最速怪談選手権

今年になって主人の父が他界しました。その際義父が再婚した義母は存命していたのですが、家のならわしで一人っ子で長男である主人が喪主を勤めました。
同居はしていなかったためにその後の法要は義母が用意をしていても主人が営むという形式を取ったために、四十九日などの法要では義母が祖供養を主人の名前で用意し、私達からはお供えやご仏前は用意しませんでした。

さて、先日主人の祖母も他界し、主人の父が長男でたった一人の男子だったために、名前をつぐものが主人しかおらず孫でありながら主人が喪主を勤めました。
とはいえまたも別居でしたし、孫の立場から祖母の人間関係や財産などの事情が全く分からないので、その後の法要は亡くなった祖母の娘に当たる叔母がすべてを取り仕切っています。
四十九日の法要の際に、一応喪主ですし先日の義父の件もありましたので、お供えやご仏前は用意せずに行ったところ、それは不心得だということでお叱りをうけてしまいました。

祖供養は喪主からというのが名目だと思っていましたし、もちろん今回も祖供養は用意されていました。費用についても祖母の財産から出しています。(その後主人を含めた相続人に分けられることになっています)

こういう場合にもやはり他家から列席した方々と同じようにお供えやご仏前を用意するのは当たり前なのでしょうか。
アドバイスいただけますと幸いです。

A 回答 (3件)

 地方,地域,また家によってそれぞれやり方が違いますので,これが正しいやり方だと言うのはないのですが,うちの場合はこうだったというのをお話しします。


 
 祖母が亡くなりました時,葬式から四十九日までの費用を祖母の残した財産で賄いました。粗供養は喪主(施主)の名前で用意しましたが,経費は祖母の財産から捻出しました。
 このため,通夜の折に,祖母の財産の相続人は御仏前やお供えは持って来ないと取り決めました。
 大叔父が亡くなった時も同様でしたが,この時は相続人でない者も手ぶらで来ると取り決めました。
 父は財産を残さずに亡くなり,そのような取り決めをしませんでしたので,皆さん御仏前やお供えを持って来られました。
 このように,同じ一族でさえ,やり方が異なります。
 
 法事は,それに係る経費を親族が分担して行います。ですので,参列者は「御仏前」という形で費用の一部を施主に差し出します。施主は実際掛かった経費と集まった御仏前の差額を負担することになります。
 だいたい包んで来られる御仏前は,お斎(法事後の会食)と粗供養相当額ですので,お飾りや御布施は施主の負担になってしまいます。
 
 さて,法事の取り仕切り人=施主ですので,施主は御仏前を包まないものです。もちろん,御仏前はその名のとおり,仏様に供えるという名目のものですから,包んではいけないということはありません。
 貴方のお祖母様の例で言いますと,施主は名目だけで,実際に取り仕切る人は別ですので,何らかの形で費用の一部を負担する必要はあります。
 ただ,法事の費用をお祖母様の遺産で賄ったということですので,相続人がその相続分に応じて費用を負担したということになろうかと存じます。
 ですので,他の相続人の方が,御仏前やお供えを持って来られなかったのなら問題はないのでしょうが,おそらく他の相続人の方は御仏前やお供えを持って来られたのではないでしょうか。

 つまり,他の相続人の方が,「御仏前」と言う形で,法事に掛かる経費を分担されたのであれば,名目上の施主である方も同じように分担しなければならないと思います。

 文面からは,何らかの取り決めはなかったようですし,取り仕切り人の方は,御布施やお飾りは遺産で賄うけれど,自分の食い扶持(お斎と粗供養の経費)は持って来て貰うつもりでいらしたのではないでしょうか。
 今後,一周忌などの法要が続きますから,取り仕切る方とよくよくご相談なさった方がよろしいかと存じます。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。他の相続人の方がご仏前を持ってこられたのではというご指摘で納得しました。
ただ、施主についても主人の名前になっていますのでやはりすこしひっかかるところもあるのですが・・・。
とはいえ、長く付き合っていく親戚ですので感情的にならずにきちんとした取り決めをしていくことも大事かと思いました。

お礼日時:2003/10/10 10:23

> 他家から列席した方々と同じようにお供えやご仏前を用意するのは当たり前…



確かに、喪主が香典を出したら違和感がありますね。お葬式の時は何もトラブルはなかったのですか。
一般的には、故人に血縁関係が最も近く、故人を最もよく知る人が喪主を務めます。喪主イコール施主です。
ただ、今回のご相談のように、喪主に適任者がいない場合、若い人を一応喪主に立てるものの、施主としての実務は、後見人が取り仕切ることになります。お父様のお葬式はお義母様が、お祖母様の時は叔母様が、まさにご主人の後見人であり、施主であったと想像します。

さて、お葬式が無事済むとほどなく四十九日法要ですが、その前に辞書を引いてみましょうか。gooの国語辞典です。
【喪主】葬式を営む人。
【施主】(1)-略- (2)葬式、または法事などの供養をする主人役の人。(3)-略-

そうです。喪主の任務は葬儀で完了し、以後の法事を主宰するのは施主です。葬儀の施主がそのまま法事の施主を務めるとは限りません。その折々の状況によります。
お父様の時は、お義母様が先妻の子であるご主人に気を遣われて、何も言われなかったのでしょう。叔母様では、実際に血がつながっているのでお義母様ほど気を回す必要がなく、ご主人が喪主と施主の違いにお気づきでないことを、指摘されたのではないでしょうか。お義母様と叔母様との、性格の違いが現れたのかもしれません。
また、諸々の費用が遺産から出されたことは、社会通念上何ら差し支えないことと考えます。

いずれにしても、何かと顔を合わす親戚同士です。若気のいたりとして、皆さんすぐ水に流してくれることと思います。一周忌には、お仏前とお供物を用意されるか、ご主人が施主として実務を取り仕切られるかのどちらかをお薦めします。

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この回答へのお礼

ありがとうございます。
うちの場合は確かに名前だけの喪主のつもりだったのですが、実際はどちらも実際的な仕事をし、叔母・義母を含めた親戚筋からは口だけがでるという状況でした。また、たまたま今仏壇がある場所が祖母が住んでいた家なので、家が近い叔母が取り仕切っているものの、その後の供養はうちでしないとするものがいないという状況です。

しかしご指摘のように現在は叔母が供養の実際上の施主であることは確かですし、やはり一族の目上の者の意見ですので素直に聞いて相談のうえで決めていきたいと思います。

期待に反したなどとんでもありません、ありがとうございました。

お礼日時:2003/10/10 10:30

地域によっても風習は違いますし、中には「その家の独自の風習」が「こっちの地域の風習」と言い張ってる(思い込んでる)人もいますから、最終的には「本当の中心人物」なる方(今回の場合、叔母様)にお伺いをたてて、違うんじゃないかなーと思いつつもその通りにしておいた方が、後から不心得と叱られる確率は少ないです。



ただ、「喪主が、列席した他の方々と同じように、お供えやご仏前を用意する」というのは、必ずしも当たり前ではないと思います。
昨年春、私の父方の祖母が他界しました。私の父が長男だったため、父が喪主でした。
孫一同でお金を出して、供花を出すことになり、叔父(父の妹の夫)が手配をしてくれました。
私が人数割りの金額を叔父に渡した所、「喪主からお金もらうのも変だけど……」って恐縮しながら受け取ってくださいました。

喪主ではないんですけどね(^^ゞ喪主の娘=喪主と同等って感じでした。

義母が他界した時も、喪主は義父でしたが、一人っ子だった夫と、その妻の私も、喪主と同等ってことで、「お供えやご仏前を受け取る側」でした。
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この回答へのお礼

そうですね、うちの場合も義母がいるのに主人が喪主ということで私の実家のほうから「変なのではないか」という声がありました。
その家々によって違うことなので叱られたことはさらっと流して言うとおりにすることがいいのかもしれないとおもいました。
お答えありがとうございました。

お礼日時:2003/10/10 10:25

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