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少しまえは牛乳などの食物、最近は工業製品で
http://www.shigenshinpou.com/news/bucknumber/201 …
放射性物質で汚染された物を「薄めて」出荷する話題がありました。

汚染を気にする人からは「危険だ」「非常識だ」などの話を聞きました。
薄めて適切な基準値以下(それが3.11以降であがった、下がったは問題にしません)にするのは、リーズナブルなことだと思うのですが、「薄めた」ものでも何か危険性が考えられるのでしょうか?

A 回答 (8件)

ご返信ありがとうございました。



原発事故以前では、Cs137の発生源は主として核実験でしたので、その時代から随分の時間が経ってます。
Cs137の現在の日本国内分布を見る時、時間経過による土層変化を考慮しないと結果がおかしくなりますよ。

例えばごく最近の東京新宿区の土壌0~5cm深度のCs137含有量は2Bq/Kgですが、これは恐らく測定対象地が新土であるため、核実験時代の痕跡が消去されているのでしょうね。
同様の状況が日本全国の代表的検査地点で存在する模様であります。

Cs137は土壌への吸着率が高く、深い土層まで浸透するのに時間が掛かります。
よって宅地造成などで盛土をすると、全くCs137の無い土で表土が形成されるという事になります。
この土を測定しても、この場合は意味を成していません。

都市部と田舎でのCs137の含有率の差を考察する場合、例えば北海道のような地域ですとかなりはっきりそれが把握できます。
北海道の田舎の牧草地等と札幌・旭川のような都市部とでは、数倍の開きが出てますよ。

また、水田地帯ですと土壌が粘土系ですのでCs137が吸着しやすく、より高い値が検出される傾向があります。
水をはる点もCs137が蓄積されやすい理由なのかな。
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 あのですね、少なくとも牛乳の「薄めている」は、マスコミが無知であるか、実態を意図的にゆがめて報道したデマに近いものです。



 もともと牛乳の原料である原乳は各酪農家を一台のタンクローリーがまわって集め、それを製乳会社のサージタンクに集めます。原乳の各種検査(微生物や抗生物質、乳質)はタンクローリー単位かサージタンク単位で行なわれるため、結果的に各酪農家の原乳を混ぜて検査することになります。
 事故発生後間もない頃、この酪農家の中に放射性物質による高濃度汚染が疑われたところがあり、結果的には高濃度汚染されていない酪農家の原乳と混ざって数値が規制値以下となったことがありました。
 なんのことはない、製乳会社は従来と同じタイミングで検査を行い、そこに放射性物質の検査も組みいれただけのことなのですが、マスコミの一部がこれを「意図的に混ぜてうすめた」と報道したのです。
 製乳会社にそのような意図が全くなかったとは言いませんが、結果的に薄めることで濃度が下がれば相対的にヒトに対する危険度が下がるのは自明です。
 なお、危険度のものさしをどの程度にするかは個々の判断となると思います。あくまでもゼロに近くなければ駄目という方もいるでしょうし、規制値以内なら大丈夫と考える人もいます。
 
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この回答へのお礼

No6, 7, 8 ほかの方も回答ありがとうございます。(まとめてお礼を書きますごめんなさい。)

もともと私は、他の有害物質の考えと同じように「薄めて基準値以下」なら問題ないと考えていました。

一方でNo6の方がおっしゃるように、個体ごとには安全とされたとしても、生体濃縮/蓄積の問題を考えなければいけませんし、No8の指摘にあるように都市集積(都市濃縮といったほうが対比でわかりやすいのかな)、土壌への蓄積がありますね。ただ、都市集積ならば長いスパンで考えることが可能かもしれませんし、そうすれば(今のセシウムでの)30年程度という半減期も考慮可能な時間に入ってくるかも知れません。

また、No8の方の回答にあるとおり、どうも誤解を招きやすいもしくは間違った報道や反応があるようにも思えます。

今回の質問でだいぶすっきり整理ができました。ありがとうございました。

お礼日時:2011/06/10 23:33

No.2です。



恐いのは放射性物質と、それの生体濃縮であり、それに関するご質問ですよね?

生物の放射線耐性は強いので、放射線は、年間被曝量の積算が数十mSvの範囲では、現実的に怯える必要は有りません。
緊急被曝でも、そのレベルの放射線量は、臨床的には全く問題有りません。

確かに可能性はゼロでは無いですが、臨床データではなく、因果関係からして怪しい「〇〇ガンになる確率が〇倍に・・」と言った類の話しです。

そもそも〇〇ガン(例えば甲状腺ガン)の発生確率が低いのです。
「ビタミンCがレモンの1000倍」などと言う広告は多いですが、レモンが飛び切りビタミンCが豊富な果物では無いのと同じです。

喜んでラジウムやラドンの温泉に入ってた人が、原発事故を起点に、放射線を怯えまくるのは笑い話です。
温泉やミネラルウォーターに代表されますが、低レベルの放射線が身体に良いのは、ホルミシス効果と言い、現状は原発直近のごく一部を除き、そのホルミシス効果レベルです。

恐いのはあくまで冒頭に書いた通り、『放射性物質』であり、その『摂取』『蓄積』『濃縮』です。
安定ヨウ素なども、摂取に対する緊急治療です。
チェルノブイリ原発事故でも、主に放射性物質摂取による健康被害です。

飛行機の放射線影響と言うのは宇宙線です。
宇宙起源の放射性物質なんて除去出来ません。

そもそも放射性物質は、質量のある『物質』で、重量もあります。
黄砂やスギ花粉などと同じです。
飛散はしますが、風船の様に高高度をフワフワ漂ってるワケではないので、いずれ落下します。
もし更に高高度に浮上すれば、重力影響が減少しますので、永遠に漂っています。
ソコに時速数百kmの飛行機が突っ込んで、物質が付着するなんてコトは、飛行機の機体に接着剤でも塗布しない限り有り得ません。

都市集積は有り得ます。
物流影響と、コンクリートの都会では、自然浄化作用が低いからです。
ただ、再生金属に固溶含有する放射性物質による放射線影響など無視出来ます。

広島・長崎の原爆や過去の核実験により、「放射能の雨」など、人類も日本人も、何度も経験しています。
放射能の雨にぬれて、ピンピンしてる方などいくらでも居ます。
そう言う方は、摂取しなかったからです。

基準値以下に薄めた牛乳に関して申せば、1度や2度なら私は平気で飲みますヨ。
ただ、常用は遠慮しますし、やはり「可能性がゼロではない」を考慮しますと、無責任に他人にお勧めはしません。
「飲む」は科学的判断で、「他人には勧めない」は道義的判断ですから、全く根拠は有りません。
「常用はしない」がその中間でしょう。

専門家なども、胸を張って「大丈夫!」と太鼓判を押さないのは、この道義的判断が邪魔するからです。
一部の専門家は、科学的根拠で「絶対に大丈夫!」と断言します。
逆に、声高々に「飲んではいけない」と言う専門家は、人道的な意見だから言えるのです。

最終最後は、「科学的に100%安全な濃度まで薄めた毒入り」の食料や飲料でさえ、個々には「それを喜んで飲む人は居ない」と言うコトです。

ただ、医薬品などでもそうですが、放射線も、医療分野では、ソレは当たり前で日常的に行われています。
睡眠薬を1瓶飲めば、自殺も可能な毒であり、睡眠薬に限らず、薬効が強い薬の多くは同様です。
しかし適量であれば、自然排出される薬は、常用しても構いません。

放射線の厄介な部分は、全てが自然排出されない点のみです。
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その記事は工業製品、特に再生・リサイクル物質に対して重点が置かれてますね。


例えばアルミ缶再利用だとか、鉄くずから鉄製品へとか。福島で没になった自動車のスクラップも再利用されるでしょうし。

それらを「薄めて!」再生資源として世界中に売りまくる!と。

いよいよ始まりましたよ。放射性物質の大拡散。
それも世界中に。
核物質テロ国家日本は将来、全世界人民からの個別の訴訟にテンテコマイになりそうですわ。
ブツに放射性物質が発見された為に、安全なブツと混ぜ合わせて、安全だと偽って売りさばく。何の為かと言えばカネ目当てで。

こうやって人口集中地帯目指して核物質は集結していく。
日本の人工放射能分布を見ると、都市部では濃く、田舎では薄い。
核実験時代に降った放射性セシウムなんかはそうなってます。
何故そうなるかと言えば、人工放射能の入ったブツが都市部に集結していくから。
食品の中に入って。工業製品の中に入って。車に付着して。人に付着して。

今度の原発事故で出て来た人工放射能の都市部集中の具合は凄い事に成りますよ。
そもそも東京が大量被曝したし、爆心地福島が近いし、わざわざ放射性物質を東京に入れる運動を、カネ目当てでもボランティアでもやってるし。
しかも、殆どの人が全く危険を感じてないし。

バカですわ。
脇から見ていて笑いが止まらんですわ。
原発を東京に作るよりも遥かに「イイキミ」ですわw

この回答への補足

なるほど。
たしかに集積というのはありえますね。昔の化学物質みたいな感じですね。

> 日本の人工放射能分布を見ると、都市部では濃く、田舎では薄い。
核実験時代に降った放射性セシウムなんかはそうなってます。

これってどこかにソースございますか?
過去の核爆発実験での拡散量と今回の原発事故の拡散量を較べることってできないですかね。それがわかればどの程度拡散・集積するかわかりそうな気がします。

補足日時:2011/06/09 08:13
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放射性物質を体内に取り込むのは微量であっても危険はゼロではないようですね。


ちょっと濃いものを薄めて商品にするのは
「赤信号みんなで渡れば怖くない」と通じるところがありますが、
怖くないと思える人は幸せな人ですよ♪

この回答への補足

> 放射性物質を体内に取り込むのは微量であっても危険はゼロではないようですね。

それなんですよね。リスクは取り込んだ量に比例するのか、そうでないのか、専門家でも意見が分かれるようですし。

補足日時:2011/06/09 08:19
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緊急時の暫定基準の妥当性については検証されるべきですが、通常食品衛生法などで定められている基準はその値のものを摂取し続けて問題ないレベルに、更に安全率を掛けて決められています。

体内の特定部位に蓄積するような物質については当然その効果も考慮されています。
危険か安全かは基準値の妥当性をどう判断するかによりますが、他の産地のものとブレンドするなりして基準値未満に抑えた食品を摂取するのと、最初から同じ値のものを摂取するのとではリスクは全く同じになるはずです。
放射性物質に限らず、あらゆる毒物についても言えることですが、あくまでも問題は「量」です。体に必須の元素であっても過剰摂取は有害ですし、どんな猛毒も摂取量が十分に小さければ問題ありません。

この回答への補足

No2の方も同じ考えだと思いますが、個体レベルであれば、基本的には摂取するものの濃度と量の話だと思っているので、おっしゃる内容は理解できます。ありがとうございます。

補足日時:2011/06/09 08:17
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危険性や影響は、間違い無く減じますヨ。



汚染された牛乳を、汚染されてない牛乳で半分に薄めたら、影響は間違い無く半分になります。

ただ問題は、生体濃縮と個体差(個人差)と、何より放射性物質の種類でしょうね。

ややこしい計算などは省き、単純・大よそで申しますが、半分に薄めて基準値の半分だとしても、身体に蓄積する結果、2日飲めば薄めて無いのと同じなんです。

幸い、人体に影響を及ぼす放射性物質の中で、最も排出が多い放射性ヨウ素は、半減期が8日程度で短いのでマシなのですが、長いものは2万年と言うスパンですから、これらは飲めば飲むほど、倍々ゲームで生体濃縮します。

ヨウ素でも、毎日飲めば半減期を迎える8日の時点では、基準値の4倍になります。
更に半減期と言うのは、放射線の放射量が半分になるまでの期間ですから、なかなかゼロにはなりません。
牛乳を毎日飲む人の場合、2ヶ月くらい経過した後は、常に身体の中に、基準値の8倍くらいを蓄えた状態です。

ヨウ素でさえこんなのですから・・・。
そこまで考慮して基準値を考えてるなら良いのですが・・・。

モチロン、自然排出もありますから、実際にはこの半分とか何分の一ですが、体重が半分だと、影響は2倍になりますし、もともとの放射線耐性にも個人差があります。

半分に割ったらOK!って言うのは、ヨウ素に関しては言えると思いますが、その他の元素の場合は、???です。
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マスコミに踊らされていませんか、牛乳や食品を放射能の影響がないまでに薄めたら、元の食品ではなくなるでしょう、もともとの味がなくなって薄めた材料だけになり売るものにはならないでしょうから、心配は要りません。



金属は放射能には汚染されませんから、洗浄すれば安全に使えますから心配はないでしょう。
そんなに心配するなら、空港の周りを心配したほうが言いように感じます、飛行機は放射能の高い高度を飛んできて、着陸してから水洗いで放射能を洗い流しています、洗浄した水をどのように処理しているかを考えてもいいのではないですか、しっかり処理していると思いますが。

この回答への補足

水で薄めるような話ではないです・・・。
飛行機の話も対象にしていませんので、ごめんなさい。

補足日時:2011/06/09 08:15
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