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今、法律というもが出来上がるまでの過程について、
大変興味を持っている者です。

いろいろと、ここでも教えてもらっているのですが、
まだ疑問があり。。。(恥)

法律を作っているのは、
やはり、「法務省」ということになるんですよね?

これって、法務省が独自でやっているのではなくて、
あくまで、「国会議員からの要請」で動くということでいいのでしょうか?

国会議員自体は、法律の知識があっても、
結局、忙しいので、法律自体は作れないと。

そう考えると、法務省の中のお役人さん(超頭のいいエリートの方?)が、
もちろん、国会議員の考えを取り入れての作成ではあると思うのですが、
ある意味、自由に作れるということですよね?

例えば、法務省の局員の中に悪意を持った人が紛れ込んでいた場合、
それが、正しい法案ということになってしまうんですよね?

国会議員も何から何まで分かるわけではないから、
例えば、法務省や大学教授にうまく丸め込まれたり、
入れ知恵されれば、それが真実ということになってしまうんですよね?

と考えると、結局、国会議員の役割というは、
何になるのでしょうか?

法務省が法律を作り、それを国会の中で賛成票を投じているだけですよね?

法務省は、絶対なる法律を作るわけですから、
そもそも、反対の仕様がないですよね?

これを素人が作るなら
反対もできると思うのですが、
プロ中のプロが法律を作るのですから、
反対のしようがないですよね?

と考えると、あらゆる法律は、
国会に提出された時点で、
もう可決するという考えでいいですよね?
よく野党が反対しますが、
あまり意味のないことなんですよね?

もしよかったら、教えて下さい。
よろしくお願いします。

A 回答 (6件)

法務省は民法,刑法,民事訴訟法,刑事訴訟法,商法・会社法などの


重要な法律を所管しています.これらの法律の改正などは法務省の仕事です.
今国会で法務省が提出した法案は次のページで確認できます.
http://www.moj.go.jp/hisho/kouhou/houan177.html

他省の所管法律には法務省が特に関わることはありません.

内閣提出法案の場合,通常は大臣や与党の部会等の重鎮達の指示を仰いで,
官庁の幹部がその年に作る法案の骨子を決めます.
役人が好き勝手に法律を作ってるわけではありません.
細かい条文本体は官庁の役人が作成し,内閣法制局の審査を受けて,
正確で憲法違反のないまともな法律案を完成させます.
与党の幹部クラスの人がやりたくない法案を勝手に起草することは
役人にはできません.また,与党内での法案の了承を,
国会に出す前に得ておくことが通例です.

このように事前の非公開の手続きで,与党の指示を受けて法案を作成し,
与党の了承を得る作業を行っているために,国会に提出されてから
条文が修正されることはあまり起きません.
国会で一般国民の目に触れるところでロクな議論がされないのは,
こうした事情によるものです.

また,野党の反対に意味がないのかというと,そうではありません.
実を言うと第一野党の賛成は極力得るように法案を作成しています.
例えば万年野党の日本社会党の賛成もできるだけ得るようにしてきたのが実情です.
法律の賛成比率を調べてみると分かると思いますが,
大半の法律は第一野党の賛成を得ています.
政権交代があるたびに,国の基本的政策がコロコロ変わったら,
国民はいい迷惑ですよね? 
長期に安定的な法制度を作るために第一野党の賛成は得るのが極めて望ましいのです.
いわゆる与野党対決法案ではない限りは,
法案の国会での賛成比率は8割を超えるのが通例です.
反対は共産党だけだったような法律はたくさんあります.
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます!
参考なりました!

お礼日時:2011/09/13 11:04

 法文自体に関する機関としては法制局、立法考査局があります。

この回答への補足

#6の方の補足をお借りしまして、
改めて、皆さまに御礼を申し上げたいと思います。

本当に参考になる意見ばかりで、
納得することができました。
本当にありがとうございました!

補足日時:2011/09/13 11:05
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます!
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お礼日時:2011/09/13 11:04

法律案や政令案を考えるのは所管の省庁、または国会議員自身です。


(議員が考えて国会へ提出するのを議員立法といいます)

「三権分立」て分かりますか。
国会は立法、内閣は行政、裁判所は司法を司ることで、この三つは独立した権限を持っています。
ということで、「法律をつくる」のは国会です。

それと内閣法制局は、内閣が提出する法律案や政令案などを審査する「事務局」で、内閣法制局自身が法案を出すことはほとんどないようです。
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この回答へのお礼

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お礼日時:2011/09/13 11:03

この前、なにかのテレビでやってましたが、法律は役人が作ってるらしいですよ。


法律の大きな方向性は議員さんが出してるんでしょうが、細かい部分は役人が調べていろんな角度から抜けがないように作ってるようです。

国会で審議する時の質疑応答もそうです、議員さんが野党に「ここはどう思ってるんだ?」と突っ込まれた時に議員さんもすべての答えを瞬時に出せるわけではないので、後ろに控えている役人に聞いて答えるのです。
また後ろの役人さんも万能ではないので、前日に野党に何を質問するか、を事前に聞いといて調べあげて答えを用意しておくそうです。
なぜ、そうしてるかというと、当日質問されて「ちょっと今わかりません、調べて返答します」では国会が進まないからだそうです。円滑に進めるためにそうしてるそうです。
まー、一つの法律を作ろうと思えば、抜けがないようにいろんな角度から見なくちゃいけないですからね。
そのテレビでも「じゃあ国会議員はいらないのでは?」という話が出ましたが、国会議員はその法律を提案した、という責任があります。役人は出された法律を精査して抜けがないように詰めているだけです。
なので法律によって経済が悪化したら役人の精ではなくそもそもその法律を提案した議員さんの責任になります。
役人でも、この法律どうかなぁ、と思うのはあるでしょうが、嫌なことでもやる時があるのがサラリーマンなんでしょうね。(公務員もサラリーマンなんで)

あと法律を作ってるのは法務省かどうかは、自分的には各省庁(それぞれ得意なところがあるので)という認識です。間違っていたらごめんなさい。
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この回答へのお礼

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お礼日時:2011/09/13 11:02

もろもろ勘違いされています。



法務省は基本的に「運用されている法律の統括」を行なう省庁で、質問者さんの言うようなすべての法律案を考えているわけじゃありません。

じゃどこが考えているかというと、その他の省庁です。
農業や漁業に関する法律は農水省が、
健康や医療に関する法律は厚生省が、
建物や交通に冠する法律は国交省が、
おのおの法律案をつくって国会に提出します。

また、質問さんができないとおっしゃっている議員がつくる法律ですが、こちらも「議員立法」といって省庁から出るよりも少ないですが、年に何個か提出されます。

また、提出される法案のかなりの数は国会で審議の末Noといわれる以前に、国会が解散したりなんだりで「審議時間がとれずにでお流れ」してしまっています。
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この回答へのお礼

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お礼日時:2011/09/13 11:02

内閣法制局ですね

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この回答へのお礼

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お礼日時:2011/09/13 11:01

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