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棚卸資産の評価損の計上方法には、洗替法と切放法がありますが、
洗替法の場合は利益が出ることもあるのでしょうか?



<例>
前期に100円で取得した商品の時価が、前期末には80円に下がったため、
20円の評価損を計上した。

20円の評価損は洗替法で処理していたため、今期首、20円を戻し入れた。
その後、今期末、商品の価格は90円になった。

この場合、今期、10円の利益が出るのでしょうか?

A 回答 (2件)

平成23年度の税制改正で切り離し法が廃止になりました。



この以前であれば切り離し法がありましたのでこの方法によると、時価が上がっても評価替えがありませんので利益にはなりませんが、洗替え法を適用していた場合は前年に低価法で切り下げた棚卸資産の時価が当期末に上昇すれば、その差額は当期の利益に加算になります。
今後はこれが原則になりますので、場合によっては益が出ます。

ただこれは利益が出たというよりは前年の評価の修正による戻し益というほうが近いかなと思います。
またあくまで原価と時価の比較ですから、原価よりも時価が高くなっても原価が最高限度でそれ以上の利益にはなりません。



http://www.nta.go.jp/shiraberu/ippanjoho/pamph/h …
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利益とは収益から原価・費用・損失を差し引いたものです。

質問では原価の計算のごく一部を書いているだけなので、この内容だけで利益がどうなるかなんて判断できません。
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