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わからない理科の問題があるので解説付きでお願いします。
なるべく早くお願いします。
累乗は[^]で表します。
(1) 9.8m/sで上昇する気球から、途上73.5mで静かに小物体を落とした。
重力加速度を9.8m/s^2として考えなさい。
(1) 小物体が地上に落下するのは何秒後か?
(2) 小物体が地上に落下する直前の速度を求めよ。

(2) 海面からの高さが29.4mの地点から、小物体を24.5m/sで鉛直上向きに投げ上げた。
(g=9.8m/s^2)
(1) 海面までの落下時間を求めよ。
(2) 小物体が海面に落ちたときの速さはいくらか。
(3) 海面から最高点までの高さを求めよ。

(3) 高さが39.2mのビルの屋上から、小石を9.8m/sで鉛直下向きに投げ下げた。
(g=9.8m/s^2)
(1) 地面までの落下時間を求めよ。
(2) 小石が地面に達する直前の速さを求めよ。

(4) 物体を地面から初速度V0で鉛直上方に投げ上げた。
この物体がhの高さを通過するときの速さを求めよ。
ただし重力加速度はgとする。

(5) 初速度V0で鉛直上向きに小物体を投げ上げた。
重力加速度をgとして以下の問いに答えなさい。
(1) 最高点に達するまでの時間t1を求めよ。
(2) 最高点の高さHを求めよ。
(3) 最初の場所に戻って来るまでの時間t2を求めよ。
(4) 最初の場所に戻ってきたときの速度V2を求めよ。

(6) hの高さからの初速度V0で鉛直下向きに小物体を投げ下ろした。
重力加速度をgとして以下の問いに答えなさい。
(1) t秒後の落下速度を求めよ。
ただし、小物体は地面に達していないものだとする。
(2) t秒後の落下距離を求めよ。
ただし、小物体は地面に達していないものだとする。
(3) 地面に達するまでの時間t1を求めよ。

(7)地面から小物体を19.6m/sで鉛直に投げ上げた。
(1) 小物体が地上14.7mを通過するのは何秒後か。
(2) 小物体の最高点」の高さは何mですか。
(3) 小物体が再び地上に戻ってくるのは何秒後か。

A 回答 (1件)

こんばんは。


これらは全て『等加速度運動』の問題です。
この運動の場合、物体の位置と速度は、以下の式で表せます。

  [A] 位置 x : x = x0 + (v0)t + (1/2) at^2
  [B] 速度 v : v = v0 + at

x0 は『初期位置』、v0 は『初速度』、a は『加速度』、t は『時間』です。
全ての問題は基本的にこの2つの式だけで解けてしまいます。
また、これらから t を消去すると、

  [C] おまけ : (v)^2 - (v0)^2 = 2a (x - x0)

という式が得られます。
これはおまけの式ですが、時間を無視して考えたいときに有効です。
問題を解くコツは、『上向きと下向き、どちらがプラスか』だけです。
これは自分で好きに決めて OK ですが、
そのかわり一度決めたら貫き通さねばなりません。

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【大問1】
この問題は『上向きがプラス』としましょう。
物体は地上 73.5 m 地点から上向きに 9.8 m/s で上昇しながら落とされたので、

 ● 初期位置 x0 = +73.5 m
 ● 初速度 v0 = +9.8 m/s
 ● 加速度 a = -9.8 m/s2

です。加速度は問答無用で重力加速度なわけですが、
なぜ『マイナス 9.8』なのかわかりますか?
それは『上向きがプラス』で、重力加速度は『下向き』だからです。

 (1) 『地上:位置 0 m』 ですから、[A]式に x = 0 を代入して
    t についての2次方程式を解けば OK です。
    当然 t がマイナスになる解は除外です。
 (2) (1)で求めた t を [B]式に代入して速度 v を求めます。

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【大問2】
この問題も『上向きがプラス』としましょう。
物体は海抜 29.4 m 地点から上向きに 24.5 m/s で投げ上げられたので、

 ● 初期位置 x0 = +29.4 m
 ● 初速度 v0 = +24.5 m/s
 ● 加速度 a = -9.8 m/s2

 (1) 『海面:位置 0 m』ですから、[A]式に x = 0 を代入して
    t についての2次方程式を解きます。
 (2) (1)で求めた t を [B]式に代入して v を求めます。
 (3) 最高点というのは、『速度が上向きから下向きに切り替わる点』のことです。
    この点で『速度は一旦 0 になります』。
    ということは、[B]式に v = 0 を代入して t について解けば、
    『最高点での時刻 t』が求まりますよね?
    その t を[A]式に代入すれば、最高点の位置 x が求まります。

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【大問3】
この問題については『下向きがプラス』としましょう。
物体は地上 39.2 m 地点から下向きに 9.8 m/s で投げ下ろされたので、

 ● 初期位置 x0 = -39.2 m
 ● 初速度 v0 = +9.8 m/s
 ● 加速度 a = +9.8 m/s2

です。下向きをプラスにしたので、今回は重力加速度はプラスです。
しかし、『初期位置はマイナス』です。なぜかわかりますか?
それは 0 m 地点(地面)から『上向きに 39.2 m の位置』だからです。

 (1) 『地面:位置 0 m』ですから、[A]式に x = 0 を代入して
    t についての2次方程式を解きます。
 (2) (1)で求めた t を [B]式に代入して v を求めます。

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【大問4】
『上向きがプラス』としましょう。
物体は地上 0 (m) 地点から上向きに V0 で投げ上げられたので、

 ● 初期位置 x0 = 0
 ● 初速度 v0 = +V0
 ● 加速度 a = -g

です。上向きがプラスなので、重力加速度は『-g』です。
この問題に関しては『時間が~』というくだりが一切出てきませんよね?
こーゆーときはおまけの[C]式を使うのが有効です。
[C]式に位置 x = h を代入して速度 v について解くだけで OK です。

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【大問5】
『上向きがプラス』としましょう。
物体は地上 0 (m) 地点から上向きに V0 で投げ上げられたので、

 ● 初期位置 x0 = 0
 ● 初速度 v0 = +V0
 ● 加速度 a = -g

 (1) 最高点での速度は 0 です。
    よって、[B]式に v = 0 を代入して t について解けば t1 が求まります。
 (2) (1)で求めた t1 を[A]式に代入して求めた x が H です。
 (3) 『最初の場所:位置 0』ですから、[A]式に x = 0 を代入して
    t についての2次方程式を解けばその解が t2 となります。
    当然 t = 0 は除外です。
 (4) (3)で求めた t2 を[B]式に代入して求めた v が V2 です。

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【大問6】
『下向きがプラス』としましょう。
物体は地上 h の地点から下向きに V0 で投げ下ろされたので、

 ● 初期位置 x0 = -h
 ● 初速度 v0 = +V0
 ● 加速度 a = +g

です。下向きがプラスにしたので、加速度はプラスです。
また、初期位置は上向きなのでマイナスです。

 (1) [B]式をそのまま書くだけです。
 (2) [A]式をそのまま書くだけです。
 (3) 『地面:位置 0』ですから、[A]式に x = 0 を代入して
    t についての2次方程式を解きます。その解が t1 となります。

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【大問7】
『上向きがプラス』としましょう。
物体は地上 0 m 地点から上向きに 19.6 m/s で投げ上げられたので、

 ● 初期位置 x0 = 0 m
 ● 初速度 v0 = +19.6 m/s
 ● 加速度 a = -9.8 m/s2

 (1) [A]式に x = 14.7 を代入して t についての2次方程式を解きます。
    物体はこの位置を行き帰りで2回通りますから、 t も2つ求まるはずです。
 (2) 大問2の(3)の要領で解きます。
    もしくは、[C]式を使えば一発です。
 (3) [A]式に x = 0 を代入して t についての2次方程式を解きます。
    t = 0 はもちろん除外です。

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いかがですか?
計算していませんので答えは書けませんが、解き方を1問1問詳しく載せました。
ほとんど同じこと繰り返し言ってるなーと思えるはずです。
ということで解き方のまとめです。

 1.上向きか下向き、どちらをプラスにとるかを気分で決めます。
 2.符号に注意しつつ初期位置、初速度、加速度を書き出します。
 3.[A][B](たまに[C])式を使って解きます。

これでこの手の問題は全て解けます。
頑張って解いてみて下さい。
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