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トキの絶滅が危惧されてから40年ちかく、トキの繁殖を人間が
手伝っているのになかなか自然繁殖しません。
トキは特別繊細な鳥なのでしょうか?
例えばサギですが、トキと同じく田んぼの小魚、小動物などを餌にしていますが
相変わらず繁栄しています。
どういう差があるのでしょうか。

よろしくお願いします。

A 回答 (4件)

サギとトキの採餌行動の比較から,トキにとっては,現在の環境は生活しにくいことが原因の一つのようです。



採餌場所に関してましては,サギの方が脚が長くトキの方が短いですから,サギは多少水深が深くとも,また多少流速があっても採餌場所に出来ますが,トキはサギよりも浅い流速の緩い水辺を採餌場所にしています。つまりサギよりも田んぼに適応していると言えます。裏日本では,昔は稲刈り後に雑草の生育をおさえ,イネの切り株を腐らせるために田んぼには水が張ってありました。現在は水を張りません。トキの採餌場所が減ってしまったのですね。

採餌行動でも大きな違いがあります。嘴をサギとトキで比較すると,サギは鋭く尖っていますが,トキは弯曲しています。サギは目で餌を見つけると素早くガバッと捕らえます。トキは目で餌を探すのではなく,泥に嘴を入れまして上下左右に嘴をふって触覚で餌を探します。トキの採餌行動はトキ特有の独特な首振りを伴う理由です。この方法では,餌の密度が多くないと捕らえることが出来ません。

サギに比べてトキは,特定の場所で特定の採餌方法しか取れませんから,一口で言ってサギに比べて「とろい」のです。環境変化に適応できない程不器用だから絶滅したのですね。
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現在日本に居るのは中国産のトキで、これは繁殖していますよ。


何十年も苦労していたのは、日本産のトキが既に絶滅しかけている中、かろうじて生き残っていたトキもみな高齢で繁殖能力がほぼ無いようなものを無理やり繁殖させようとして苦労していました。
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http://dic.nicovideo.jp/a/%E3%83%88%E3%82%AD

ご参考に成るかと思います。

他に参考に成るサイトを探してみましたが、見当たらなかったので、ここでは「私見」を書かせて頂きます。
何かの資料で読んだ記憶が有るのですが、
★『種としての寿命が、弱くなっている』
という考え方が有ります。

人に例えると、個人を見ても「体格が良くて丈夫な人」、「細くて病弱な人」、「長生きな人」、「短命な人」など、色々な人間がいます。

それと同じように「種」としての「強さ」、「弱さ」も色々有るのでは無いかと思うのです。

例えば、「パンダ」。
この動物も、「種」としての繁殖力は、非常に弱いモノが有ります。

「トキ」の場合も、「種」としての繁殖力が強くなく、「種」自体が衰退に向かっているのでは無いか。
そんな推論も出来ると思うのですけどね。
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トキは明治時代の始めごろまではスズメと同じどこにでもいる鳥でした。

しかし白人が時の毛の美しさから乱獲が始まり
大正時代には能登半島と佐渡島以外はもう絶滅していました。

種というのはある一定の数字以下になると増えなくなります。
いくら人間が頑張っても絶滅しかありません。
だから本物のトキ(ニッポニアニッポン)はとうに絶滅しましたよね。
今のトキはニッポニアニッポンのDNAが入っていますが、中国大陸の血が入っているトキです。
人間もある一定の数値以下になると絶滅します。

自然の摂理なのでしょうが、残酷な事をするものですね。
これでトキが増えてくれればよいのですが。
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