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歴史において鉄砲の果たした役割を教えてください。
私は以下のように理解しています。

1.初期の鉄砲は純粋な殺傷能力においては弓と比べて特別に優れていたわけではない。
2.しかし、弓と違い操作が容易なので傭兵を武装させる武器として優れていた。
3.そのため、絶対王政を目論む領主たちが自分たちの私兵を武装させるためのツールとして優れていた。

しかし、使用の容易さで言えばクロスボウも大差ないと思うのです。
鉄砲が弓より優れているところが使用の容易さであるとするのであれば、鉄砲がクロスボウより優れていたところはどこなのでしょうか?
またそもそも1-3の理解が違うという意見でもかまいません。

何かあればお願いします。

A 回答 (14件中11~14件)

 クロスボウって、主要武装では無いにしても、なんやかんやと第一次大戦まで現役兵器(特殊部隊だと今でも…。

)だった気が…。
 (手榴弾を遠距離まで飛ばしたり、夜間に音が出ない事を利用した奇襲攻撃など)

 鉄砲とクロスボウの違いで大きいのは、発砲時の音や煙じゃないかと…。
 (当時の兵隊[傭兵などが多い]なんかは、後世の国民軍と違って、形勢不利だと簡単に士気が低下して壊走状態になり易い…。)

 元寇襲来の時に、蒙古軍が威嚇効果を期待して使用した「てつはう」(鉄炮)なんてのも有りましたし…。

 あと、銃剣を付ければ銃兵って槍兵の役割を果たせますし。
 (銃剣が出来るまでは、銃兵はパイク兵や弓兵と行動を共にしていたのが、銃剣誕生で他の武器使用者を駆逐してしまいますし…。)

 それと、銃兵だと密集隊形(戦列歩兵)を取れます。隣にいる銃兵の火縄で自分の銃が暴発する位…。←こんくらい密集しないと、騎兵の突進や縦隊の突撃を阻止できない…。
 (後に暴発を防ぐため、当たり金が火蓋と一体化したフリントロック式が開発される。)

 クロスボウだと如何しても弓の部分が横に広がって密集しがたいですし、矢の装填の為に全身の力を使ったり、専用の道具が必要な為に密集陣形維持が困難…。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

>クロスボウって、主要武装では無いにしても、なんやかんやと第一次大戦まで現役兵器(特殊部隊だと今でも…。)だった気が…。

それほど優秀なクロスボウが何故初期の鉄砲に負けたのかが知りたいわけです。

音と煙の威嚇効果ってのはありそうですよね。
敵もビビるし、味方のスポンサーも「良く分からんが凄そうだ」と騙された面があったのかもしれません。
密集に関してはありえますね。装填については所期の鉄砲も色々問題あったと思います。

銃剣が生まれたのはかなり後で、その頃にはクロスボウとの勝負はついてたと思います。

お礼日時:2011/08/27 16:34

これは私の脳内の勝手な想像ですが。


クロスボウと銃。
破壊力は銃が大きいがコストがかかる。火薬、銃そのものの製造にも特殊技術が必要。発射速度もあまり差がないし命中精度はクロスボウが高い。これらを考えると銃のほうがむしろ兵器としては弱い。
さて、中世の職業はギルドによって縛られていた。歴史上、製鉄ギルドと言うのは私の知る限り出てこないが、鉄は現在の石油にも匹敵する巨大な需要があった。甲冑、剣、農機具、日常道具、全て鉄だった。だから無いはずは無いし、流通を考えると国境を越えたグローバルな組織だったと思う。
鉄ギルドは鉄の需要をより高めるために銃という新たな武器を組織的にバックアップしたのではないか?彼らは同時に火薬の製造販売流通も確保した。弓、クロスボウは小規模なギルドはあっただろうが製鉄ギルドほど商売上手ではなかったし組織的でもなく市場はローカルにとどまっていた。いわば地元商店街に外資の巨大スーパーマーケットができたようなものだ。例えばセールスマンは「銃そのものはレンタルで消耗品の火薬と弾で利益をとったかもしれないし、1年間100丁ただでテスト試用期間」などの条件をつけたかもしれない。
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この回答へのお礼

軍需を見込んだギルドのセールスというのは意外かつ面白い意見でした。

二つほど気になるのは、一つはあの当時のギルドはそこまで大局的戦略的に動けたか少々疑問です。
まあ新興の鉄砲ギルドのような存在が国王や傭兵に対して鉄砲を売り込んだことはあったかもしれません。

二つめは、命をかけた戦場ではたとえギルドが売り込みをかけてもそれがクロスボウより劣っていたらだれも使わないと思います。
やはりクロスボウより優れていた点があったから鉄砲を使ったのだと思うわけです。

確かにクロスボウより威力はあったと思います。
人は刺されただけではなかなか死にませんが、鉄砲の衝撃は一撃で刺す以上のダメージを与えられたと思いますから…

お礼日時:2011/08/27 16:29

生産コストと運用するための訓練が段違いです。



弓は使う木や鉄を選びます。節があったり鈍ら鉄では作れません。弓の技を習得するには3年かかります。

弩は使う木や鉄を選びます。また筋力が無いと弦の巻き上げに困難をきたします。

初期の鉄砲は竹筒か青銅の筒に火薬と弾を入れるだけです。修練も何も要りません。
明ではわずか10年で5万挺の青銅筒を作ったようです。弓や弩ではこの数は用意できません。
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この回答へのお礼

なるほどなんとなく鉄砲の方が作るの大変だというイメージがありました。
クロスボウより鉄砲の方が作るのが簡単というのは説得力ありますね。
クロスボウは工芸品だから大量生産は難しいが、鉄を使った工業製品だから同一規格で大量に作れると…

お礼日時:2011/08/27 16:10

>鉄砲がクロスボウより優れていたところはどこなのでしょうか?



・矢より、玉の方が持ち運びやすい
・矢より、玉の方が大量生産に向いている
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
ただ鉄砲には弾だけではなく火薬も必要なわけです。
火薬も含めてもやはり弾より矢の方が作ったり持ち運びは容易なのでしょうか?

お礼日時:2011/08/27 16:07

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