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絡みという言葉は文語でしょうか?口語でしょうか?
教えてください
「AさんとBさんは仕事上で絡みがある」この使い方の場合です。

どうすれば文語と口語を見分けることができるようになれるのか、難しいです。

A 回答 (2件)

口語・文語は、文体や表現の方法で区分されます。


公式・公的や非公式みたいな区分では区別されませんので「絡み」と言う単語自体は、口語や文語と言う区別は出来ないですよ。

口語・文語の区分に関しては、何通りかの解釈があります。

・口語:(1)話し言葉 (2)現代語 (3)必ずしも文法規則に準拠しない
・文語:(1)書き言葉 (2)古語  (3)文法規則に準拠

(1)の区分は、たとえばご質問文の「口語でしょうか?」が文語的表現に対し、「口語なの?」などにすれば口語的表現になります。
この区分においては、表現方法と理解した方が良く、「絡み」と言う単語自体が口語か文語かを区分することは出来ません。

(2)の区分は、古語的だと「口語でござりましょうや?」みたいな感じかと思いますが、これは明治時代に言文一致化で、ほぼ絶滅しました。
この区分においては、「絡み」と言う言葉は現在も通用しますので、口語的とは言えます。

(3)の区分は、例えば口語だと、「口語?」って語尾のイントネーションを上げるだけでOKですが、文法規則的な表現ではないので、「?」マークを取り除けば、文章(文語)としては全く成立しません。

もしかするとこの区分において、質問者さんが疑問に思われる部分があるのでは?と思います。

そもそも「絡み」と言う単語そのものは、動詞「絡む」の連用形が名詞化した言葉です。
そう言う意味では、「絡み」は異質な名詞であり、厳密に文法規則に照らせば、公的・公式な文書では使用しにくい様にも感じますね。
動名詞的に「仕事上で絡むことがある」とか、あるいは他の言葉(例:仕事上で関係がある)に置き換える方が公的・公式な感じは高まるとは思います。

従い「口語的な文語」とは言えるかも知れません。
しかし「仕事上で絡みがある」が口語か?と言えば、国語学的には文法上の間違いなどは無いですから、文語に区分されます。
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絡みという語彙(単語)は、体言(名詞)ですので、文語と口語の区別はありません。

どちらにも、普通に出てきます。会話をなるべく忠実に再現表記しようというのが口語体としましても、語尾変化だけでなく、それぞれの名詞までが変化してしまっては、全く相手に伝わらなくなります。正確な学術的な見解とは違うのかもしれませんが、方言や俗語などを含めて、特に、語尾に口語体としての特徴が現れると考えて良いと思います。

語尾で見分けたらどうでしょう、というのがお答えです。
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