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CDプレイヤーとパワーアンプの間にオペアンプを使った自作のプリアンプを入れようと思います。

回路はhttp://www.tij.co.jp/jp/lit/an/jaja209/jaja209.pdfの2ページ目にある回路なのですが、このドライバー段をLME49990MAにして並列に接続したいと思います。
RFとR1は手持ちのZ201の2.2kΩを使おうと思います。
上記のコピーですがこの回路です。
http://image27.bannch.com/bs/M302b/bbs/702290/im …

LME49990MAの発熱対策は大きなヒートシンクを付けそれをケースに接触させようと思います。

ドライバー段のオペアンプを並列接続するのはやめたほうがよいという意見もありますがそれはどこに問題があるのでしょうか。

どうぞよろしくお願いします。

A 回答 (1件)

>ドライバー段のオペアンプを並列接続するのはやめたほうがよいという意見もありますがそれはどこ>に問題があるのでしょうか。



 使用される回路:

 http://image27.bannch.com/bs/M302b/bbs/702290/im …

の並列接続されているドライバIC(BU634T)はゲインが 1 です。ところがそれに置き換えて
使用しようとしているICはOPアンプ(LMW49990MA)です。OPアンプはゲイン
は 1 ではありません。データシートよりオープンゲインGoはtypで135dB=562万も
あります。もし、オープンで使用するとオフセット電圧(1mVmax)がゲイン倍されてしまうので
出力は電源電圧近くに張り付いてしまいます。また、並列に接続した3つのOPアンプのそれぞれの
オフセット電圧もオープンゲインも相互にばらつきますので、そのばらつきにより同じ入力電圧が
それぞれの入力に加えられても出力電圧は一致しませんので出力同士がショートされて相互に大きな
電流がOPアンプの出力間(負荷ではなく)に流れ、正常に動作しません。
 そこで各OPアンプを全帰還のヴォルテージフォロワー構成にすれば相互の出力のばらつきは
オフセット電圧のばらつきまでの大きさに抑えられますのでオープンで使う場合よりは程度がよく
なり実用になりそうです。この場合注意すべき点としては出力電流です。負荷の大きさの記載が
ないのですが、発熱をスペック以内に収められるような負荷条件でドライブすれば何とかなりそう
に思います。
 しかし、バッファーの前段のOPアンプが2個並列に使用されるようですが、こちらの方はフィード
バックに全帰還を掛けてゲイン0dBで使用されないのでお互いの入力オフセット電圧とゲインが
ドリフトも含めて精密に揃っていなければ、お互いの出力電圧は大きく異なってしまい相互の出力
間に大きな電流が流れてしまい正常に動作できません。なぜ、2つ並列に使うのか?意味が分かり
ませんが、とにかく正常な動作は全く期待できません。
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この回答へのお礼

早速にご丁寧なご回答をありがとうございます。

ネットではOPアンプを並列使用すると音が良いという意見もあって、実際やってみると音は良くなったと思うのですが、発熱は結構します。
この発熱が「相互の出力間に大きな電流が流れる」事なのでしょうか。

並列使用はしてはいけないのですね。
ありがとうございました。

お礼日時:2012/05/27 22:24

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