プロが教えるわが家の防犯対策術!

高3で進路の決定を急いでいます。
東京大学か一橋大学か京都大学で迷っています。

国際開発の職に就きたいと考えていますので、それを大学で学びたいです。
具体的な業種やシステムをあまり把握していないため
具体的なことは言えませんが、
途上国発展の戦略を練りたいな、と漠然と考えております。


上記の三大学のうちどこが国際開発学で優れているか、
またどの学部かも教えていただきたいです!

どれかの大学に属し、国際開発を学んだ方もその様子なんか教えてくれたら
嬉しいです!!!

A 回答 (4件)

 まず大きな本屋へ行く。

(ネットも可)
 「国際開発」など似たようなタイトルを背表紙で探して、それらしい本の裏書きにある著作者の履歴の出身学校を見つける。
 あるいはその人名をネットで検索してみる。

 ただ、あんまり焦らんほうがいい。東大など一期校はもともと建学の考えが「高級官僚」をつくることだったので、国際的なレベルもたいしたことない。まだ京大のほうが中央からはなれているからかもしれないが、比較的自由な感じがする。さらにこれから国の外で仕事を求めざるを得ない大企業は、中小新興国のインフラ部分へ深く関わるようになっていくことで事実上の開発業務を行うことになる。

 さらに開発では戦略をつくるだけではなく、それを実現するための交渉や技術も必要になってくる。そういったことは大学程度では難しい。

 なので、もっと広い視点でこれからを考える必要がある。実現してこそ戦略。
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国際開発ってなぁーに?


私の経験をお伝えします。
1.文部省直轄の教育職時代の体験
 JICAの前進であった国際技術協力事業団を解散し民間に移行させる事前協議会の体験です。
 機械工学科に帰属しておりましたから、最低限JISの規格を備えた企業であることを条件に掲げた。
 理由:製造業・物造りでは、設計製図の表記形態が国際標準に適合していることと、
     日本ODAであるからJISの規格に準拠している事とした。
 反応:大部分がJISの制定内容とともに図面を読めない・知らない公務員が多かったから、
     英会話以上に図面がれば正確に設計意図を伝えられる図面の存在価値を伝えた。
2.国家公務員から民間企業へ移った後の体験
 海外事業本部を希望してあったから、中途入社後8年目にして希望がかなった訳です。
 開発途上国の国家開発計画に参画したいと言う希望です。
 ・話はそれますが、米国がベトナムの内戦に介入した当時、お隣の研究室に米国バークレー校からの
 留学修士院生がいて、私のところに相談にやって来た。
 ベトナム戦争終結後に敷設する、ベトナムのインフラ計画図を広げた。
 所要資機材を日本から調達するとともに、プロジェクト管理、ロジスティクス、技術者等の数々の課題を
 列挙して、これらを組み合わせた工程表・所要資機材リスト等のフォームを提示した。
 ・これらは、朝鮮動乱で日本が体験したことでもありますが、米国の統計学者のデミング博士のロジスティクスの
 考え方を参考にしたのです。

 これらの実体験から、自分で海外市場を開拓するのです。
 勿論、開発途上国をターゲットにしました。
 ・人・物(道具、機械、設備)・金(資金)と考え方(方法)
 ・評価方法、相手国政府要人との折衝方法
 ・資金については、国連、世銀、アジア銀行、中東の資金等の調達手続き方法
 等々、機械工学を専攻した私にとっては、異分野のカリキュラムばかりでしたし、
 ・特に物流関連では、輸出関連の貿易実務等、船便・鉄道・自動車貨物輸送等、
  対象国の実情を自ら調査せねばなりませんでした。

 が、特に新知識として邁進した事は金属資源・非鉄資源の分布・賦存量でした。
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 大学で国際開発部?科を備えておられるところがありますが、実務を遂行できる様になるには、
 やはり得意分野(得意技術)を備えねばなりません。
 ・センサスレポートを備えていない国が多く、先進国では数字で議論しますから
  統計手法も身につけねばなりません。
 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 ところで、日本の外務省の出先である大使館・領事館等の機能・レベルが最貧状態に陥っております。
 日本と言う国家・国民の活性化を目的とする調査・分析・研究意識が皆無です。
 民間企業が代行しているのが実態です。
 また、国会議員が大名行列の如く、国費で海外視察をするが乏しい知識しか備えていない。
 そして、海外視察先で応対する通訳は、大部分が民間企業である。
 専門用語・相手国の文化・慣習・技術レベルを知らない外交官が多いからです。

 大学に入ったならば是非とも自分でアルバイトで稼いだ資金で開発途上国を調査して下さい。
 
 1日24時間、これを3分割して、睡眠7時間、就学8時間、そして残る9時間を如何に使うか?
 就学受講中に先生の講義を習熟すること。
 遊びもほどほど必要ですが、PC操作ばかりではNG.

 私は国家公務員時代に大型電算機でフォートランで学生・院生の通信簿用のデータ蓄積システムを
 開発しましたので、民間企業に移った時にコンピュータ関連の業務には苦も無く順応することができました。

 国境なき国際開発の手法と現実には民族間の争いが顕在化する時代への対応とが混在する難しい時代にある。
 
 韓国・中国の若い世代は、自己中心が強烈です。
 日本の国立大学の留学生では、過半数が韓国・中国が多い。

 共存共生・相互互恵・等距離外交が重要です。

 ご奮闘下さい。
 
 
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東大に入れる学力があるなら、東大に行くべきです。



ただ、東大の学部で国際開発を体系的な学問として学べるところはないと思った方が良いです。
国際開発の分野で活躍したいのならば、どのような形にしても修士号は必須です。
学部卒からそのまま院に進んでも良いですし、いったん社会に出てから問題意識を持って大学院に行くのでも良いですが、修士は必須です。

その一方で、国際開発学を学んでも現場での活動はできません。開発学は知識として知っていればいいので、必要なのは専門性です。エコノミストであったり、エンジニアであったり、医療であったり、紛争解決であったり、そう言う専門性がないと、国際開発の現場で説得力が持てません。
できれば、その分野でPhDを取って、その専門性を持って国際開発の現場で実務をやるのが良いでしょう。

なので、質問者さんのように高いレベルの大学に入れるのであれば、東大に行くべきでしょう。
東大に行けば、その先の選択肢も増えます。海外での知名度も日本の大学の中では一番ですから、留学するのにも、なにをやるにも何かと便利です。
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質問者さん、こんばんは。


私は、まさに途上国開発(いわゆる国際協力)の仕事をしている者です。
現在も、東南アジアの各国で国家にとって重要なインフラの開発に関わる仕事をしています。

まず、国際開発分野の仕事に就きたいということですが、国際開発と言っても多種多様です。
大きく分けると、国際開発に関わる仕事は、以下の5つです。

1. 国際公務員など
いわゆる国連職員、世界銀行職員など、国際機関で活躍するスタッフです。

2. 日本の国際協力行政
JICA、JBIC(国際協力銀行)のほか、外務省の国際協力を担当する部局も該当します。

3. 民間企業の海外事業
商社やゼネコンなど、実際の現場で開発事業の仕事をします。

4. 開発コンサルタント
上記1or2対3の中間の橋渡しをする仕事です。
JICAや世銀などが発注する開発事業を、コンサル(調整・調査・設計など)して、実際に現場で作業をする企業が仕事をできるように準備・監督します。

5. NGO/NPO
1~4とは別に、特化した分野で独自の道を行く途上国支援活動です。

国際協力、途上国開発といっても、様々な分野と職種があり、質問者様がどういう形の仕事をしたいか、という理想も影響します。
「途上国発展を導く戦略を練りたい」といっても、例えば、「○○国の法制度や国家制度はこうあるべき」という国家規模でのマスタープランを描く仕事もあるし、分野を絞って「この国の経済発展のためには大きな港や道路が必要」というより具体的な開発マスタープランを描く仕事もあります。
前提として言っておきますが、相当な荒廃国(ソマリア・イラクのような戦闘地域)でない限り、外国人である我々が、その国の国家経営に口を出すことはできません(それは内政干渉と言います)。
あくまでも、多くの途上国開発の現場は、現地政府が主導してやるもので、日本人関係者は、それに助言したり現地政府が求めるものを形にするのが仕事です。

具体的に、こういうことをしてみたいな、という夢があれば、教えてください。
もう少し詳しくアドバイスできるかもしれません。

なお、大学の選び方ですが、東大に入れるのであれば、東大をお勧めします。
ただし、ほかの回答者様も仰っている通り、学問として途上国開発について学ぶ学問群は、東大にはありません。


もう一点、アドバイスですが、将来的に、途上国開発に関わりたいのであれば、専門分野を持つことは必須です。
途上国で仕事をするうえで大切なのは、Generalist(総合力を持った人=薄く広くの知識)ではなく、Specialist(専門分野を持っている人=1点集中の詳しい知識)です。
海外では、必ず「カウンターパート(相手側の窓口)」という存在があり、あくまで同じ専門分野で話をしなければなりません。
例えば、日本の総理大臣が対話する相手は、相手国の首相や大統領です。日本の首相が、相手国の外務官僚と話したりはしません。
例えば、政治が専門、経済が専門、土木が専門、機械工学が専門、環境が専門、など、どの分野でのプロになるのかを、まずは明確にすべきでしょう。
途上国の開発戦略とは言っても、何についての戦略を練りたいのか、が大事です。
それぞれの途上国の状況を知って、開発の手法を学んだところで、専門がなければ戦略など描けません。

途上国開発という学問は、非常に限定的な世界なので、戦略を練ったりするのであれば、国際政治や国際経済などの学問が良いのではないでしょうか。
私は、現在、途上国の交通インフラの整備を担当しています。
交通分野と言っても、舗装、電気、ビル、水道など、たくさんの専門家が集まってチームを組んでいます。我々の現場にはGeneralistはいません。
大学では、国際法学を学びました。その後留学して、途上国開発学を学びましたが、実際に現場で生きているのは、法律という専門分野です(海外での事業では、日本の援助に関わる法律と、相手国の法律ルールを理解しなければなりません)。

もし、質問者様が、途上国開発に絡みたいというのであれば、正直どのような分野でも専門を持てば、文系で理系でも関わることは可能です(建築以外の芸術系・文化系・体育会系は除く)。
極論を言えば、東大でも京大でも、地方大学でもどこでも構いませんが、その分野・学部での評価がある大学を選んだ方がいいでしょう。
もう少し詳しいビジョンを教えてもらえると、より詳しくアドバイスできるかと思います。

それでは。頑張ってくださいね!
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