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非常に大まかに説明すると、次のような関係がプレートと富士山、フォッサマグナにあると思っていいのでしょうか?

1.フォッサマグナについては、北アメリカプレートとユーラシアプレートのぶつかり合いによってできたもの。北アメリカプレートがユーラシアプレートの下に潜り込むことによって、フォッサマグナという大地溝帯ができた。ただ、常に大陸プレート境界に地溝帯ができるわけではなく、太平洋プレートによって北アメリカプレートが西に押されていることが関係している。

2.富士山はフォッサマグナの中にあり、富士山の成立はフォッサマグナの成立よりも新しい。富士山は、伊豆半島がフィリピン海プレートに乗って北上し、北アメリカプレートではなくユーラシアプレートにぶつかり、その下へもぐりこむことによってできた。

余りに大まかですが、上のような理解で正しいでしょうか?

A 回答 (2件)

2について、私もそう理解しています。


 
1について、私は若干違う理解をしています。 AプレートがBプレートの下に潜り込むことで地溝帯ができるのであれば、そのような地帯には地溝帯ができていないとおかしいことになります。 『常に大陸プレート境界に地溝帯ができるわけではなく、太平洋プレートによって北アメリカプレートが西に押されていることが関係している。』というのは、どういう意味でしょうか? http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A1% …
現在の北海道や東北が、関東を中心に反時計回りに回転したという意味でしょうか。
http://www.google.co.jp/url?sa=t&source=web&cd=6 …  (P4/5の図)
私は、(マグマの上昇で)背弧海盆である日本海が拡大した結果、列島が単に折れただけではすまずに、伸びきったところが地溝帯になって大きくU字型に沈み込んで海域となり堆積物が詰まったのがフォッサマグナだと思っていました。フォッサマグナが隆起したのはフィリピン海プレートの上昇で圧縮圧を加えたからだと思います。 背弧海盆でマグマが上昇したのはプレートの沈み込みの結果だと言い出すと、多くのことがプレートの移動の所為になってしまいます。天皇海山が折れ曲がった(西向きになった)のが4200万年前。フォッサマグナが海になったのが2500万年。列島が一番曲がっていたのが1500万年前。フォッサマグナが隆起したのは伊豆半島の元が近づいてきた200万年前頃。 いい加減な理解ですが、、
フォッサマグナという大地溝帯が沈み込んだのは、直接的には、日本海が大きく拡大したためでしょう。日本海が拡大したのは(どこかのプレートが)沈み込んだプレートが水分を放出した結果、その水分を受けて融点が下がりマグマ活動を盛んにしたためでしょう。 プレートが押す圧力あるいは沈み込む力や運動で地殻がU字型に沈み込んだのではないと思います。
 
http://www.osk.janis.or.jp/~mtl-muse/subindex03- …
プレートの名前とか区分の問題もありますが、次のサイトもご覧ください。 http://www.geocities.jp/t_shimizu2003/earth_hist …
西南日本はユーラシアプレートに、東北日本は北米プレートに乗っていることになる。
http://www.s-yamaga.jp/nanimono/chikyu/nihon-01. …
 
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質問とは関係ないのですが、下のサイトにある日本地図はおもしろいです。
1998年10月~1999年10月の日本列島の変動を示しています。200万倍に変位を拡大した誇張図ですが、現在は日本列島が圧縮されて細っている様子が見えます。 今回の地震のような時には、急激に元に戻りますが、また圧縮が始まります。
下のサイトには、『1500年後には日本列島の姿は大きく変化することが予想され、大陸へ飲み込まれていることが予想されています。』とあります。(記載間違いでしょうが)
http://www.geocities.jp/t_shimizu2003/earth_hist …
http://www.s-yamaga.jp/nanimono/chikyu/nihon-01. …
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フォッサマグナの成因は日本列島の成因と大きな関係があるようです。



約2500万年前 ユーラシアプレートの東縁に地溝帯が出来だしました。
         また四国海盆の拡大が始まりました。
         
 この地溝帯が拡大して日本海になるのですが、なぜ地溝帯が出来たのか、その原因があまり分っていません。考えられるのは、

(1)太平洋プレート上の海山などの高まりが大規模に潜り込み、ユーラシアプレートに正断層の亀裂が発生したから。
(2)現在のアフリカの大地溝帯の様に、ホットプルームの小規模な上昇があったから。
(3)インド亜大陸の衝突が始まったので、その影響を受けた。
(4)メガリスの大規模な下部マントルへの沈降が起こり、太平洋プレートが引き込まれ、日本海溝の大規模な後退が始まったから。
(5)四国海盆の拡大でフィリピン海プレートのユーラシアプレートへの圧力がそがれて、南海トラフが後退したから。
 
ともかく以上のようなことが、おそらく複合して日本海が拡大したと思われます。

約1450万年前に日本海の拡大は終了します。

このときの日本列島は直角に近い状態にまで折り曲がっていました。
つまり中央部が折り曲がったことで引き伸ばされて(正断層)大規模な沈降地帯が出来たのです。
これがフォッサマグナだそうです。


フォッサマグナに伊豆・小笠原弧が次々と潜り込んできました。
それにより八ヶ岳などの火山が出来ました。

富士山はずっと最近で約60万年前から現在の場所付近での噴火が相次いで、成層火山となりました。
  
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