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中国の生産請負制についてですが、
「農地は個々の農民により、自由に耕作されている」という表現は正しいですか、誤りですか?
私は誤りだと思うのですがどうでしょうか?

実際に見たわけではないのですが、「この農地では○○を作って政府に供出せよ」、という指示がまずあって、そのノルマを満たした後の余剰分を自由に売買できる…と私は理解していました。

つまり個々の農民が、各自で好きなものを好き勝手に作付してよいわけではないと解釈していますので、最初の文は適切ではないと思うのですが…。

実態をよく知っている方がいれば教えて下さい。

A 回答 (2件)

それで正解だと思います。


政府に供出(ただで差し出す)しているような作物はありません。
お米は自由競争で値段が下がらないように決まった金額で政府が買い上げてくれているんです。

農業も作物を「生産している」わけですから、製造業としての商売と同じ。
テレビを作れば儲かる、と思えばテレビを作る。儲からないならテレビは作らない。ラジオを作る。でしょう。
チンゲン菜を作れば儲かる、と思えばチンゲン菜を作る。儲からないならイチゴを作るかもしれないし大根かもしれません。
農協はこの土地では何を作れば儲かるか、とか、どのような種と肥料がいいかとか、地域地域で作戦を立ててくれる地元の親分のような存在ですね。
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この回答へのお礼

お礼が遅くなりましたが、ありがとうございました。疑問が解けました。

お礼日時:2012/04/13 21:48

 ノルマとか供出という表現は、必ずしも正確とはいえないのではないでしょうか。



 社会主義国である中国では、生産手段は公有化が原則です。だから農地は農民個人の所有ではなく、農地の賃借料(地代b)に当たる部分は所有者に支払うことになります。これは、資本主義下でも同様です。

 その地代相当分を物納にするか、金納にするかは、契約の内容次第になるでしょう。最初は、農産物価格は公定されていましたが、自由化が進行するにつれ市場価格で取引されることになりました。また、畑作地帯や牧畜地帯まで生産請負制が広がると、物納では対応が難しいと思われます。
 たとえば、物納にすると質が良くないものは政府に、高く売れるものは市場に出すのが合理的です。
 逆に、儲かる作物を自由に作れるとなると、農業で儲けたい人が増え、農地の価格は上昇します。このため、政府の地代収入は増えるはずです。

 ここまでは、正直なところ、断片的な情報と経済学の知識の初歩的な応用による推測です。しかし、中国農業の飛躍的な成長のカギが統制の撤廃と競争原理の導入にあるとすれば、これ以外の回答の可能性は薄いような気がします。識者の補足をお願いします。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。

お礼日時:2012/04/13 21:49

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