遅刻の「言い訳」選手権

息子の数学の教科書(中学)を見ると連立一次方程式解法として、
「加減法」と「代入法」が説明されています。

加減法の説明を読む限り、いわゆる線形代数でゆうところの
「消去法」や「掃き出し法」の説明なのですが、
線形代数の専門書で「消去法」や「掃き出し法」を
「加減法」と呼ぶのを見たことがありません。

ネットで調べても「加減法」は中学数学の解説にしか
出てきません。通常は「消去法」や「掃き出し法」
という名称で説明されています。

「加減法」は中学数学の方言なのでしょうか?
またなぜ一般的な名称を使わないのでしょうか?

このあたりの経緯をご存知の方がおられましたら
よろしくお願いいたします。

A 回答 (5件)

いちいち名称をつけなければならないレベルでもないから、名前が適当なのでは?


解を導くための理解が重要なのであり、名前なんてどうでもいい。

大体、受験でそんな名前は問題に出てきません。
それに、たかが一次連立方程式なのだから、頭をひねれば小学生にでも解けますし。
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学校数学にオカシナ用語や分類が多いのは、


数学教育の専門家という人達がいて、
数学界とはやや離れた所でコミュニティーを
形成しているからだと思います。
所属する人々には、共通の顔ぶれも多いのですが、
あっちとこっちでは、やっていることが違う。

数学の常識とは独立に、教育数学における
常識や権威が存在しているので、それを知らないと、
普通の数学を知っているだけでは、学校教科書とは
齟齬が生じる可能性もあるのです。

一方、世の理系お父さんが見につけている数学は、
それはそれで、また数学とは少し離れた
工業数学(応用数学?)というやつです。
だから、俺は理系だ…というつもりで、ン十年ぶりに
子供の数学の教科書など読んでみると、
何だコリャ?ということが起こるのです。

たいていの場合、言葉遣いが少し違っているのと、
計算や証明の手順に独特の制限が加わっているのと、
論理の細部がややいいかげんなだけで、
数学と全く別のことをやってる訳ではありませんから、
そういうもんだと思って読めば、違和感はあっても、
理解することは難しくないはずです。

教育数学界の用語や常識が反映された↓は、
http://www.mext.go.jp/component/a_menu/education …
それ自体は法的拘束力を持ちませんが、
検定教科書の事実上の要求仕様となっています。
ここに変な単語が載ると、全国の教室で教えられてしまう
ことになるのです。

ご質問の「加減法」は、↑の p.108 に出ています。
なぜ、消去法をワザワザ加減法と言い換えるのか
については、私は知識がありません。
教職をしておられる方なら、ご存知でしょうかね。
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>「加減法」は中学数学の方言なのでしょうか?



 そんなものと思っていいのではないでしょうか。式を扱う手続きにつけたニックネームみたいなものでしょう。「植木算」「旅人算」「鶴亀算」なども「小学校算数の方言」ですね。

>またなぜ一般的な名称を使わないのでしょうか?

 「一般的な名称」とは、「掃き出し法」のことでしょうか。
 中学校で出てくる連立方程式では、2元のものがまずでてきて、それについてかなりの時間をかけると思います。その際の解き方では「掃き出す」というイメージにはつながりにくいでしょう。

 式を足したり引いたりして変数を消去していくので、「加減法」で、別に不自然なこともないと思います。
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> 「加減法」と「代入法」



を区別する理由がないから使われないのでしょう。それに、係数を合わせるのに加減だけでは足りないので、「加減法」という言葉に違和感があります。


掃きだし法の説明は高校か中学の教科書に載っていたのを記憶してますが、授業で扱い始めるのは大学1年くらいですよね。実際にやっている内容は算数に毛が生えたようなものなので、もっと早めにやってもいいのになとは思ってました。

このことは、小学校で未知数を使った連立方程式を使ってはいけないことによって変な計算方法を習得しなければならないのと似ていると思います。「鶴亀算」とかが使われないのと同じと考えればしっくりきませんか?
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こういう名称や形式にばっかりこだわって、実の無いことうだうだ言い出す奴が日本をダメにするんだね。


解けるかどうかが問題なのに。

文部省の学習要領で決まってるからしかないじゃないか。
名前が違って何か困ることがあるのか?

線形代数でいう「消去法」や「吐き出し法」ってどこの国の言葉ですか?中国語??
そんなのしらねぇよw

この回答への補足

おっと、「吐き出し法」は「掃き出し法」の誤変換です。

息子の数学のプリントがわからなかったんですよ。

職業的に数学を日常的に使っているのに、中学の数学の
プリントに読めない言葉があるのがショックでした。

補足日時:2011/08/21 15:04
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