dポイントプレゼントキャンペーン実施中!

年間日射量の多い地域や海岸付近の顔立ちは、山村に住む
人と違いを感じる事が多くあります。
個人的な印象で恐縮ですが、沖縄を代表として、日照過多
の地域では、まつ毛が長く、眼窩が窪んで紫外線が目に直接入らないようにしている様に感じます。
中東地域の人々の容貌にも似ています。

一方、寒い地域の顔立ちは、凹凸の少ない平べったい顔が
多く感じられます。(中国東北部など)

また、偶然かもしれませんが、ほこりの多い首都圏に住んでいたとき鼻毛が長くなったような気がしました。

こうした特長の違いは、人種(DNA)からきているのか、環境によって数千年かかって変化してきたのか、食物によるのかなど、もし、研究などされている方がおられましたら、参考になるサイトなどご紹介お願い致します。

A 回答 (2件)

日ごろ感じる素朴な疑問から日本人の生い立ち、更に遡って縄文人や弥生人の日本列島への渡来まで思いを馳せるのはすばらしいことだと思います。



よく見慣れている日本人の顔ですが、このような顔は種族としては少数派で、アイヌや沖縄型の顔が多数派です。我々はモンゴロイドの仲間ですが、大陸で寒冷地対応を受けた弥生人(新モンゴロイド)が今からわずか二千年強前に日本へ渡来したのに比べ、おそらく南方から一万数千年前に渡来した縄文人の祖先たち(古モンゴロイド)は一万年以上に亘って縄文文化を
築いて日本の基礎を作っています。

二つの文化は混合し現代人の祖先になったので、日本人は西洋人の信じるように、そして我々自身も信じているように純血ではありません。ヨーロッパに比較して混血した種族が少なかったことと、混血が早く終わっただけです。せまい日本列島で繰り返し混血を行った人々、列島の周辺部であまり混血をしなかった人々、ともに日本人です。

モンゴロイドの仲間として知られる新大陸のインディアンは古モンゴロイドに属すると思われます。縄文人まで遡れば日本人とは非常に近い仲間ということが出来ます。

参考URL:http://www.museum.kyushu-u.ac.jp/WAJIN/m1.html
    • good
    • 0
この回答へのお礼

大変参考になりました。
歴史をさかのぼれば、共通の祖先になり、
戦争で殺し合いをする事の愚かさを、感じました。

お礼日時:2004/01/03 18:05

「日本国内の年間日射量」や「山村」などの違いによって顔つきが違うというデータは残念ながら私は聞いたことがありません。


沖縄の人やアイヌの人が本州よりくっきりした顔だちの人が多いのは縄文人の直接の子孫だからです。アフリカで発生した人類はインドの方を通って東南アジアから日本に渡って来て(南方系)日本中に拡がり、縄文文化を築きました。一方、シベリアに向かった人類集団は酷寒に対応するため、まぶたが厚く平たい顔つきになり(北方系)中国、朝鮮半島から日本に入り、本州、九州、四国の縄文人と混血していきました。これが弥生時代が始まりであり、今のほとんどの日本人の祖先です。2方向から来て混血しているので、国土が狭い割に、人による顔の違いが大きいようです。
 アフリカからヨーロッパに向かった人(白人)は南方人の特徴を強く残し、眼窩が窪んでいますが、日射が少ないので色白人種になったみたいです。骨格の変化より、メラニン色素の変化の方が早いのですね。
http://www.kahaku.go.jp/special/past/japanese/ip …
なお空気の悪いところで鼻毛の伸びが早いのも防衛本能らしいですが、埃や、日射の多いところにいてもまつげは伸びませんよね。なんで鼻毛だけ?

参考URL:http://www.kahaku.go.jp/special/past/japanese/ip …
    • good
    • 0
この回答へのお礼

人類の祖先は、アフリカで発生し、北方や南方へ移住し
環境に適応していったというのは大変参考になりました。

お礼日時:2004/01/03 18:01

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!