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初歩的な質問ですいません。
リンクダウン転送の機能(一方でdownを検知したら対ポートをdownさせる)については
理解したのですが、一方のポートがdownしたときに対向ポートをdownさせる目的は何なのでしょうか。正直、あまりリンクダウン転送でポートをdownさせる目的がわかりません。

A 回答 (2件)

リンクダウンをトリガとして動作する技術(機能)に対して必要なときがあります。



一番分かりやすい例は、ボンディング(チーミング)ですかね。

サーバのNIC冗長でボンディングをアクティブ/スタンバイとして2台のスイッチに
それぞれ接続していて、アクティブ/スタンバイを切り替えるためのトリガとして、
インタフェースの監視のみ実施していたとしましょう。
(インタフェースが落ちたら切り替わる)

サーバのアクティブ側のNICが接続されているスイッチのアップリンクがDown
したとします。
この場合、スイッチ側にリンクダウン転送の仕組みがないとどうでしょうか。
(2台のスイッチの横はつながっていない前提です)

サーバ側としては、自身のインタフェースは生きているので切り替わりませんが
スイッチはアップリンクが死んでいるので上位にスイッチングできません。

ということで全断になります。

リンクダウン転送があればスイッチのアップリンクDownと同時にサーバ側と
接続しているインタフェースもDownするので、サーバ側のボンディングが
切り替わることで、通信は迂回します。

結局は構成次第で必要だったり必要なかったりします。

例としてサーバを挙げましたが、ネットワーク機器の冗長のためにも
リンクダウン転送が必要となる構成があったりします。

# インターネットの世界でも結構使われてたりします
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こちら側(主にアップリンク)は障害発生してますよ、ということを対向(主にダウンリンク)に知らせるためですね。



もちろん、冗長機能の一つなので、この機能が不要なネットワーク構成であれば用いる必要はまったくありません。複数のベンダの機器が入り交じっていたり、サーバのチーミング等複合的に対障害性の担保をとらなければならないときにどうしても必要なときがあります。
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