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平成21年5月公認会計士短答の問題18で、
会社が一ヶ月間の為替差益として認識すべき正しい金額はどれか?という問題があります。

資料には、ドル建て売掛金の売上・回収、それぞれの直物為替相場と月末の為替相場が載っています。

通常、取引時・決済時には、それぞれのHR(直物為替相場)、決算時にはCR(決算日直物)で
換算しますよね。ならば、問題でも、月末は決算日ではなかったので、月末換算しないのかな?
と思ったのですが、解答見ると、月末で換算した数値が正解となってます。
なぜ決算日でもないのに、月末で換算すべきなんでしょう?

テキストや予備校の先生に質問したんですが、問題の指示
「当月(×1年6月1日~×1年6月30日)の為替差益として認識すべき・・」
ここから、月末換算しろと読み解くよりないと・・・。

問題文に、当社の会計期間は1ヶ月とするとかの指示もありません。
解答は、5つの数字から選ぶんですが、月末で換算しない場合の数字も与えられてますので、
消去法も使えません。月末で換算するが正しいのだという会計処理上の根拠が必要です。

詳しい方、ご教授願います。
実務指針までさらってみましたが、ピンと来ません。
よろしくお願いします。

A 回答 (1件)

財務会計=外部報告会計として会計諸規則の枠内で考えれば質問者さんの疑問は当然だと思います。



管理会計論の原価計算は月次が原則ですが、外部報告会計は年度又は四半期ですからここに月次処理が顔を出すことはないはずです。

しかし、財務会計論の出題範囲には、「企業等の簿記手続の理解に必要な基本原理、仕訳、勘定記入など・・」も含むとされているので、ここには管理会計、財務会計の枠を超えたより基本的な部分が含まれていると考えられるのではないでしょうか。

この設問は、財務会計の枠内ではなく、より基本的な部分からの出題と考えるより外ないと思います。
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この回答へのお礼

お話を聞いて、この問題は、会計処理の目的・原則から考えて、何がより妥当なのか考えて判断させる問題なのかなと思いました。現場(試験場)で考えさせる問題、公認会計士試験らしい問題なのかなと。
「基本的な部分」というのは、会計の基本的な考え方で、具体的には以下のようなことでしょうか?
そもそもCR換算するのは、決済額の近似値としての意味合いがあり(こんな言い回しがテキスト・会計基準にあったと思います)、月末時点での近似値としての直物為替相場で換算することが、合理的だろう・・・こういう考え方で良いのかな??
ご意見を聞けたおかげで、色々気づくことができました。
有難うございました。

お礼日時:2012/07/30 01:02

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