プロが教えるわが家の防犯対策術!

2000mに満たない山ですが、標準タイム登り2時間で頂上です。
私は東京ですが、日帰りの計画で、登山開始を午前10時と決めていたため自宅を午前7時としました。単独行です。
ところが高速道で車にトラブルがあり約2時間遅れ、登山開始が正午過ぎでした。(勿論、昼食後の登山開始です。)
山頂には午後3時丁度に到達しましたが、途中下山の人とは、おおよそ100人合いましたが、山頂には誰も居ませんでした。
ところで、下山開始からまもなく気分が悪くなり嘔吐があり、それでも下山を続けましたが、益々、嘔吐が激しくなり、遂に、全く、歩行ができなくなりました。
登山歴約40年ですが初めての経験です。
水分補給などし、登山道で寝ていました。
万一に備え、懐中電灯も持っていたため、日没しても自力で下山を考えていましたが、クマの出没や、なにやら不安となっていたところ3人の男性が下山してきて、「これは大変すぐに救助を求めなくては」と言うことで、ヘリの救助要請してくれました。
まもなく、ヘリが来てくれ、吊り上げて、すぐに病院に搬送されました。午後6時ころです。
結果は、熱中症と診断され入院しました。2日後退院しました。
後で、知りましたが、その日の気温は37.7度と言うことを知り、それを知っておれば、午後からの登山は中止したてたと思います。
また熱中症も知っていたので、水分補給や塩せんべい、チョコレートなど持参していたため、登山中、そして下山時にも、気はつけていたはずです。
それにしても、病院で熱中症でも重度と言うことで、3人の男性に助けられなければ、命はなかったと思います。
そこで、皆さんにお尋ねします。
私の行動で反省すべき点を教えて下さい。
また、皆さんでしたら、どのような行動にでたでしようか。

A 回答 (17件中1~10件)

 Jagar39です。



 精神安定剤を服用している状態で冷静かつ精密な検証をすることは難しいでしょう。
 材料は他の方の回答でも出揃っているようですから、あとは落ち着いてからゆっくりご自分で検証を進めてください。

 というわけで、私もこれを最後にします。落ち着いてからゆっくり読んで検討していただいた方が良いかもしれないですね。


>「持ち物」「出発時刻」等々間違いはなかったと信じています。

 厳しいことを言うようですが、信じていればそれが真実になるわけではありません。山に限らず、スポーツの勝敗でも仕事の失敗でも、自分の感情を可能な限り排除した上で淡々と要因を挙げてそれを分析する、という姿勢からしか後に繋がるものは得られないでしょう。

>もし登山口の駐車場で山麓の気温とは言え、37度を超えていたことを知っておれば中止しています

 ここがよく判らないのですが、37℃を超えていたのは街の観測点であって登山口ではないのでは?
 「2,000mに満たない山」に「2時間ほどで登れる」となると、登山口の標高はどう考えても1,000m以上だと思うのですが、標高1,000mの登山口で37℃だったとすると、街では40℃を軽く越えてしまいますよ?

 行動したことが間違いだった、と結論づけ、なお状況を知っていれば行動中止していた、と言われるということは、従来から行動中止すべき気温について自分なりの基準があった、ということでしょうか?
 普通はそんなものはないと思うのですが・・・

 普通あるのは、「今日はクソ暑くて登る気になんてなれないからやめておこうや」なんていう気分的なものですよね。
 ところが、質問者さんはその「体感」に今回乏しかった、と書いておられます。
 となると、自分の体感は関係なしに温度や湿度で明確な行動基準を作ることが、今後の同様な事故を防止するための対策と考えられているのでしょうか。
 私にはあまり意味がないと思いますが・・・
 気温だけでなく湿度、自分の体調、コースが要求する運動量、利用できる水の量、その他のいろいろなファクターで熱中症にかかるリスクは大きく変わるだろうからです。

>ですから、「水2L」などとても考えられません。

 「登山」だろうがハイキングだろうがピクニックだろうが、必要な水の量は身体から失われる水分量の見積もりで決まります。
 早い話、30℃程度の真夏日に午後1時から5時までの4時間テニスをしようという場合、1人2Lのスポーツ飲料では足りませんよ。2Lのペットボトルを持ってコートに入っても、途中で買い足しますね。
 それもコート横の水道で頭から水を被って頭部を冷やすのに要する水は別にして、です。

 登山の場合、水は全て自分で担いで歩かねばならない、という制約があるため、どうしても水は不足しがちです。

>「水2L」が必要な場合は、季節やコースなどでおおよそわかります

 今回は必要だった、ということでしょう。というより真夏の低山で4時間、というのは十分「水2Lが必要なケース」だと思います。気温がこんなに高くなくても。

>「何故早いうちに高温多湿無風を気がつかなかったか」

 これは当日の現場の気温や湿度が判らなければ、今後の役に立つ考察にはなりません。
 「どのくらいの気温、湿度なら行動を中止すべきか」という基準を設定できない以上、気温や湿度が判ったところで役に立つとも思えませんが。
 同じ気象条件であったとしても、無事に行動できるか途中で倒れてしまうかは、自分の体調や山の条件によっていくらでも変わるので、「行動中止すべき」基準の設定ができない以上、質問者さんご自身の今後にも後輩の指導にも、役に立たない検証にしかならないでしょう。

 このような今後明確な判断基準を設定できないような要因に「原因」を求めるということは、要するに「運が悪かったのさ」と言っているのと同じです。
 もちろん「運」の要素はあると思います。まったく同じような状況でもう一度同じ行動をとっても、今度は何も問題なく下山できるかもしれませんから。
 ただ、「運が悪かったのさ」で終わらせてしまうと、今後のリスク要因を小さくしてより安全な登山をする、ということには結びつきません。

>汗の状態や気温湿度でで変わるでしようし、大切な飲料水をむやみには使えないです。
>沢筋で遊ぶなり、水場を利用すべきと思います

 今回の検証はあくまで今回の事例で行うもので、一般論ではありません。

 先に、「裸になるなり濡れタオルで拭くなり、他に体温調節の方法はあったはずです」と質問者さんが書かれたから、「今回の事例でそれは可能だったのか」と問うているわけです。
 沢筋で遊ぶとか水場を利用することは、今回の事例で可能だったのですか?

 水の残りも少なく日陰もない稜線でトマトジュースを吐いたのなら、その時点で熱中症に気づいても打つ手はなかった、ということになりますよね?
 もしそうなら、それでは今回のヘリ下山という結果を回避することができたポイントはどこにあったのか?ということを考えなければならないわけです。

 検証は誰のためでもなくご自分のため、そして同じ過ちを誰か他の人が繰り返さないためにするものです。その誰か他の人は不特定多数ではなく、自分が指導する立場にある後輩でも良いじゃないですか。
 山岳会が遭難報告書を出すのは、その教訓を広く社会(といっても登山者の社会ですが)で共有すべき、という意識を持っているからですが、組織に所属しない個人登山者は別にそこまで考える必要はないと思います。
 ですが、自分と自分が面倒を見る後輩には、きちんと教訓を整理して受け継いでいった方が良いですよね。

 ヘリでピックアップされたこと自体を必要以上に恥じる必要はないです。ある程度以上の経験を持つ登山者の多くは、そのキャリアの中で一度や二度は「救助」された経験を持っているものです。
 私の知り合いで2回もヒマラヤに行き、そのうち一度は遠征隊長まで務めた人がいますが、その人も北アルプスくんだりで、しかも夏に2回もヘリで下山してますし。

 ものごとには「運」の要因も絡みますから、同じ失敗を二度と繰り返さない、というのも実際は難しいです。間が悪ければ何回でも同じような失敗をしてしまうものでもあります。
 でも、「運」で片付けずに、自分の行動や判断を可能な限り客観的に評価・批判することをしなければ、逆に言えば運次第で今度は簡単に死ぬ、ということです。

 その自己批判をここで晒す必要はもうないと思いますが、あとはご自分で検証を進め、何よりその「検証の進め方」を後輩に指導してやってください。
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この回答へのお礼

総合病院に行き、様々な検査をしています。
しばらく通院するようです。

Jagar39さんのご回答で気についた点をまとめます。
☆ 標高1,000mの登山口で37℃だったとすると、街では40℃を軽く越えてしまいますよ?
★ そうではなく、街で37度で、登山口では30度以下だったと思います。
☆ 行動したことが間違いだった、と結論づけ、なお状況を知っていれば行動中止していた、と言われるということは、従来から行動中止すべき気温について自分なりの基準があった、ということでしょうか?
 普通はそんなものはないと思うのですが・・
★ 厳冬期で登山開始時に猛吹雪なら登山は中止するか、又は、その場所のテント内で様子をみます。それと同じように、猛暑日なら中止するか、又は、強行するならば、それなりの持ち物や時間を調整します。「気温について自分なりの基準があった」と言うことはないですが、気温と体感は、気をつけているつもりです。今回の登山口では、おそらく30度前後ではないかと思います。
☆ ・・・気温だけでなく湿度、自分の体調、コースが要求する運動量、利用できる水の量、その他のいろいろなファクターで熱中症にかかるリスクは大きく変わるだろうからです。
★ それはそのとおりと思います。だから、四季を通じ、体感だけではなく、気温や湿度・風向等々総合的に判断し、行動に向かいます。
☆ 早い話、30℃程度の真夏日に午後1時から5時までの4時間テニスをしようという場合、1人2Lのスポーツ飲料では足りませんよ。2Lのペットボトルを持ってコートに入っても、途中で買い足しますね。
★ これもそのとおりと思います。だから私も事前に水場も調べています。
☆ 「どのくらいの気温、湿度なら行動を中止すべきか」という基準を設定できない以上、気温や湿度が判ったところで役に立つとも思えませんが。
★ 基準を設定してもしなくても、-20度と-10度では行動は変わるでしようし、20度と30度では変わります。何時間もの車内で快適な時間では、外気温との差が10度位はわからなかった、これが今回の原因と思っています。
☆ このような今後明確な判断基準を設定できないような要因に「原因」を求めるということは、要するに「運が悪かったのさ」と言っているのと同じです。
★ 判断基準は、その時点の体感はもとより、物理的な温度計や湿度計により総合的に判断すべきと思います。だから今回「持っていた温度計を見れば参考になったが。」と言うわけです。 30度超えておれば中止していたか時間をずらしたと思います。決して「運が悪かった」とは思っていません。「運が良かった」とは思っています。頂上で誰も居なかったのに、下山してきた人に助けられたのですから。
☆ 沢筋で遊ぶとか水場を利用することは、今回の事例で可能だったのですか?
★ 可能でした。
☆ 水の残りも少なく日陰もない稜線でトマトジュースを吐いたのなら、その時点で熱中症に気づいても打つ手はなかった、ということになりますよね?
 もしそうなら、それでは今回のヘリ下山という結果を回避することができたポイントはどこにあったのか?ということを考えなければならないわけです。
★ 日陰はありました。樹林帯ですから。熱中症と気づいていません。「つかれ」と思っていました。だから登山道で寝ていました。結果的に登山者に助けられヘリで救助され熱中症とわかったわけです。もし、熱中症と判っておれば、体温を下げる工夫をしています。途中で補給した水もありましたし、トマトジュースも一気のみもしなかったと思います。徐々に吸収さすようにしていたと思います。
☆ ヘリでピックアップされたこと自体を必要以上に恥じる必要はないです。
★ この点、心よくお受けします。吊り上げられて回転をしていた時点で、目を開けてみると、それはそれは今迄にない光景を目のあたりにしました。今登った山塊がシルエットで浮かび、その先の日没の真っ赤な太陽、この時点で「私は助かった」と実感しました。それで本当に助かったのですから。

今反省するに、一言で言うと「総合的な判断に誤りがあった」と言うことです。
体力の自身を過信したこと。気温湿度行動時間等々あまく見た。
また、他の人も言っているように「予定の時間の取り戻しに、あせりがあった。」ことも要因の一つと思います。
厳冬期の体温低下だけではなく、猛暑での体温上昇等々、即ち、もっともっと医学の勉強も必要と感じています。

お礼日時:2012/08/13 16:02

>私の行動で反省すべき点を教えて下さい。



一般的な登山者であれば、夜間登山が普通というレベルではないので、
早朝の出発、午後早くには下山終了というのが基本になると思います。
夏場は雷も怖いですからね。

で、今までの回答とお礼をみていてわかっのたは、
・質問者が単なる登山歴40年ということでないこと。
・経験も体力も十分であること

で、今回の反省点を一つだけ挙げれば、
上記のような経験に基づく自信が、
加齢から来る過信に変わっていたということです。

もう昔のつもりで登ってたら、いつか大けがするよ。。
といのうが、今回の遭難騒ぎでしょう。

早朝や夜間登山ならなんの問題もなかったでしょうし、
たぶん、5年前、10年前なら普通に下山して
いたのだと思います。筋力は昔のままでも、
代謝機能などは低下していたのでしょうね。

>また、皆さんでしたら、どのような行動にでたでしようか。

自分はそこまで経験も体力ありませんので、
もっと早朝に出発しているか、予想外の渋滞で到着が遅れた
時点で、登山そのものを中止しているはずです。
(夜間登山の経験は何回かありますが、
基本的に遅い下山には恐怖心がありますので)

いずれにしてもご無事で何よりでした。お大事に。
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この回答へのお礼

>・・・いずれにしてもご無事で何よりでした。お大事に。

ありがとうございました。

お礼日時:2012/08/13 16:08

#12です。

「ハイドレーション・システム」について。

実は#13さんの回答の中にも有るのです。
有名なのは「プラティパス」の水筒+ドリンキングチューブキットの組み合わせでしょうか?
http://item.rakuten.co.jp/sakaiya/10002732/
ようは「折り畳みの水筒」+「口元でチュウと吸えるチューブ」のことです。

他にキャメルバックとか(私の使っている)MSRとか既出のペットボトルとの組合せとか。
http://item.rakuten.co.jp/skytrail/018-1821707/
http://item.rakuten.co.jp/bluecliff/38057/
http://item.rakuten.co.jp/hotman/msr-38060/
http://item.rakuten.co.jp/e-lodge/lgs-81440310/

始めては「LOGOS ドリンキングシステム 81440310」と1Lの水のペットボトルをお薦めします。
水(ペットボトル)は7-11の「からだにうるおうアルカリ天然水JAN4997150810008」を再々利用しています。
呑んだ量が確認出来るし、ボトルの掃除(洗って乾かす。ケッコウ面倒)が不要です(再利用時でも洗剤入れてジャバジャバでOK)。
本当は「スポーツドリンク」「OS1」とかの方が良いのでしょうがチューブの掃除を考えると「水」なんですよ。

色々有ります。質問者様にとって「良いモノ」が見つかりますように。
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この回答へのお礼

様々なURL拝読しました。
それぞれ参考にさせてもらいます。
ありがとうございました。

お礼日時:2012/08/13 13:48

質問文の中で<登山歴40年・・>と書いてあるところが勘違いの原因では。



報道でよく<登山歴XX年にも拘らず・・・>と云う文を見ますが、XXが30年、40年
となると自慢にもなりません。
財産になる経験年数を越えて冥土の方に近づいているわけですから。

そう言う小生は、登山歴50年以上ですが、40代の若いやつらには負けんと
思っても、予定通りに行かない時は散歩程度に変更して帰ってきます。
その日が暑いのに気付かないのもボケのはじまりでは。

自重してください。
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この回答へのお礼

>その日が暑いのに気付かないのもボケのはじまりでは。

と言われても、仕方がないです。

お礼日時:2012/08/08 13:46

生還おめでとうございます。



さて、夏期の水分補給については日常的に汗をかくような運動をされてない場合は,水ではなくスポーツドリンクまたは塩水をこまめに取るようにして下さい。
日常的に汗をかいていれば塩分の放出は少ないのでこの限りではありません。

電解質(塩ですね)脱水症状が出てしまった場合水は吸収されませんから、水をいくら飲んでも無駄です。
さらに嘔吐してしまった場合にも電解質が失われます。
電解質が足りない場合水をいくら摂取したところで、それ以上の損失を防ぐため水を排出します。
その際汗や尿などになりますが、緊急放出のようなもので体温調節のための発汗ではありませんから風でも吹いてなければ体温を低下させることはあまりないです。
むしろ負担がかかるだけです。
さらに緊急放出時にエネルギー使いますので=熱が出ます。

こまめに水分(この場合電解質を含んだ)を取る場合、シビアな環境下において水筒は不適格です。
特に時間に余裕がないなど焦りがあれば水筒を取り出す為に立ち止まることなど,無意識下に抑制されてしまったはずです。
そういったことの対策としても立ち止まらなくても良い、重量バランスを取りやすく携行量が持てるハイドロレーションシステムがあります。

さらに健康志向や高血圧に対して減塩されている方の意識は、ここ2年ほど夏期は熱中症対策についてずいぶん改善されましたが、3年前まではよく熱中症対策に塩を取ることを非常識扱いされたことがありますよ。
当然それらの方は電解質の喪失についてはよりシビアになります。

ところで生理食塩水はご存じだと思います。
では1リットル当たり塩は何グラムかはご存じでしょうか?
塩せんべいや塩あめ何個分でしょうね?
1度お調べになって頭に入れておいて下さいね。
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この回答へのお礼

様々医学的なご指導ありがとうございました。

お礼日時:2012/08/08 13:43

まず無事な下山おめでとうございます。

^^v

私ごとき低山専門が口を出すコトでは無いのですが。
ハイドレーションシステムを提案します。(既にご存じでしたらすみません。)
先日(7月下旬)何時もの山(703m)をゆっくり登ったのですが1時間で1L飲み切りました。
バラスト(おもり)として「ドロメタリーパック4L」に水を詰めていたので困りはしませんでしたがビックリしました。
なおザックが「ハイドレーションシステム」に対応していないため、1Lのペットボトルに「LOGOS ドリンキングシステム 81440310」を付けて使用しています。

>私の行動で反省すべき点を教えて下さい。
>また、皆さんでしたら、どのような行動にでたでしようか。
意識して水を呑む(ノドが乾いた)時点で脱水症状は始まっています。
少しづつ無意識に呑む方が良いと思います。
あと(書かれていましたが)「塩アメ」を口に含んでも同時に水分を取らないと しゃぶれないのでは?
必要な量の「ミネラル」を取れていたか?疑問です。

P.S.トイレ(排尿)が近くなると思います。ですが「熱を捨てる」のに排尿は効果的だと思います。

この回答への補足

>まず無事な下山おめでとうございます。

はい、ありがとうございます。
かえりみれば、1度目ヘリが上空まで救助に来ながら旋回して帰りました。
それで、1時間以上経った時に、消防隊の3人と警察から3人と私の倒れているところまで来てくれました。
消防隊は、吊り上げ場所の模索、それができないときには陸路(担架で登山道)と言う救出作戦だったようです。
1度目は場所が樹林帯のためわからなかったらしいです。
幸い、倒れていた地点から100mほど下山した地点がその場所とし(ヘリの吊り上げ地点)それが現実したわけです。
ヘリは夜間飛行ができないらしく、危機一髪の時間帯でした。
私の一寸したミスで、大勢の皆さんにご迷惑をかけ、まことに申し訳なく思います。

hirotodo_001さんの「ハイドレーションシステム」は、私は知りません。
よろしかったら、教えて下さい。

補足日時:2012/08/08 13:35
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この回答へのお礼

今朝から具合が悪いので
病院に行きます。
後で拝読しお礼します。

お礼日時:2012/08/07 10:00

Jagar39です。



>初期の段階で気づいていたなら、 裸になるなり、濡れタオルで拭く なり、他に体温の調整方法はあっ たはずです。

ここ、もう一考察必要だと思います。
熱中症は自覚症状に乏しいので、気づくのは最初に嘔吐したときくらいだと思うのですが、それ以前に「察知可能」なポイントはありました?
暑くて大汗かいてふらふら、という程度ではいつものこと、たいうか大多数の登山者が日常的に経験していることで、それを無理矢理「あそこで察知すべきだった」と言っても自分自身にも後進にもあまり参考にはならないでしょう。
誰の目にも明らかな「察知可能なポイント」は最初に嘔吐したときだったとこのやり取りからは思えますが、その前にそれがなかったかどうかの検証が必要です。

もうひとつは、その時に何ができたか、ということです。
直射日光が降り注ぐ稜線上で裸になっても逆効果です。快適に休める日陰なりの場所があったのかどうか。
また、体温を下げるのに有効な量の水を保持していたのかどうか。
体に水をかけて気化熱で体温を下げるのは有効ですが、それをすると飲む水がなくなってしまうのでは意味がありません。濡れタオルを作るのにも飲料水を犠牲にして水を使わなければなりませんからね。
「他に体温調節の手段はあったはず」と書かれましたが、ほんとうにその場の環境と手持ちの装備(水の保有量)で可能だったのか、きちんと具体的に検証する必要があるでしょう。

それでどう考えても水が足りなかった、ということになれば、やはり「水が足りなかった」ということは認めざるを得ないのではないでしょうか?

水は少ないように私は思うんですけどね。
私は夏の低山であれば、水は2Lの水筒は満タンにして登り、水場では満タンに補充します。その他にジュースを持つかどうかはその時次第ですし、どれだけ暑い低山でも2Lの水筒を2つ、なんてことはしませんが(稜線上での幕営を含むときはやります)、1L+ジュース2本で、その1本がトマトジュースということになると、正直「少ない」と思います。500mlのスポーツドリンク2本だったらともかく。
2L以上は考えにくい、とは書きましたが2Lまでは例え半日でも状況に応じて普通に持ちますよ。

涼しく快適に休める場所がなかったのなら、その分は大量の水でカバーすることは可能でしょうから、ポイントは「手持ちの水が足りなかった」ということになります。だから「最初に嘔吐したときに水をどれだけ持っていたのか?」ということを検証する必要があります。
そのあたりは「場所の条件」との兼ね合いになりますよね。

もしかしたらトマトジュースじゃなくスポーツドリンクだったら最初の嘔吐はしなくて済んだのかもしれないし。

検証の結果、水が足りなかったということになれば、あれ以上の水を持つのは現実的でない、という付け足しがあるのならば「そもそも登ったのが間違いだった」という結論に導かれることになるでしょう。
まあ登山開始時期をもっと遅くすれば良かった、というのは1つのリーズナブルな結論になりうるとは思います。
朝早く出発して午後早くに行動を終えなければならない、というのは「固定観念」に過ぎませんから、場合によっては夜間行動もありだと思います。

ただ、その山は初見でしたか?それとも何度も通ったルート?

夜間行動の経験がおありとのことなので、夜間行動のリスクもご存知だと思いますが、私も夜間行動はさんざやりましたが、基本的に初見のルートでは夜間行動は避けますね。
私は立山~槍ヶ岳の夜間縦走、チンネ左稜線の夜間登攀や黒部川源流の夜間遡行もやったことがありますが、その経験から初見のルートでは整備された登山道であっても夜間前提の計画は組みません。
ですから、ご質問のケースで午後2時くらいから登山開始すれば良かった、というのも、このルートが過去に歩いたことがあるというなが前提で、そうでなければそれは却下です。1アクシデントで行動が夜間にずれ込むので、それはもはや半分「夜間行動が前提」になりますから。
その場合は、遅れた時点で中止すれば良かった、ということになりますね。

水だ水だとは言いがたい、というのもスポーツドリンクもほどほどに、というのも分かりますが、そういう感情や都合で「結論」を先に設定してしまうと、正しい検証はできませんよ。
持ち物もきちんと検証すべきだと思います。
そういう、自分の行動や装備、計画をどれだけ私情を拝して客観的にできるか、ということが後輩に伝えるべき最も大切なことだと思います。

余談ですが、学生時代に小窓の王南壁で日射病(たぶん)にかかったことがあります。
意識が飛びかけてたしこのまま太陽に炙られ続ければ死ぬ、と思って下降することにしたのですが、手がエイトノットを作ってセルフビレイを取ってエイト環にロープを通したりしてるのがほとんど他人事みたいに感じてました。自分の手なのに頭と連動してないんですね。
頭で、「セルフビレイがちゃんと取れてるか確認しなきゃ」とぼんやり考えていたら、突然ロープに全体重をかけるという暴挙に出ました。ぜんぶ自分がやったことなんですが。
ちゃんとセルフビレイが取れていたからここでこんな文章書いてるんですけどね。

日射病と熱中症は違いますが、ともあれ発症してしまったら「正常な判断力」は失われている、ということだと思います。
だから発症するリスクを最大限に避けないと、ということでしょうね。

この回答への補足

病院に行きました。
結果は精神的なものだと言うことで、精神安定剤を処方してくれました。
お盆すぎまで休養することにします。

>「そもそも登ったのが間違いだった」という結論に導かれることになるでしょう。

この点ですが、私は先にもお話ししましたように、
「持ち物」「出発時刻」等々間違いはなかったと信じています。
もし登山口の駐車場で山麓の気温とは言え、37度を超えていたことを知っておれば中止しています。
何時間ものマイカー内でのエヤコンの関係か、駐車場でそれほどの気温に気づいていませんでした。
更に、もし後輩や同僚と一緒だったとすれば、1時間以内に、ザックの中の温度計と湿度計で調べ中止しています。(私のザックに温度計が何時もある理由は後ほど)
それに、最初から「登山」とは思っていなかったです。初めての山ですが「ピクニック」か「ハイキング」程度です。(往復4時間程度ですから。)
ですから、「水2L」などとても考えられません。
「水2L」が必要な場合は、季節やコースなどでおおよそわかります。
そのようなわけで、現時点では「何故早いうちに高温多湿無風を気がつかなかったか」と言うことになります。

次に、夜間登山ですが、私は好きこのんではしていません。
山頂での朝日や夕日、夜景や星空観察等々です。ですから、森林限界を超えるような高山ではないです。
従って、初めての山でも整備された登山道だけです。
まして、立山・槍を夜間に行動した経験はないです。
折立~薬師~雲ノ平~双六~槍~上高地も経験ありますが4泊5日です。

何故、私のザックに温度計があるかと言いますと、厳冬期や残雪期の森林限界を超える時など、雪中でも気温が上がることがあります。
これは前線の通過を意味しているので、通過後冬型気圧配置に戻ることは確実などで、それを知るためです。
テント内でも同じですが、温度計を持っておれば、おおよそ日本列島の気圧配置がわかります。
それによって行動を変更します。

Jagar39さんのご指摘の中で「直射日光が降り注ぐ稜線上で裸になっても逆効果です。」や「濡れタオルを作るのにも飲料水を犠牲にして水を使わなければなりませんからね」と言う部分も理解はしているつもりです。
汗の状態や気温湿度でで変わるでしようし、大切な飲料水をむやみには使えないです。
沢筋で遊ぶなり、水場を利用すべきと思います。

補足日時:2012/08/08 13:06
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この回答へのお礼

今朝から具合が悪いので
病院に行きます。

お礼日時:2012/08/07 09:59

事故がおきる時は必ずその理由があります。

そして、過失が重なった時に危機的なことに発展します。

>私の行動で反省すべき点を教えて下さい。

ご自分で書いておられますよ。

「後で、知りましたが、その日の気温は37.7度と言うことを知り、それを知っておれば、午後からの登山は中止したてたと思います。」

これに尽きると思います。

かれこれ10年近く、特にこの数年、かつてなかったような異常な高温になることが増えてます。
熱中症の報道もかつてないくらいされてます。

高温になる所は大体決まってます。
もう少しその方面の情報収集が必要でしょう。
かつてのセオリーを越える高温ということです。
盛夏の登山の注意点の必須項目になりつつあります。

もう一点に関しては、高温に対する感受性でしょうか。
失礼ながら、加齢という面もあるかと。
お年寄りほど、暑さ寒さの感受性が下がります。本人の感覚ではそんなに異常高温と気がついていないお年よりは多いです。また、基礎代謝も減ってますので、発汗などでの調整能力も劣化してます。
高齢者が家の中でも熱中症になるのはそういう理由からです。


見方を変えれば、過去の成功体験が足枷、ブラインドになったともいえるのかもしれません。
人は容易に「思い込む」動物ですから。
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この回答へのお礼

yama-girlさんが仰るように
「後で、知りましたが、その日の気温は37.7度と言うことを知り、それを知っておれば、午後からの登山は中止したてたと思います。」
これに尽きると思います。

と言うことが今回の過ちのようです。
登りたければ、午後3時ならば、このような結果にならなかったでしよう。
日頃、午後3時登山開始はありますので。
ありがとうございました。

お礼日時:2012/08/06 16:52

本筋とは、関係ないけど、


スポーツドリンクに関しては、粉のものを小さいジップロックなんかに小分けにして持っていくと、現地調達の水にまぜて利用できる。 まあ、味が嫌いなら無理にはお勧めしないけど。
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この回答へのお礼

ShowMeHowさんの仰るように、最近では、様々なスポーツドリンクもあるようです。
私達の時代には、そのようにものはなかったので、今でも、それを頼りにはしていないです。
しかし、それを分析し、研究し、利用するのも忘れてはならないと思います。
ありがとうございました。

お礼日時:2012/08/06 14:22

同世代です。

登山経験は5年ほど前までアルパインガイドの手伝いをしていました。
私は50歳台半ばですが、日頃から 自分の耐熱訓練をしています。

炎天下 ロードバイクで河川敷2時間程 AV30km程度です。
町中だと信号で止まったとき 
熱が一瞬で出てきて 倒れちゃいますからね。

そこでわかったことは 年齢的に体の水分量が 
若い頃より減ってると感じました。

また 水を飲んでるから大丈夫でなく 
その日に依って 自分の体の廃熱作用がかなり異なることもわかりました。

寝不足 24時間以内飲酒など 年を取ると簡単に 熱が出なくなりますよ。

登山経験40年という事ですが  体力は「今がホント」ですからね。
高校時代 北アルプスの夏山合宿など経験されているのでしょうか?
稜線では 「水を飲むとバテる」との精神論で 高校/大学山岳部の新人が
至る所で倒れているのを見てますよね

立山から槍ヶ岳 白馬から槍ヶ岳 
特に 水の無い行程は大変でした。 
1時間程度でポリタン キャップ1杯の水補給でしたからね。

地獄でした。

衝立岩を登るとき 装備を軽くしたくて 水をはしょって、
仲間が、熱中症で あぶみから落ちてしまい 空中で回収をしたり、
熱中症の怖さをいろいろと体験してます。

通りがかりの三人が 熱中症の知識がある人たちでよかったと
思いますよ。

ガイドの手伝いでも 高齢で女性だと 水を飲まない傾向がありました。
トイレの問題ですが、やはり 無理矢理飲ませていましたよ。

それと 肥満傾向の人は 一瞬で熱にやられるのも 見ております。
そして 熱が抜けなくて そのまま沢に投げ込もうかと思いましたよ。

自分も山屋の掟 「明日は我が身」ですからね。

私は自営業なので、秋口/初雪の頃しか2000m以下の山登りません。
冬のアイスクライミングを控えてカモシカ山行のトレーニングをしていました。

自分の耐熱性 熱の排出能力など

山岳会等にいれば岳連の講習会とかに出て勉強して見るのも一考です。
もしくは スポーツトレーナーなどに相談するのもいいかもしれません。


 
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この回答へのお礼

icecouloirさんありがとうございました。
icecouloirさんの「 体力は「今がホント」ですからね。」
と言う点
私は、今思えば一番体力のあった時期は40才代と思っています。
若い頃は、経験も怖さも知らないと思います。
ある程度の年齢にならないと、判断能力は上がらないと思います。
その意味では、今回の私は、「笑いもの」です。
でも、思い出せば、助けもしました。
5月の北穂高直下で滑落し、同僚のアイゼンが腕に刺さり大出血を助けたこと。
槍沢のグリーンベルトで吹雪で埋もれている2人を発見し助けたこと。夜9時。
まだまたあります。

お礼日時:2012/08/06 14:15

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