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高校で「負く:そむく」という読みを教えてますか?今、漢文の受験参考書を作っているのですが、高校教師ではないので、学習指導の水準がわかりません。どうか教えてください。よろしくお願いします。

A 回答 (4件)

ex. 負命⇒命に負(そむ)く、などですね。



文中にあれば、読みがなくても子どもは文脈で意味を察するとは思いますが、
難しい読みですので、教材としてならルビをふった方がいいと思います。

実際の試験で、その読み方を書けと言われたり、
その読みを含む部分を送り仮名を補って書き下し文にしろと言われることは
まずないでしょうが、
教科書ですべてを網羅できるものではないですし、
子どもにとって、覚えておいて損なことはないんじゃないでしょうか。
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この回答へのお礼

丁寧なご教示ありがとうございました。

お礼日時:2012/05/05 10:55

 「常用漢字」の規定には「負く:そむく」の読みは示されていませんが、文脈上からは読み下すことも可能です。


漢字の熟語には同義の文字を連ねて一つの意味を示す性質の語句もあります。

【事例1】たとえば「人倫」などです。「人」は文字どおり「ひと」の意味ですが、「倫」は「ひとのみち・道徳的価値」などの意味があります。
 しかしながら「倫」の文字には常用漢字としての音読み「りん」だけが示され、元の意味の「人」「人の道」は示されていません。これが実際の漢文テキストで「聡明絶倫」との語句になった場合、どの様な意味を示す言葉になるでしょうか?。
 「絶倫」といえば「いやらしいこと」を示す言葉の代名詞のイメージが一般的にありますが、「聡明絶倫」に使われている「倫」の元々の意味を考えてみるなら、「賢いから他の人との行き来が絶えない」「賢いかせ(彼の)周辺には人の輪が絶えることがない」「友人が多い」との意味になることが理解出来ます(なおこの言葉は尊敬閣文庫にある『先哲叢談』の一節にあった表記です)。

【事例2】高校時代の漢文で実際にあった話。
 『十八史略』に掲載されていた堯・舜・兎の逸話の中に「田圃より挙ぐ」との一節があり、この部分を殆どの生徒が「田圃よりかかぐ」と読み下していましたが、挙兵するとの意味で「田圃よりあぐ」と読み下すことが適切であるとの説明が教師からされたことを憶えています。高校生ですから「御神輿を担ぐ」イメージなどと混同したのでしょうね。

【事例3】「背信」の意味
 実際に使われる「背信」の意味を考えてみましょう。背信とは命令や指示に違う行為をすることです。そしてその命令や指示は監督者による通達などの性質を有し、それを実際に行う人は「その監督者の代理」で行います。しかしその「指示や命令を下す権力」などは実際の目には見えないものです。
 この「物理的に自分の目に見えない」のは自分の後ろ側、つまり「背中に負っている」から「見えない」ことになります。「背中に負う」から「背負う」のであって、腹側に持つのであれば「抱きかかえる」となります。
 また指示や命令を実行しないことは「負っている責任」を遂行しないことですから、「負く:そむく」ことと同義になります。

 なお、他の方が適切に示されているように、この読みは「常用漢字外」のケースですので、必ず「ルビを振る」ことが適切です。とかく高校生や高校の教員は受験でより高い点数を得ることを最終目標として授業に臨む姿勢が強く、「言葉の意味を考える」などの思索に思いを馳せるケースは希です。「あの問題で読み方を間違わなければ………」と不合格の原因にでもされたのではたまったものではありませんから。
 言葉は古語の「匂ふ」が「香しい香りがする」「鮮やかな色彩を見せる」などのように嗅覚と視覚双方の意味を示す場合も少なくありません。「あなたが決めたことですか」などと挑発的でなおかつ根拠を具体的に示す事のできない無責任な意見は聴くに値しません。
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この回答へのお礼

丁寧なご教示ありがとうございました。

お礼日時:2012/05/05 10:55

教えないです。



 そむくは、背くと言う字ですから。

「負く:そむく」は、あなたが作ったんですか?
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そんな読み方初めて知りました。



今も昔も教えてないと思います。
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