒に観に行きませんか?」などとして、話掛けてくる相手が話しをされている側に誘っていることではありますが、その時に相手が自らの立場をあなたよりも一歩低い所に置く形で「誘っている」との意味です。そこには「強引に誘う」との意識はなく「良かったらば~」と好意から誘ってくれているとの意識が見受けられます。
 日本語を文法的もしくは構文的に理解されるのであれば、この「~ませんか」場合の「~」の部分に注目することが必要です。そこには必ず「動詞の連用形」があります。「~しませんか?」の「し」です。これは「する」という言葉の「連用形」です。「~しない」という表現ではありません。文法的な側面は確かに大切ではありますが、その表現がどのような状況で使われているか、を理解することも大切ですね。
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そうなのですか、「~ませんか」は否定疑問の形なのですか。



私はこの「ん」は古語の助動詞「む」からの「ん」だとばかり思っていました。
この「む」には相手を勧誘する意味があるので「~ませんか」は勧誘表現だと理解していたのですが。
それに疑問の「か」をつけたものだとばかり思っていたのですが、間違いなのでしょうか。
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誘った相手に断れるゆとりを感じさせるための配慮から、


控えめで遠回しな表現となったのでしょう。
「~ますか」という尋問しているように聞こえませんか。
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