電子書籍の厳選無料作品が豊富!

2000年の三宅島噴火について 噴火の影響で仕事を失った人はいるんですか影響が大きかったのはどんな仕事ですか

A 回答 (1件)

2000年の三宅島火山噴火では、6月26日から南東部で地殻変動と地震活動が始まり、27日朝に南西沖合で小規模な海底噴火がありました。

その後島内での地震活動は収まり、いったんは収束するかと思われましたが、7月8日になって山頂部で小規模な爆発があり、山頂部が陥没し始めました。7月中旬から9月上旬にかけて、何回かやや規模の大きな(マグマ)水蒸気爆発があり、大量の火山灰や火山礫が放出されるとともに、低温の火砕流も発生しました。8月に入ると大量の二酸化硫黄ガスが放出され始めたこともあり、9月初めから全島民の島外避難が開始、島民が三宅島に帰れるようになったのは噴火から5年後の2005年です。

さて三宅島噴火の影響ですが、
・大量の火山灰・火山礫の降下による被害:農作物被害、農地などの埋没、火山礫、岩塊による建物や車被害、森林破壊。
・火山灰に覆われたことによる泥流被害:森林破壊、道路や建物の破壊、海への土砂流入による沿岸海底の荒廃。
・二酸化硫黄ガスによる被害:呼吸器などへの健康被害、農作物や森林植生被害、建物などの腐食被害。
などが火山噴火による直接的な被害です。
農業や漁業への影響が大きいことがわかります。当然観光客も来なくなりますから、島の産業の柱でもある観光業も大打撃をうけました。島の経済活動を支える産業の多くが打撃を受け、しかも二酸化硫黄ガスの影響で島にも帰れなくなったため、飲食業、小売業などほとんどすべての産業に影響が出ています。

詳しくは、http://www.miyakemura.com/kiroku/index.htmlにある「平成12年(2000年)三宅島噴火災害の記録」などを読んでみてください。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

回答ありがとうございました

お礼日時:2011/11/06 00:22

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!