人生最悪の忘れ物

学習塾で働いております。
先日の保護者面談にて、成績が上がっていないとのクレームを頂きました。
その子は勉強に対してのやる気も見られず、こちらの指示も聞かない子なので上がらなくて当然だと思うのですが、保護者の口ぶりに腹が立ちました。
「ウチがお金を出して通っているから塾が成り立っているんだ、あなたたちの給料は保護者が払っている」と言い放ち、さらにその分塾側より保護者のほうが偉いという旨の発言も受けました。
保護者が払っているから成立しているという文は正しいですが、別にこちらは保護者に雇われているわけじゃありません。また、両者の間に上下関係が成立しているわけもなく立場は対等だと思っています。
それに、給料のことを言い出すと塾に限らず、例えばスポーツ選手だってファンが金を出し試合を見るから、車会社だって消費者が車を買うから社員は生活できるわけです。かといって、私たちが彼らに給料を払っているという認識にはならないですよね。
そのときはキツくは言い返さなかったですが、次からはこのような言い分にはどう対処し、論破すればいいですか?

A 回答 (6件)

日頃、お疲れ様です。


私も塾で講師を行っているもので、同業者からのささやかな意見を述べさせていただきます。

文面から伺う上では、親御さんがモンスターペアレントであるとは思えません。少なくても言い切れないかと思います。

まず、親御さんは子どもの成績をあげたくて、通わせます。なので、成績が上がらなければ、それは当然不満になります。
また、授業態度云々の話がありましたが、親御さんも結局子どもの塾での様子というのはわからないので、親御さんは自分の子どもがちゃんとした態度で学習をしているものだと思っていますから、尚更です。「うちの子は塾ではちゃんとやっている=成績は上がるはずbut成績があがらない=塾の責任だ。」当然といえば当然の回路だと思います。あと、お金が云々の話も親御さん側からすれば、そう考えるだろうという気もします。

以上のことからまずは、親御さんがモンスターペアレントである可能性は低いかとは思います(実際のその面談を拝見はしているわけではないので、文面からの推測です)

ここからは私の考えが入ってしまいますので、お気に障るようでしたら予め謝罪申し上げます。すみません。

質問主さんの最後のところで、「どのように論破すればいいですか」という話でしたが、これはNGです。
結局また、このようなことが起こりうる前提で話をしているみたいです。苦情の経験を活かしてないじゃないかって思ってしまいますし、論破って相手を言いくるめるってことですよね?それじゃあ解決にはなりませんよね。

なのでここでは、「この苦情からどのようなことを改善すれば良いでしょうか」と問いかけるべきですね。事態が起きた時の対処ではなく、このような事態が起こらないようにどうすべきか、です。視点を変えてみましょう。

私としては、理想は「黄金の三角関係」(勝手に自分でそう呼んでいます)を確固たるものにすべきだと思います。
これは何なんだというと「生徒・保護者・塾」からなる三角関係のことです。基本的に、塾というのはこの三者関係がしっかりしていないと駄目だというのが、私の持論です。生徒と塾が上手く行っていないのは勿論のこと、塾と保護者、そして親子関係もうまく行っていないと問題が起こります。今までの私の経験では、問題が起きる時は大概何処かの辺が欠けています。

今回の質問主さんの場合、まず生徒のやる気云々で、塾・生徒間の関係性がよくありません。また、このような事態を放置し、保護者様にも報告していない点から(文面から取り敢えず判断しています。もし違うようでしたらごめんなさい)塾・保護者間で関係性が保たれていない。つまり、ゴールデントライアングルの二辺が欠けている訳です。場合によっては三辺とも欠けているかもしれません。生徒さんがどの学年の子かは分かりませんが、特に受験学年であれば、完全に赤信号です。受験というのは、このトライアングルを保ちながら、協力し合い乗り越えて行くものだと思うんですね。塾というのは学習サポートですので、家で自習してなきゃ意味がないですもんね。質問主さんの対等であるという話は、本当にその通りだと感じています。ただ、それを分かっていない親御さんが大半ですので、そこに腹を立てるのではなく、一緒に頑張って行きましょうね、というスタンスで関わり合いを持つべきだったと思います。

以上のことを要約すると、「黄金の三角形」を常に理想像にすると良いということです。

では実際にこの「黄金の三角形」を築き上げるにはどうすればいいのか。

まずは、生徒様の心を掴んでください。どんなことでもいいです。授業面でなくても結構です。生徒面談の対応でもいいですし何気ない雑談でも結構です。もちろん保護者様も大事ですが、生徒と直接関わる分、この場では生徒様を第一に書いています。これはケースバイケースです。要は、子どもが行きたがらなくなってしまったらどうしようもありません。逆に生徒様の心を掴めば、親御さんも自分の子どもが進んで行っている塾を無理に辞めさせたりはしないでしょう。勿論、成績が著しく下がれば別問題ですが。そして次に、保護者様です。基本的には何か出来事があれば電話等で連絡差し上げるのがいいでしょう。「⚪︎⚪︎君が××を苦手にしているようなので、今後対策を行って行きます。」「最近宿題がやり切れていない状況なのですが、ご家庭ではどのような学習を行っていますか。」「⚪︎⚪︎君が本日、授業中私語が多かったので、少し注意させていただきました。」何でもいいです。保護者様は「きちんとこの先生は生徒を見てくれている」という印象を受けるはずです。成績が下がった時も「今回のテストで、結果が意に添う形にならず、申し訳ありません。今回のテストを復習した際、××が出来ていなかったので、そこのところの復習を行っていきます。」というような言い方が出来れば、保護者様の不満も和らぐかと思います。そのようにして、コミニュケーションをとり、関係性を持ち続けるのが最善だと思います。

長々と書いてしまいましたが、結局大事なのは、生徒様の為を思い、成績をあげる努力をし続けることです。それを棚にあげて、一方的なことを話すのが、モンスターペアレントなのではないでしょうか。善意のある親御さんは、自然と協力してくださいます。

この仕事はサービス業なので、色んな人がいます。色んな人の話を聞くことだと思います。でも、それをバネにして自分を伸ばしていけるのか、それもダメなものとして経験値を稼がないのかで、成長は変わります。

どうか、今回の苦情も自身のバネにして、頑張ってください。
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元教師・現役予備校講師である



論破など出来ない
論理が通じない相手には、論理は無意味である
もっとも質問者が勝手に論破と認識するなら可能だろうが・・・


対処法

・・・・・・
力不足で申し訳ありません。当方の指導法で成績が上がっている生徒もいますが、全ての人が成績向上するわけではありませんので・・・
当人のやる気の問題も大きいことですし、やる気にさせるのが我々の仕事ではありますが、やはり先天的な才能のようなものがありまして・・・(ある意味、嫌味であるが)

当方は成績向上を謳っておりますが、例外はありますし、例外がありえることは社会通念として言うまでもないことなので、このようなケースに関しては、当方は責任を負えるものではありません

しかしながら力不足の部分もありましょうから、今後は鋭意努力したく思います

・・・・・・

こんな感じで言えば「不適切ではないだろう」

対処法はケースバイケースであるので個別状況で判断する、ことは当然の話である
・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ちなみに、この程度のクレームで怒るのも「人間の器が痴れている」と多くの業界関係者が思うだろう

同時にこの程度で「モンペ」扱いする質問者は、世間の人間がみんなモンスターなのだろうw


小生はこれでも「予備校講師の指導」を仕事にしているから指摘しておこう

質問者は、塾・予備校に不向きな性格なので辞めたほうがいい
質問者も 質問者に関係する生徒・保護者も不幸になるだろうから・・・・

質問者が辞めれば、みんな幸福かもしれないので、是非検討されたし



以上
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保護者はお客様ですよね。


私も以前塾で働いたことがありますが、質問者様の考えには同意しかねます。
論破する方法を考えているあたりで、講師として・社会人の資質がどうかと思ってしまいます。

>あなたたちの給料は保護者が払っている」
→当然通わせている親は思ってますよ。
それを、腹が立つとは情けない。
質問者様のような講師がいる塾には通わせたくないですね。
私が経営者なら、そんな講師はクビにしています。

まず、質問者様の考えを改めて、子どもに寄り添い、ヤル気を出させるのも講師の役目
ではないのですか。
その上で、「モチベーションが低迷しているようなので、まずはそこからこちらも働きかけて
いるのです。今しばらく様子を見てみましょう。」とか返すことができますよね。
子どもの学力にも弱点や強みもありますよね。その子の分析をして親御さんにお伝えするのが、
保護者面談の意義ではないのですか?

モンスターと決め付けず、お給料もらっているプロなんだから、ちゃんと仕事しましょうよ。
質問者様から変われば、親御さんたちの見る目も変わってきますよ。
熱意は伝わるものだと思います。
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>次からはこのような言い分にはどう対処し、論破すればいいですか?



基本的には、親は塾側より偉い。というのに
異論はありません。

客ですから、そういう認識自体は
あながち間違ったものではありません。

だからといって、なんでもできるわけではないし、
何を言ってもかまわない。というわけではない。
というのは当然のことです。

塾と言っても、できる子をさらにできるように延ばす
塾もあれば、できない子をせめて並みにできるように
褒めたり、叱ったりするのが売りの塾もあるでしょう。

前者の塾ならお宅の子供さんがやる気がないので、
成績が伸びないのは当然で、文句があるなら辞めてください。
ということでいいと思いますが、

後者の塾なら、塾が注意すべきことをしていない。
ということだって言えると思います。

あくまでも契約に基づいた、、、、という視点が大切。

で、プロ野球選手はファンに支えられてこその高給取りなんですから、
ファンを大切にすることは限りありませんし、
意味のないサインだって、時間を作って喜んでしてくれます。

カーディーラーの従業員はお客様は神様とばかりに
下にもおかないもてなし振りで、顧客の歓心をひきます。

そこらが理解できない質問者さんは、塾も客商売であり、保護者は客だという
認識がないように感じます。

>次からはこのような言い分にはどう対処し、論破すればいいですか?

「○○君(その保護者の生徒)の学習態度が非常に悪く、
いくら注意しても改善しようとしてくれません。
塾側もできる限りの注意はしますが、○○君だけにかかわっている
わけにはいきませんし、最後は本人のやる気次第ですから、
本人にやる気がなければ、いくら塾に通っても成績は伸びません。
もし当塾の指導方針がお気に召さないようでしたら、
○○君にあった塾へ移っていただいてもけっこうですよ。」

という感じになるんじゃないでしょうか。
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あなたが、モンスターティーチャーですね(^_^;



上位は金を払ってる保護者です。
 あの講師はよくない、と経営者に訴えればあなたはクビになるでしょう。

塾の中であなたが一番下の立場なんです、関係無いのは掃除のオバチャンぐらいです。


論破?
 そんな事も知らないのに論破出来るわけがありません


 やる気を起こさせるのは講師の役目です、その為の報酬を得ているんですから
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教育はサービス業



塾と保護者の関係はサービス提供者と顧客。
塾とあなたの関係は雇用主と被雇用者。

サービス業は、顧客の満足を得ることで成り立つ商売。

顧客がサービスに納得していないのは顧客が期待していることと、提供されているサービスに食い違いがあるから。

要は、保護者は成績が上がることを期待してそれにお金を払っていると思っている。
あなたは、成績を上げたい子供に勉強を教えるのが仕事だと思っている。
塾が何をサービスと考えているのか、保護者と被雇用者の間に認識の違いがあるようだね。
まずは、その辺のずれをなくすように塾に求めるべきだよね。

そのうえで、提供されているサービスと違うものをしつこく求めるならモンスター認定もありえない話じゃない。

(顧客を論破するのは裁判所に行ってから。)
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