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原発がなくても電気が足りると書いてあります。
でもこれっておかしくないですか?
まず一番目「水力と火力で十分まかなえる 」ですけど、この「フル稼働した場合の発電量」って「365日24時間定格電力で発電し続けたときの発電量」のことですよ?
そんなことできるわけないじゃないですか。需要が多いときと少ないときがあるんだから、供給量だって多くしたり少なくしたりしなきゃならないんですからずーーっと定格電力で発電し続けるなんて不可能ですよね。
水力に至っては、ずっとフルパワーで水を流し続けるんですか?ダムの中がからっぽになっちゃうと思うんですけど・・・^^;

あと二番目「真夏の昼間にも水力と火力でまかなえる」もおかしいです。
確かにグラフを見ると原発なしでも電気がたりそうです。でもやっぱりこれもフルパワーのときです。日本の全ての発電所が同じ時間にフルパワーで発電なんてできるんですか?しかもほとんど余裕がないように見える。ちょっとでも需要が増えたり、どこかの発電所が事故ったりしたら即停電じゃないですか。
それにこの発電量って合算じゃないですか。北海道で余った電気を、電気が足りない九州で使えるっていう仮定です。でもそんなん無理じゃないですか。そういうバラツキも考えたら、本当に電気が足りるなんて言えるんですかね?
なんだか試算がめちゃくちゃな気がします。

原発のコストは高い、という根拠に立命館大学国際関係学部の大島堅一氏の試算に根拠があると思うので、調べてみました。
原子力の研究費をコストに加えていたりして、「原発のコストは高い」という結論ありきなしさんに見えました。
地方への補助金も加えていますが、これって地方振興の意味もかねているんだから純粋な原発なコストを入れるのは少しちがうような気がします。
でもまあそれはいいです。
多分この試算で一番大事なのは、揚水発電を加えると原発のコストは跳ね上がるという部分だと思います。
はっきり言ってこれ間違ってますよね? なんか誰も指摘してなくて不安になってくるのですが。
原発は出力の変動が難しいので、夜中の電気は余った場合捨てなければなりません。
本来捨てるしかない電気を揚水という形で(非効率ながら)溜めるんだから、揚水を含めると原発のコストは上がるわけがない。(むしろ下がる)
太陽光発電で電気が余った時、蓄電池で電気を保存します。
蓄電池に保存するときに、実際に作った電気は損失がでて小さくなってしまいコストが高くなる って主張しているようなもんです。
でもこれっておかしくないですか? 本来捨てていた電気を再利用してるんだからコストが高くなるというのはありえないと思うんですけど。。。

とまあ思ったことを書きました。間違っているところがあれば是非是非指摘してください。

A 回答 (14件中11~14件)

揚水発電所は原発で発電した電気を用います。


捨てられる電気ですがただで拾ってきたものではありません。
原発での発電コストを無視したらおかしな結論になりますよ。
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とりあえずコストの面の回答です。


まずこちらの画像をご覧下さい。
http://www.npu.go.jp/policy/policy09/pdf/2011122 …
これは、政府の元にある「コスト等検証委員会」が出した試算です。
(質問にある大島堅一教授もこの委員会の委員の1人です
これは、モデルプラント方式という試算方法で算出されていますので
大島教授個人が有価証券報告書を使い算出した数字とは違いますが)
これを見ると、必ずしも原子力が一番高い事にはなってません。
ただ、他の方も答えていますが、使用済み燃料処理などの
バックエンドコストが、ものすごく安く見積もられています。
(実際、この試算後にMOX燃料のリサイクル費用が数倍だったとの報道もあります)
それらのコストを考えれば、やはり原子力は安くないという事がいえます。
補助金などの疑問があるのでしたら、是非下の資料もお読み下さい。
補助金だけじゃなく、税金がどのように使われているかも詳細に書いてあります。
http://www.npu.go.jp/policy/policy09/pdf/2011122 …
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特に間違っている点はありませんが、はっきりいってツッコミが甘いです。

件の資料が余りにも馬鹿すぎて突っ込む気にもならないというのが正直なところですけどね。水力発電所はダムの貯水量によって発電量が変わります。例えば四国の早明浦ダムは2005年、2008年と地球温暖化に起因する異常気象で渇水となり、貯水量が0%になってしまいました。いうまでもないでしょうけど、そうなれば発電は不可能です。こういう事を知らない無知蒙昧な愚民が作った資料を真面目に論ずる気にもなりません。さらにいえば、こうしたダムのほとんどは発電専用という訳ではなくて、農業用水、上水道、工業用水などの多目的ダムであることがほとんどです。実際は0%になる前に、発電に使える水が無くなるということなのです。貯水量が乏しくなってくると、発電用の水も農業用水や工業用水に使わせて欲しいという要望が農業関係者や工業関係者から発せられることもあります。このように発電所の貯水量が減っても発電が不可能になりますが、逆に豪雨でもまずいのです。というのは、ダムの貯水能力を超える集中豪雨があるとダムは水力発電所の処理能力以上に放水量を増やさなければならなくなってしまうことがあるのです。去年の東北電力管内の水力発電所が豪雨被害で夏場に1ヶ月近く停止していました。こうした報道は1回や2回では無かった筈ですが、忘れっぽい日本人はすっからかんに忘れ去ったのでしょうか。

水力発電所、51カ所停止・東北電力 増水影響、一部は再開|山形新聞
http://yamagata-np.jp/news/201109/23/kj_20110923 …

ここでは専門的な説明はしませんが、水力発電所は異常気象に極めて弱いとだけ理解してもらえば十分です。その異常気象をもたらしているのが地球温暖化であり、地球温暖化の原因が火力発電所が排出する温室効果ガスなのです。地球温暖化は元々雨が少ない地域には渇水、干ばつを引き起こし、元々雨が多い地域には豪雨被害をもたらします。

日本は京都議定書の議長国です。温室効果ガス排出量削減は国際公約なのです。わずか半年前の豪雨被害のことすら忘れているようでは京都議定書のことなど何も覚えてはいないのかも知れません。
困ったことに馬鹿に限って「個人レベルで情報を集め、自分の価値観を持って発信していく側になりましょう!」などと糞生意気な口を利きたがる。本当に困ったものです。
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ずっとフルパワーで発電する必要はないですよね。

消費量がピークのときに足りれば問題ありません。この資料では、少し足りなくなる可能性があるので、節約してくださいって感じのようです。

原発のコストに関しては、福島原発の事故費用(避難住民への補償、廃炉、除染)がざっと100兆円とのことらしいので、非常に高額になります。すでに東電は何兆円も国や銀行から支援を受けてますよね。そういうことです。火力発電の燃料費増は、値上げで賄うようです。
また、使用済み核燃料をどうするかについても技術的・政治的にまったく解決されておらず、このコストを算定することがそもそもできません。
揚水発電は、原発のためにつくられているので、この建設コストが上乗せされるということになると思います。で、揚水発電はほとんど稼働していないようなので、原発コストを減ずることはできないです。

ちなみに1000年に一度の大地震・大津波により福島原発が過酷事故になりました。日本には、原発が50基以上あります。これは単純計算で、20年に一度、どこかの原発が、大地震・大津波に見舞われることになります。また福島原発のようなことになったら、原発コストは青天井です。ついでに言うと、日本で住めるところがどんどん小さくなります。
浜岡原発は停止してますが、原子炉内に燃料を入れたままです。津波に対しても、標高が低いため、非常に弱いです。過去、東北で大地震があったあとは、近いうちに、東海や東南海で大地震がおきているようです。さて、どうなりますかね。
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