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今年大学4年になり公務員(総合土木)を目指しています。そろそろ、卒論のテーマを決めろと言われ考えています。卒論のテーマをこれからの土木、私が受験する総合土木に必要とされることにしたいと考えています。また、先日私が受験する県庁の説明会があり、「これからの総合土木に必要とされることは何ですか」と聞いてみたところ、本当に必要な道路・必要ではない道路がありもっと必要とされるところにお金をまわしたりしていく必要があるのではないかと言われました。また、このような提案がないので提案してみたら面白いのではないかと言われました。しかし、このテーマだと良いと思う人と、造った方の人はあまり良いイメージにはならないと思います。そこで、アドバイス等頂けたらと思い質問しました。また、他にもこんなことが必要となるのではというものがありましたらお願いします。

その他、今私が考えているテーマは、(1)少子高齢社会に対応できる道路・歩道(2)通勤や登校で自転車を使う人が多いのですが、まだまだ整備不良な場所があるのでその整備をすることで、車主体の道路を自転車や徒歩でも不便なく使えるようにしていく。(3)私が住んでいる県の魅力についてで、他の同じくらいの県で魅力や観光客が多く訪れている県との比較をすることで私の県のイメージアップに繋がると考えています。

回答お願いします。

A 回答 (3件)

 国立の土木系大学教員です。



 私も#2様のご意見と全く同じです。

 このテーマだと、いわゆる土木工学の中の、どの分野になるのでしょうか。あえて分類すれば、土木工学の中の第4分野(計画系)ですが、やはり、ちょっと違います。むしろ、経済学の分野が近いようなテーマです。

 そのようなテーマに興味を持つこと自体は (そのきっかけは、#2様ご指摘のように、やや不純ですが) 悪くはないでしょう。
 ただ、そのテーマを選ぶことについては、パッと考えただけでも次のような問題点が浮かんできます。

1.先生はそのテーマで指導できるのか(研究室の研究課題とあっているのか)
 大学によっては、土木系学科でも、社会政策に詳しい先生がいるところはあります。そのような研究室なら、指導は可能でしょう。うちでも、むしろ経済系に近いテーマの卒論を実施している研究室はあります。
 しかし、多くの土木系研究室では、社会政策分野のテーマは指導できるでしょうか。指導教授はなかなかゴーサインを出してくれない可能性があります。

2.いわゆる土木技術のテーマをなぜ選ばないのか
 卒論レベルであれば、卒論の内容と就職後の業務がぴったり合致している、ということは、あまりありません。
 むしろ、卒論では、土木技術について、卒業研究という「研究のまねごと」をして、卒論という「論文のまねごと」をまとめた、という経験が買われているのです。その時、本来の土木技術からはやや外れたテーマをあえて選ぶことに、採用側がどの程度評価すると考えているのでしょうか。

 少なくとも、質問にお書きのようなテーマは、土木職公務員としては、かなり異質な内容となることは、承知しておいてください。

この回答への補足

smzs さん回答ありがとうございます。やはり都市計画系に入ってしまいますよね。
私の学科は、建築・建設・情報がまとまった学科で、建築に重点を置いていて、土木といった面では測量と建築の構造的なことしか学びませんでした。
また、入学後、建設工学という学科が名前を変え社会環境という学科になり、そちらでは、土質・水理・構造といった分野がありますが、他学科のため...
また、私の入った研究室は、測量を教えているところで、以前に緑量の測量などを行っていたそうです。
私の研究室の指導教員に相談したところ、自転車の案が良いとのことでした。しかし。あまりしっくりこなかったのでここで質問いたしました。

補足日時:2011/05/17 11:20
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1.指導教員に相談すべき。

以下は,指導教員が相手にしてくれなかったときの参考ていど。

2.公共政策をやりたいのか,土木技術をやりたいのかで,ぜんぜん異なるでしょう。「今私が考えているテーマ」は前者であり,土木学科で扱うネタじゃないように思います(扱うという研究室もあるかもしれません)。

3.県から資金提供を受けて委託研究をするわけではないので,県が考えるべきことを代行してやる必要はないでしょう。卒論で下請け的なことを研究すれば採用に結びつくかも,という発想が卑しいですね。

この回答への補足

passersby2 さん早速回答ありがとうございます。やはり自分が興味を持ったものをやった方がよいですよね。私の学科は、情報・建築・建設の3つの学科がまとまってできた学科で、広く浅くという感じで学んでいます。土木技術とは、道路・トンネル・鉄道・河川・ダムなどで、また、これをどのように研究テーマとするのでしょうか?

補足日時:2011/05/17 10:28
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道路の要不要は政治や利権にからむので卒論レベルでは手を出しにくいと思います。

誰かにとって必要なものは必ずしも皆にとって必要なものではありません。

他県との比較はそれを土木の観点からやるのは厳しいでしょう。「魅力的」などという曖昧な指標は調査しにくいし、「観光客の数」と「道路など土木施設の整備状況」の相関や因果関係を証明できますか?。感覚的にも観光客は道路を見に来るわけではないでしょう。また、比較となると調査の手間が倍かかる。卒論には調査しやすい対象を選ぶべきです。

少子高齢化というのは大きなテーマですが、高齢化はともかく、「少子」は無理でしょう。子どもや妊婦に優しいというのならわかりますが、土木にはふさわしいとは思えません。公共事業が減って困った土建屋が老健施設を足がかりに予算のつく福祉事業に乗り出す、という少し前のトレンドはありますけど。

自転車ネタはおもしろいんじゃないですかね。ただし歩行者まで広げると大きくなるので、自転車だけにハイライトする。自転車は弱者だけでなく(歩行者にとって)強者である視点も添えるといいと思います。バリアフリーや路駐の問題、歩道と車道のどちらを走らせるか、その実態、法規や条例、そしてエコ。フィールドワークもやりやすいし運動にもなる。私ならこれを選びます。

観光都市バルセロナでは、市内の各所に登録制のレンタル自転車プールがあって、低料金で市民が乗り捨てたり乗り継いで使うことができます。旅行者にまでは広がっていないのですが、行政とインフラとマナーが揃わねば実現不可能な、環境にやさしい優れたシステムだと思います。
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この回答へのお礼

snaporazさん回答ありがとうございます。指導教員に相談したところ自転車の案が良いのではということでした。しかし、過去に似たようなものがあったので、まだ調査されていない点をこれからのテーマとして少し考えてみたいと思います。ありがとうございました。

お礼日時:2011/05/17 11:27

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