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全くの農業素人です。

有機農業は、江戸時代まで行われてきた前時代的な農業方法だと思います。
稲などの病気や虫の害などがあるので大変だと思います。
また天然肥料の作成にもひと苦労するのではないでしょうか。

そのような阻害要因に対して有機農業では、どのような対策をするのですか?
病気や害虫などに対して、天然の駆除対策があるのでしょうか?
もし有効な方法があるのであれば、多くの人が有機農業をしていると思います。
実際には有機農業を選択している農家は小数です。
そのへんの苦労のしどころや有機農業の実態などを教えてください。

A 回答 (4件)

rory23です。


それでは、ひとつひとつ回答していきます。
きゅうり、大根、にんじんの曲がりについてですが、病気の発生や肥料のバランス(窒素、燐酸、カリ)の影響で曲がりが起きます。したがって有機肥料でバランスをとるのは難しいのです。
僕の説明が悪かったのかも知れませんが、虫食い=有機農法と過大解釈されると困りますが、手間ひまとコストがかかり農薬ほど高い確率で駆除できないと言う事です。
見た目に関してですが、有機栽培の方が、艶も良く綺麗と思われがちですが、病気にもならず天候に恵まれた場合です。
僕は、作ってる側ですので、やっぱり消費者の考えと隔たりあるのを感じます。
農家の努力が足りないと言われればそれまでですが・・・

この回答への補足

ありがとうございます。

野菜の「曲がり」が、肥料などのバランスや天候によるものだとは知りませんでした。
曲る品種があるわけではないのですね。
しかし、「曲りにくい品種」が品種改良されてもよさそうですが。
有機が盛んになれば、そういった方面での研究もされてゆくのではないでしょうか。

「見た目」というより、料理のしやすさに影響がでるのではと思います。
曲っていると(皮むきなど)料理しにくいです。

一方で米などは曲りもなく、有機にはうってつけではないですか?
虫に食われて充分に生育できないのでしょうか。
てまヒマがかかるといいますが、今は田起しも田植も稲刈りも機械でやりますから、さほど労働の差はないように思えます。

補足日時:2003/12/28 23:11
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>対策をするの


虫・病気.耐性のある品種の選択。固定種の20年以上作付け経験のある品種を選ぶと大体うまく行きます。

>天然の駆除対策が
虫の場合には.虫が集まる性質のある品種を錯付けし.強く農薬を巻きます。この品種は売りに出すわけではないので.農薬関係法令を無視してまくことができます。

売れないのです。高くて。手間がかかり.面積あたりの収量は1/3以下。しかも.形がふぞろで商店から買い叩かれるだけ。3倍にすると.海外品と競合して売れない。

しかも.大多数の消費者は.勤労者世帯という人々です。
政府の労働力の流動化政策で.収入が極端に減少しています。だから.高額な商品は購入できない。一方.高額所得者相手の商売では.形をそろえないとまず売れません。百貨店が買い取りませんから。
勤労者世帯の収入が増えない限り.明日はないです。
既に勤労者は月給から18%の医療保険を払っています。ですから.同じ負担率の北米(消費税18%医療費負担0)と同じ用に医療費を全額無料・消費税0%にすれば.所得の3-8%消費が増えますから.結構高額農産物を購入できるようになるはずです。

政府の下層階級に対する増税方針が改革されない限り.勤労者は低価格品しか購入できませんし.考え方も低価格品しか購入できないという.経済概念を変更できないでしょう。
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まずは、消費者の意識改革からしていかないと有機農業は普及していきません。


消費者は、有機栽培で農薬も使ってない見た目が、綺麗でおいしい野菜などを求めます。
当然ですよね!僕も消費者だったらそうします。
でも、”見た目が綺麗”これが、問題なのです。
化学肥料を使って農薬を使えば虫も付かない艶にいい”見た目が綺麗な”野菜ができます。
でも、無農薬、有機栽培なると何倍も労働力を使っ天然の駆除方法をしても見劣りします。
結局、いくら有機栽培の物は、おいしいと言っても農薬の害が心配ないと言ってもコストがかかり見た目が悪く売れない物になってしまいます。
農家も化学肥料や農薬を好き好んで使っている訳ではありません。
消費者が、虫がかじった跡があったり、ひん曲がったきゅうりでも無農薬、有機栽培を選んで買ってくれれば、もっと普及すると思います。
極端な話をすれば農薬まみれの虫も無視する野菜を見た目の綺麗さに騙されて人間は、食べているのです。
ちょっと極端ですが、そのくらいの気持ちを持たないと、どんどん悪い方向の農業が進んでしまいます。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

有機農法で作った農作物はそんなに見た目が悪くなるのでしょうか?
虫食いはともかくも、きゅうりや大根、にんじんなどの曲がりとは無関係だと思いますが。

虫食い=有機農法なのですか?
虫食いのない有機農法は難しいのでしょうか?
少なくとも手間ひまがかかり、コストがかかるのは理解しました。

>農薬まみれの虫も無視する野菜を見た目の綺麗さに騙されて人間は、食べているのです。

 農薬を使用したかどうかがわかる判定機(リトマス紙のようなもの)などがあれば便利ですね。
 有機といわれても、ほんとうに有機なのかわからないということも普及しない原因だと思います。
(お米のニセ銘柄問題からの推測ですが)

お礼日時:2003/12/28 22:07

有機農業限定の話ではありませんが、参考になると思いますので書き込みします。


今関知良さんという脱サラしたお百姓さんの本が面白いです。
ゼロからの出発、農地の購入トラブルから、農民の生態、初めての農業苦労話等々、生々しいお話が盛りだくさんです。もちろん有機農業を目指してとのことでした。
・百姓になりたい! 農業やると、元気が出るぞ!
・それでも百姓になりたい!脱サラ百姓の経済学
・大豆づくり奮闘記
・はじめよう!有機農業(有機農業入門書編集委員会著)


http://www.nmt.ne.jp/~tomo44/
http://www.geocities.co.jp/NatureLand/3504/
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