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 日本語を勉強中の中国人です。私の書いた「下記の文に理解できないところがありますが、教えていただけないでしょうか」という質問文についてですが、このサイトで親切な日本の方から「下記の文に理解できないところがありますので、教えていただけないでしょうか」に直したほうがいいという添削意見をいただきました。

 「理解できないところがある」という原因から、「教えてください」という結果に直接導くのは回答者にとって失礼のではないかと思いました。回答者は、質問者に理解できないところがある、だから、教えなければならないという義務を持っていないと考えたわけです。ということで、あえて「理解できないところがある」をあくまで客観的な事実として記述する「下記の文に理解できないところがありますが」という書き方にしました。皆様のご意見はいかがでしょうか。

 また、質問文に不自然な表現がありましたら、それも教えていただければ幸いです。よろしくお願いいたします。

A 回答 (10件)

> 「理解できないところがある」という原因から、「教えてください」という結果に直接導くのは回答者にとって失礼のではないかと思いました。



基本的に正しい解釈です。
「ので」は、辞書の説明にもあるように、【因果関係が客観的事実に基づいているような場合】に用いられる表現です。
ですから、
「下記の文に理解できないところがありますので、教えていただけないでしょうか」
という文の場合、
「理解できないところがあるから、回答者は教えるのが客観的にみても当然だ」
という見解を表していることになります。
このように、「ので」は相手に強く要請するニュアンスを含んでいます。
質問者の強い切迫感が、閲覧者(回答者)に伝わる表現と言えるでしょう。

「下記の文に理解できないところがありますが、教えていただけないでしょうか」
には、
閲覧者(回答者)に切迫感を与えないで質問しようという上品な意図が含まれています。
ただし、
>「理解できないところがある」をあくまで客観的な事実として記述する「下記の文に理解できないところがありますが」という書き方にしました。

という解釈であれば誤解を招きます。
あくまで、
「下記の文に【わたしが】理解できないところがありますが、教えていただけないでしょうか」
といった、主観的な事実という意図で使う必要があります。
そこで、【わたしが】という意図を明確にするためにはどうすれば良いかというと、

『下記の文に理解できないところがあるのですが、教えていただけないでしょうか』

のようにするととても自然な表現になるでしょう。
「ので」があるので切迫感は残りますが、「が」という前置きの用法があるので表現がやわらかくなります。
また、若干の切迫感があったほうが、知りたいという強い気持ちが出るので、回答者としては回答しがいがある、と感じることができます。
今まで気づけなくて申し訳ありません。


>失礼のではないかと思いました
←失礼【なのでは】ないかと思いました
     
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この回答へのお礼

 お礼が大変遅くなりまして申し訳ありません。ご丁寧に教えていただきありがとうございます。大変参考になりました。また、質問文についても添削してくださり、心から感謝いたします。

お礼日時:2012/06/24 18:24

ご質問の場合では、どちらでも構いません。

ただし「ので」のほうが少し良いかも。

「ので」は、常に理由を示します。
「が」には、次の2とおりの使い方があります。
*逆接
「が、しかし」の意味
*接続上の意味はなく、単に短い文を並べただけのもの
「弟は大学に行っていますが、近ごろは文学に興味を持っているようです」
=「大学に行っています」そして彼は「文学に興味を持っています」
(前半と後半の間に、因果関係などは存在しない)
会話などでは、どちらでもよいが、公式な文章では「逆接でない<が>」は避けるべきだ、という主張もあります。
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この回答へのお礼

 お礼が大変遅くなりまして申し訳ありません。ご親切に教えていただきありがとうございます。ご意見は大変参考になりました。本当にありがとうございました。

お礼日時:2012/06/24 18:30

No.7です。



1.「理解できないところがありますが、教えていただけないでしょうか」
2.「理解できないところがありますので、教えていただけないでしょうか」
3.「理解できないところがあるのですが、教えていただけないでしょうか」

これをすべて口語に書き換えてみます。

1.「理解できないところがあるけど、教えてくれない?」
2.「理解できないところがあるから、教えてくれない?」
3.「理解できないところがあるんだけど、教えてくれない?」

私は3.が自然に聞こえます。
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この回答へのお礼

 再びありがとうございます。感覚は捉えることができました。本当にありがとうございました。

お礼日時:2012/06/24 18:26

>「下記の文に理解できないところがありますが、教えていただけないでしょうか」



私は、この文を何度読み返しても、どうしても不自然に感じます。
「理解できないところがありますが」→「理解できないところがあるのですが」ではないかと思います。

「下記の文に理解できないところがあるのですが、教えていただけないでしょうか」

これでいかがでしょうか。
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この回答へのお礼

 お礼が大変遅くなりまして申し訳ありません。ご意見はとても参考になりました。本当にありがとうございました。

お礼日時:2012/06/24 18:10

「下記の文に理解できないところがありますが、教えていただけないでしょうか」


の「が」は、

http://dic.yahoo.co.jp/dsearch?enc=UTF-8&p=%E3%8 …

に示されるうちの[1]の意味で使われ、前置き・補足的説明用法と言われています。

[1] 前置き・補足的説明などを後に結びつける。

次に予算の件です―、重要なので今日中に決めてください
御存じのことと思います―、一応説明します

[2] 二つの事柄を並べあげる場合、時間的前後・共存など、それらの時間的関係を表す。

驚いて外に飛び出した―、何事もなかった
しばらく見ていた―、ふっといなくなった

[3] 対比的な関係にある二つの事柄を結びつけ、既定の逆接条件を表す。けれども。

学校へ行った―、授業はなかった
君の好意はうれしい―、今回は辞退する

[4] どんな事柄でもかまわない、の意を表す。「…うが」「…まいが」の形をとる。

どうなろう―知ったことではない
行こう―行くまい―、君の勝手だ


ニュアンスの問題になってしまいますが、
A「下記の文に理解できないところがあります。教えていただけないでしょうか」
では2つの文のつながりが切れてしまいます。
B「下記の文に理解できないところがありますので、教えていただけないでしょうか」
では、2つの文のつながりが強くなりすぎます。
C「下記の文に理解できないところがありますが、教えていただけないでしょうか」
では、Bほどではないが、2つの文につながりが出てきます。

私は気にしませんが、Cの使い方はおかしい、使うべきではない、と言う人もいます。
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この回答へのお礼

 お礼が大変遅くなりまして申し訳ありません。ご意見はどうもありがとうございました。大変参考になりました。

お礼日時:2012/06/24 18:08

「理解できないところがある」という原因から、「教えてください」という結果に直接導くのは回答者にとって失礼のではないかと思いました。

回答者は、質問者に理解できないところがある、だから、教えなければならないという義務を持っていないと考えたわけです。

この文面には大いに問題があります。

主観的に理解できない部分を教えてくれというのは失礼ではありません。義務のあるなしは全く関係ありません。

最大のポイントは、貴方だけが理解できない事柄かも知れないのに、それを何人にも理解不能な「客観的な事実」であるとスリ替えてしまっているということなのです。こうなると、大袈裟に言えば、貴方の人間性が問われます。自分の無知を棚に上げて、他人事として客観的に尋ねるわけですから、真摯に学ぶ者としての謙虚さも足りません。自分が知らないことは、何人も知らない筈であるという傲慢さが現れてもいます。第一、「理解できない」文章を書いた本人の名誉を棄損しています。通常は理解可能な文章に対して、これを「理解不能な誤った文章」と断じたこと、これが最も失礼であることをご理解下さい。

最後に重ねて申し上げます。自分の無知、不勉強を曝して、人様に尋ねることは決して失礼ではありません。そういう人を周囲の善意の人々が応援します。
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この回答へのお礼

 お礼が大変遅くなりまして申し訳ありません。ありがとうございます。日本語は本当に難しいです(><)。

お礼日時:2012/06/24 18:05

awayuki_cn さんの論理は正しいです。

しかし日本語は論理よりも感情に支配されています。情動主義です。

論理的には「が」で、つなげる方が失礼ではないのです(が)、「が」は、音も意味も素直ではないのです。「が」では、流れが変わるのです。論を展開する事が失礼なのです。人にお願いする時は理屈を言わずに、ひたすらお願いするのが日本の伝統文化です。
さらに、論じる行為をすると、意味が強調されてしまいます。日本文化では、「理解できない」ということ事実を伝えること自体がその文の書き手に対して失礼なのです。
ですから「が」で止めないで、区切りの弱い「ので」によって、さらりと話を先に進めてしまった方が、棘のない話し方になるのです。

「理解できないのですが」と言われると、その後の文の事よりも、
「なんだよ。理解できないとは?」と癇に障るのが日本人です。
たとえば「理解できないのは、お前の努力不足だろ」となります。

「理解できないところがありますので」も失礼であることには大差ないと私は思います。

どんなに下手な文章に対しても、「理解できないところがある」と評価するは失礼です。
終始、謙遜を心掛けなければなりません。「普通の人には理解できる文章なのですが、私は馬鹿なので理解できません」という意味の文章を作るのが日本文化です。それが大ウソだとしても、それで誤解を生むことはありません。謙虚な人に対しては、言われた方も「いえいえ、私の方が悪いんです」というように謙遜で返礼するのが日本文化です。

「ところがある」の部分が客観的事実を伝える表現ですよね。それはいけません。そんな悪いものはありませんが、と言うのが日本人の礼儀です。

私が考える日本語の正解は。

★「すいません。(私は)下記の文を理解することができませんでした。教えていただけないでしょうか」泣きそうです、と。まるで日本の可愛い女の子ように。

ちなみに、あいまい文化の日本では、客観的な事実というのが一番失礼なのです。あなたの偏見ではなく、客観的評価としても、理解できないような文章を書いているのが事実という論理になります。失礼ですよね。日本語の礼儀正しい表現は、無私ではなく、愚私です。機械的表現はかなり失礼です。サイトからのメールは、それは仕方のないことなのですが、事務的で、不快な日本語です。

設定を、「客観的事実としては、理解できる良い文だが、私は馬鹿なので良い文も理解できない」としなければなりません。
理解できない原因は、あくまで自分の方にあるとして、日本語の作文をしなければ礼儀正しくなりません。敬語表現の正しさは、敬語文法の正確さよりも、設定の謙虚さなのです。客観的な事実をあげるのは、生意気です。

★論理よりも謙遜。事実よりもデリカシー。言葉よりも卑下です。
実に面倒臭い文化です。

余談ですが、日本文化では相手を馬鹿だと言いたい時、逆に「私は馬鹿だから分らないのですが」と言うこともできます。本当に謙遜なのかどうかという客観的事実は無く、この真実は曖昧なままです。
「馬鹿」という言葉の言及自体が、意味も無くデリケートな民族を脅かすものであり、そして社交辞令は、嫌味にもなる事を日本人はみな知っています。ほめ殺しという街宣活動が暴力になる国です。
ですからawayuki_cn もあんまり礼儀正しくしすぎると「慇懃無礼」になります。中国ではほめ過ぎて失礼になることはないのではありませんかね。中国の接待はとにかく凄いという噂ですし。

awayuki_cn の日本語の方が私の日本語よりも、論理的だし、美しいです。目立っておかしく感じる部分は私の日本語にあってもあなたの質問文にはありません。
でも、日本人の心は私の方が詳しいです(失礼)
日本では、「下手でも真心が大事です」(この文のように上手い下手よりも真心の有無が評価されます)。そのせいもあり、中国と違って、しけた文化が多いのです。
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この回答へのお礼

 お礼が大変遅くなりまして申し訳ありません。ご親切に教えていただきありがとうございます。日本の文化や日本人の心も少し理解できるようになりました。外国人の私はどうも日本の文化のままに従うと、素直な自分でなくなりそうです。事実を客観的に伝えるのは何が悪いのかちょっと理解できません。謙虚は美徳だと思います。でも、謙遜しすぎると、逆によくないのではないでしょうか。何よりも度が重要だと思います。thegenusさんのご教授は日本人の心を理解するのに大変役立ちました。これからも教えてくだされば大変嬉しく思います。またいつかこのサイトでお目にかかることができれば。

お礼日時:2012/06/24 17:58

No1の方の仰る通り、「理解できないところがあります。

教えていただけないでしょうか。」
が一番感じが良いと思います。

「~ですので」でも良いですが。
「~ですが」は少し不自然に感じるかも知れません。

>回答者は、質問者に理解できないところがある、だから、教えなければならないという義務を持っていないと考え・・・

そういう事を伝えたいのであれば、「理解できないところがあります」に「~ですが」を付けても、
伝わらないです。
「理解できないところがあり、これは私の知識不足のためですが、教えていただけないでしょうか。」
とするなら「~ですが」を使えます。でもクドクドと長ったらしいだけで、不必要でしょう。

「下記の文に理解できないところがありますので、教えていただけないでしょうか」
は、失礼な感じはしません。不自然な感じもなく、無難です。
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この回答へのお礼

 ご丁寧に教えていただきありがとうございます。ご意見はとても参考になりました。本当にありがとうございました。

お礼日時:2011/12/26 18:06

文法的に解説は出来ませんが、、、。


ニュアンスとして。

「下記の文に理解できないところがありますが」→客観的→誰でもが「理解できない」
「下記の文に理解できないところがありますので」→主観的→あなたが「理解できない」

こんな感じでしょうか。
(当然、1の方の「あります。教えて(お教え)いただけないでしょうか」も有り)

質問文に不自然さはないのですが、あなた様の他のご質問を読むと、その原典が全く記されていない。
これは「不自然」と云うより、よそ様に質問する姿勢として「失礼」です。
出版社、出版年までは不必要でしょうが、原典を明示し、作者、翻訳物であれば翻訳者、程度は記すべきと思いますよ。

ご参考にしていただければ、幸いです。
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この回答へのお礼

 ご親切に教えていただきありがとうございます。ご意見は大変参考になりました。また、原典が記されていない件についてですが、自分の判断で記す必要があれば、もちろん記述いたします。別に悪いことはしておりませんし、失礼にもならないと思います。本当にありがとうございました。

お礼日時:2011/12/26 17:58

私は,「下記の文に理解できないところがありますので、教えていただけないでしょうか」に直したほうがよいとは思いません。


あなたの考えは尤もなことで,理解できます。
しかし,私が推奨するのは,このような場合に「が」を使わないことです。
「下記の文に理解できないところがあります。教えていただけないでしょうか」
文をつなぐ「が」は,前の文と後ろの文が反対の意味の場合にのみ使った方がいいのです。もちろん,そうでない場合にも平気で使う人は多いのですが,私は推奨しません。そのような「が」を使う人は,文章を「が」でつなぎながら,だらだらと長い文章を書きがちになり,結果として美しくない文章になるのです。
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この回答へのお礼

 早速のご回答ありがとうございます。大変参考になりました。本当にありがとうございました。

お礼日時:2011/12/26 17:48

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