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ドイツのタイガー戦車が強力で有名ですが、
ソ連軍のT-34という戦車がそれを打ち負かしたということを知りました。
さらにタイガー戦車より最新のパンター戦車というのもあるらしいです。
総合的に見て最優秀の戦車(一対一で勝てる)は何だったのでしょうか?

又日本は戦車の開発には関心が薄かったようですが、
それはどうしてでしょうか?
中国戦線では大活躍すると思うのですが。
よろしくお願いします。

A 回答 (12件中11~12件)

「一対一の戦いで強い」ということと「兵器として優秀」はイコールではありません。


例えばドイツの重戦車は完動品であることを前提にして米主力戦車であるM4と「一対一」で交戦すれば圧倒的に有利ですが実戦ではM4の投入時のドイツ軍はおしまくられてしまっています。
もちろんこれは数の差や制空権の有無も大きな原因ですが、それ以外にM4は機械的な信頼性が極めて高く、整備が簡単で故障を知らず、エンジンパワーに余裕があるためドイツ戦車の通れない悪路や急斜面を移動でき、また内部構造に余裕があるため乗員が疲労しにくく長時間の戦闘に耐えうる、通信機や射撃照準装置なども優秀と言ったカタログデータに現れない長所を多数持っているのです。
逆にドイツ重戦車は個々の戦力は強力でも、整備が面倒で故障がちな車両が多く稼働率が低いため、局地戦でM4を圧倒する事こそしばしばありましたが、大局を変える事は出来ませんでした。
このように兵器としての優秀さとは単純にカタログデータや「一対一の戦闘の強さ」では計れない面があり、簡単に論じるのは難しいのです。

また日本軍は決して戦車の開発に関心が薄かったわけではありません。事実、第二次大戦が始まるまで日本は数の上では世界第三位の戦車大国で、性能面でも決して他国と大差があったわけでもないのです。
実際に中国戦線ではしばしば活躍しています。
しかし日本の場合、太平洋戦争が始まると地上戦は島嶼の攻防戦となり、狭い島嶼内では戦車の最大の利点である機動力を生かすことが出来ない上に、日本軍の場合、船舶量の不足や制海権の喪失から前線に戦車を運ぶことも困難となり、その結果戦車の生産は殆どストップしてしまうのです。
結局、第二次大戦時の日本戦車が他国に大きく見劣りするのは「太平洋戦線では必要性が薄く、乏しい国力の中では戦車に割くリソースが無かったから」と言う事になります。
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最も優秀ってぶっちゃけ曖昧な定義ですので、人の好みで分かれそうな気がします。


「一対一で勝てる」ならドイツのマウスかケーニヒスティガーあたりになるかとは思います。

>又日本は戦車の開発には関心が薄かったようですが、
別にそれほど薄くは無いですよ。
八九式中戦車や九五式軽戦車は当時においては大口径が採用されていますし、九七式中戦車に避弾経始を導入していたりします。
また、日本陸軍は軽戦車や中戦車の他に砲戦車という分類もあり、日本の戦車開発は最終的にはホリやチリといった大火力重装甲の戦車に行き着きます。

>中国戦線では大活躍すると思うのですが。
一両、一両の戦車が強いだけでは戦争にならないからです。
戦間期の戦車は第一次世界大戦の戦車より弱そうだったりするのは何故でしょうか。
陸戦は戦車だけでやるものではありません。
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