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先日、自衛隊のイラク派遣隊の基地を作るのにその用地の代金として、1億8千万円/年を支払うというニュースを見ました。最終決定なのかどうかまだ分かりませんが…。
その国の復興支援の為の基地なのに派遣を行う国がその土地の賃貸料を払わなくてはいけない(しかも、土地の持ち主個人に)というのが私には理解できないのですが、これを議論するのはわきに置いといて、私の質問は、他の国(アメリカ、オランダ、韓国…等の支援部隊も同じようにお金を払って用地を借りているのでしょうか?
どなたか教えてください。

A 回答 (2件)

オランダは賃貸契約を結んでいると報道がありました。

ほかの国については知りませんが、おそらく一緒でしょう。

通常は受入国政府との間で、取り決められるのが普通ですが、イラクには現在政府と呼べるものがないので、土地の持ち主との間で契約がなされているのだろうと思われます。

日本でも沖縄では米国が賃貸契約しているところがありますね。それと同じでしょうけども、沖縄の場合は契約関係に国の法律が絡んでいて半ば強制的に賃貸させている関係です。まあそれでも沖縄経済の一翼を担っている面はあるのですが、なにしろ今のイラクにはそのような法律すらありません。契約しだいで賃貸料を多くとれる可能性もあるのでイラク復興の一助になるのでしょう。

それに比べて戦後の日本などは占領軍が強制的に土地や建物を接収していました。住友生命ビルがGHQ本部だったり、銀座の時計台が米軍のPXだったり、あるいは満鉄ビルなどはソ連代表部があって、公然とKGBが活動拠点としていたことを考えると、地元にとって良い条件です。

間接統治によって天皇制などの国体が人質にとられていたから仕方ない面もありますが、多少は日本人もイラク人のように占領軍に爆弾テロなど抵抗活動をすべきだったのかもしれませんね。そうすればもう少し条件が良くなっていたかもしれません。共産党の仕業にして進駐軍兵士や基地で働く日本人の死傷者を増やせば逆コースももっと早く始まっていたでしょう。
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土地には所有者がいます。

国有地は国が、私有地は地主が所有者です。無償提供された場合を除き、使用料を支払うのは当然です(戦時・平時を問いません)。これは国際常識であって、例外はあり得ません。

ただし、現在、イラクには政府が存在しないので、国有地の地主が存在しません。よって、国有地の場合は、当面は無償で使用し、イラクの主権回復後にその処理について交渉することになるでしょう。

なお、米英軍には占領軍としての特別の権限が認められている(国連安保理決議第1483号)ので、他国の軍隊がイラクに駐留するためには米英軍の承認が必要です。
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