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先日、太陽光発電の利点欠点について検索しました。Q&Aは凄いレベルでのやり取りを見ていました。
ふと思ったのは、原発問題から今後のエネルギーをどうするか?では無いでしょうか?
もっと、すばらしい代替えエネルギーは在ると思います。
昨年、テレビで拝見いたしましたが、藻からエタノールが抽出でき、トラクターが走る映像が出ていましたが、この技術を最大限に生かせば日本の燃料を自給でき、輸出も可能と聞きました。
この話が本当ならば、発電所も自動車もすべて利用可能と考えますが、如何でしょうか?

この件に詳しい方御回答を宜しく御願い致します。

A 回答 (10件)

出た利益を蓄電池+スマートグリッドの技術開発に投下という手もあります。

現在、関係各所の技術革新がすごいです。速いです。


住友電工、スマートグリッドの実用化に向けて集光型太陽光&蓄電システムの実証運転を7月より開始
http://www.kankyo-business.jp/news2012/20120418_ …
大型ニッケル水素電池「ギガセル」でスマートグリッド実証試験
http://www.nikkan.co.jp/toku/smartglid/sg2012042 …



もうちょっとなんです!

皆様も太陽光発電の開発資金を投資するつもりで設置を検討されてみてはいかがでしょうか。
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蛇足ながら、原発が止まっている間、電力会社は一生懸命「天然ガス」を外国から買って発電しています。

この費用を誰が払うか、これが当面の日本の課題です。

電力会社の自助努力、(電気を使う)企業が払う、一般家庭が払う、3つの選択肢がありますが、「一般家庭は払わないで済む」という選択肢はなさそうです。お金で済むことですから「払う」が正解でしょうか。

米国が自分のところで天然ガスが掘れるようになったおかげでその分日本は(お金を払わねばなりませんが)燃料は手に入るようになっています。とりあえずよかったですね。当分は開発途上の太陽光よりはずっと良いと思います。止めてある原発を動かすほうが電気代という意味ではベターではありますが...
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>この技術を最大限に生かせば日本の燃料を自給でき、輸出も可能と聞きました。

この話が本当ならば…
残念ながら、このテレビの報道だけについていえば本当ではありません。
アメリカでは藻から自動車燃料を作る研究を1970年代から営々と行っており、すでに大規模なプラントまでできています。特にジェット燃料を作る研究が盛んで、実用化される可能性は大きいと思います。
ただ、質問者がテレビで見たのは、オーランチオキトリウムという藻で、アメリカなどで研究されている藻よりも何倍も油を作る能力が高いというのが売りです。しかし問題はアメリカの藻と違ってエサが必要なことですが、発見した学者先生はエサとして石油よりずっと高いブドウ糖を使っているので実用化は無理です。
それで、この学者先生はブドウ糖ではなく生活排水や汚水をエサにしよう。そうすれば、日本は産油国になれるとぶち上げて、これにマスコミが飛びついた、というのが経緯です。ただし、排水や汚水がオーランチオキトリウムのエサになるかどうか、これから調べていきましょうという話で、今のところ排水や汚水がエサになったという実験結果はでていないようです。こんな都合のよい実験結果が出るとは思えませんので、オーランチオキトリウムについては学者先生のユメ、マボロシに終わるだろうと私は考えています。
しかしながら、バイオマスやバイオ燃料は原子力に代わるエネルギー源(のひとつ)となる可能性があることは事実です。最近バイオエタノールのことは聞かないという回答がありましたが、すでに実用化されていてニュース性がなくなったので報道されないだけのことです。
アメリカでは昨年、ガソリンへのエタノール混合割合を10%から15%に引き上げましたし、欧州でも5%から10%引き上げました。日本でもバイオガソリンが既に発売されており、バイオ燃料を年間50万キロリットル(原油換算)までガソリンに入れることが昨年、法律で義務付けられました。東南アジアでも積極的にバイオ燃料を作っていこうとしています。
いくつか問題はありますが、バイオ燃料やバイオマスはオーランチオキトリウムのような一発逆転の大ホームランを狙うのではなく、太陽光や風力、地熱、水力などとならんで、地道に実用化を目指していくことが必要だと思います。
それから再生可能エネルギーも必要ですが、まず日本の得意な省エネをやってエネルギー需要自体を減らすことが肝心だと思います。(これは私の持論です)
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少し離れて、全体像から見てみます。



>ふと思ったのは、原発問題から今後のエネルギーをどうするか?

この部分の定義が大きな問題になるんじゃないか?と思います。
論じる人の大半は解っているんでしょうが.....。
この部分を、原子力とか新エネという技術面、すなわち供給側サイドからのみ論じるんじゃなく、「需要と供給の両面から」考えると、違った斬り方になるんじゃないですかね?


CO2問題にしろ輸出製品に占める電気料金問題にしろ。
結局は需要側で分析出来るんですよね。

CO2が更に問題となって解決のためにのコストを容認できるかどうか。
輸出製品(現在なら車だとか)によってどの程度の電気料金を容認できるのか。


現在は各種の研究も進んでいるので、供給側にも、エネルギー源と貯蔵方式に相当数のアイテムが存在しますし、それらを組み合わせることで更にオプションが増えると。

例えば御質問者様の言われる藻類は太陽光をエネルギー源にして、貯蔵をエタノールとしたってことですかね。
同じ分類としては農作物を利用したバイオエタノール、有名どころ(商用化済み)としてはトウモロコシ由来なんかがある。

民主党政権の一部が進めようとしているのは太陽光+蓄電池。

このように供給側は色々ある。
しかし、肝心の需要側の要求がいま一つ絞り切れていないがために、かえって供給側は混乱しちゃって、どの方式に注力して開発を進めていいのか今一つ確信が無い。
結局、色々な供給側技術が開発されたのも、要求側の品質がまとまりきっていないって側面もありますわね。


そういう所から考えると
>すばらしい代替えエネルギーは在ると思います。

という点には非常に同意しますし、既に大抵の技術は実用化(商用化)レベルにあるとも考えます。

極論すれば。
従来の化石燃料でさえも、大気中へのCO2放出を数分の一以下に減らして利用する技術はありますし。


だからこそ。
原子力が良いのか悪いのか?とか、そういう技術面だけで論じるんじゃなくて、「自分たちはどういう生活様式を送るのか」「輸出する元といえば人間の知恵しかない日本で1億2千万が過ごすにはどうするんだ?」って、需要側の価値観をしっかりと定義してからでないと、どのエネルギーが良いのか(それこそ代替がありうるのかも含めて)


蛇足ですが。
エネルギーの大半を国内で賄えたと言えば明治時代ですが。
主要輸出品目のネタとしては人力しかない、従って軽工業(絹など)が中心となる。
世界の中心(当時なら欧州、現在なら欧米)からも遠く離れているから金融も中心足りえない。
人口はやっとこ3千万ちょい。

こういう状況は、21世紀の現在も変わってないんじゃないですかね?
自前でキッチリとエネルギーを供給できないなら、何かあると1億2千万の大半が餓死せざるを得ない危険性を持った島国ってことですよね。
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代替エネルギーの問題はですね、というか、実は環境問題全般がそうなんですが、そう簡単に思い通りにいってくれないのですよ。


藻エネルギーについては他の方も回答しているようにコストが最大の問題。また大量生産の能力もありません。実験室で上手くいったからというレベルと、工場で大量生産するのはまたまったく別の話なのです。例えばですね、隣の親父がものすごく手先が器用で頑丈な机を作れるとしますね。それで、おい親父、その机を月に100作ってくれ、金は払うといわれてもそんなに作れませんとなりますわね。それと同じことです。
また他の代替エネルギー、一例を挙げればちょっと前にバイオエタノールというのが随分話題になりました。でも、最近とんと聞かないでしょ。なぜかというと、バイオエタノール1リットルを生産するためにそれ以上の化石エネルギー(石油)を使うことが判明したからです。どういうことかというと、バイオエタノールの原料であるトウモロコシはどこで作られるかというと、アメリカのトウモロコシ畑です。で、そういう畑ってスプリンクラーで水をまいて作るような人工的な畑なんですよ。スプリンクラーで水をまかないと作物は育たない。そのスプリンクラーはポンプで水を汲んでいるわけで、ポンプ動かすのに燃料がいる、と。さらに農薬を撒くためにアメリカはスケールがデカいから飛行機で撒くけど、飛行機にも燃料がいる。そんなこんなで生産に必要な石油の量と、それで生産されるバイオエタノールの量を比べたら、とても割に合わないことが分かったのです。

太陽光発電の最大の欠点は、天候に左右されることで、中東の砂漠地帯みたいな年がら年中晴れているようなとこならいいけど、日本のように天候が不安定で降水量も多いところだとどうしても安定供給ができない。また、発電効率も悪くて、だいたい10%ちょっとくらいしか発電できないのだそうです。なんだかんだで効率は悪いといわれる原発でだいたい30%くらいで、効率がいいといわれる天然ガスだと50%を上回るものもあります。
最近、どこかの研究チームがなんと80%もの効率で発電するユニットを発明したらしいですが、あくまで「実験に成功した」というレベル。実用化、さらに大量生産、となるのはまだまだ先です。

日本なら地熱発電とメタンハイドレートが一番期待が持てそうに思われますが、これも大規模なレベルに達するにはまだまだ10年以上はかかるでしょう。
「必要は発明の母」といわれますから、需要がでれば加速度的に開発の速度は上がるでしょうが、しかし原発反対の過激派が主張するような「今すぐ原発のスイッチを切れ」は非現実的ですね。しかし技術及びビジネスとしての原発は福島第一原発の事故で完全に破たんしてしまったと個人的には思いますので(もう一度福島第一原発並みの事故が起きたらシャレじゃなく国家が破たんしかねない)、いずれは原発に代わる代替エネルギーにシフトせざるを得なくなるとは思います。
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>>もっと、すばらしい代替えエネルギーは在ると思います。


じゃあ、なぜみんなそれを使わないのでしょうか?
みんなが馬鹿だから? そんな馬鹿な。
理由は簡単で、そんな物は存在しないからです。
銀の弾丸は存在しない。いい加減に現実を見ましょうよ。


>>原発問題から今後のエネルギーをどうするか?
津波があろうが無かろうがエネルギーは重要なインフラです。当然昔から考えられてきました。
藻由来の油も津波とは無関係に昔から研究されていたものです。扱いは小さかったものの随分昔から地上波でも紹介されています。
主な原動力は産油国や周辺の情勢不安ですね。(原子力も太陽光も中国空母も元を辿れば同じなんですが)
何年も何年も掛けて、それでもまだ実用的ではないのです。既に実績のある原子力とは違って。
エネルギーは重要なインフラです。
空想や妄想ではなく、現実に効力のある手段でなければなりません。
現実に必要なのは、銀の弾丸ではなく、充分な鉛玉です。
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>>ふと思ったのは、原発問題から今後のエネルギーをどうするか?では無いでしょうか?


電力関係の研究者であれば,去年の事故の前からも四六時中考えている話題です.
そんなに簡単に新たなエネルギー源をどうにかすることができれば,
電力会社の研究部門の規模はもっと小さいはずです.
研究員は当然,原子力発電から新たなエネルギー源へ,という命題は感じています.

>>もっと、すばらしい代替えエネルギーは在ると思います。
研究者は,その可能性を信じて研究を行ってます.

"すばらしい"代替エネルギーというのは,安定して,安価なエネルギーということです.
今の電気料金より値上げしてはいけない,というような風潮の中で,
安定した安価なエネルギー源を確立することは非常に難しい命題ですし,
今後数10年間は要する問題なのではないかと思います.
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mitsui.mgssi.com/issues/report/d_r1103j_uno.html


の解説記事が割と纏まっていると思います。今は藻の生産コストが問題とされています。同じ藻の仲間でクロレラは1kgあたり10-100万円、飼料用の藻類は1kgあたり千円から1万円、燃料用となると1kgで百円が目標だそうです。より良い藻の発見が今の重要な研究テーマだそうです。沖縄で見つかった新種のものは従来比十倍のとても良い能力を持っていますが、今後は商業生産が出来る大量培養の可否が課題だそうです。

なお、米国で早くから研究が進んでいる光合成で広い場所をとる培養方式は国土の狭い日本には向かないそうです。
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太陽光の利点、欠点どころか、原発に掛けているお金、ご存知ですか。



青森のプルサーマルなど、数兆円が、まだ、ひつようだったり、今回の福島のてあても、数兆円。

他の地域の原発もそうですけど、建設時に数千億円~兆円単位だと思います。

そのお金で、全国の皆さんの家に、ソーラー発電機をばら撒いたら、電気不足は回避できる

可能性が、かなり高いです。1兆円って、10000億円ですから。5キロの発電機が250万円として、

1億円で、40機、×10000ですから、400000世帯の屋根にソーラーがつくのです。それが、10兆円

だったら、400000×100000000000000、の世帯にソーラーがつくのです。でも、だれも、徳を

しないので、これは、やりません。東電も、通産省も、官僚もいらなくなってしまいます。

それより、文句を良いながら、言われながら、原発をつくり、交付金をばら撒いて、欠陥が

あっあら、さらに資金を投入して、危険なウランの後始末をして、これが、新たなうまみを

生む構造なのでは。
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できるならとうにやっています。

できないから今でも頭を抱えている人間がいる。
ランニングコストとか、そっちの問題でしょう。

最大限に活かす場所があるかどうか、そういった事も考えるべきなのです。
まあ、TVは夢や嘘を平気で垂れ流しますからね。まだ視聴者がいる事に驚きです。
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