電子書籍の厳選無料作品が豊富!

どちらが現在の経済の状況をより正確に表していると言えますか?

日本は実質GDPは増加していますが名目GDPは減少していますが日本の現在の経済状況はどうなのでしょう?

A 回答 (4件)

 物価が変動しているとき名目GDPを用いると結果が歪むので、その問題を回避するため実質GDPを用います。

したがって、答えは自明だと思われます。

 ただし、過去と比較するのではなく、国際的な比較を行う場合は他の要素を考慮しなければなりません。その際は、実質購買力平価がよく用いられます。直感的な指標としては、ビッグマック指数が便利です。最近はipad指数が話題になりました。
    • good
    • 0

実質GDPの方がより国民生活の実態に近いと言えますが、名目GDPが横ばいないし縮小へ向かうことからの経済への負の効果はかなりのものなので、名目GDPの横ばいや下降には注意が必要です。

日本は横ばい程度ですが、これが下降を連続的に続けるような事態となるとある時点で一気に金融危機へと向かってしまいます。名目GDP、実質GDP、GDPデフレーターの3つは重要な指標ですが、どれか一つというより3つを見比べながらその意味を理解すべき数値といえるでしょう。
    • good
    • 1

実質GDPのみが増加して、名目GDPが増加しない、ということは、すなわち「デフレがひどくなってますよ」ということです。



名目GDPに対して、とある基準年を定め、その年の物価と比較して、どのくらい物価が上がったのかそれとも下がったのか。つまり、「インフレ率」を加味したもののを「実質GDP」と呼びます。

基準年に比べて、物価が下落したとき、「現在の物価が仮に基準年と同じ水準だったとしたら、物はどれくらい売れていることになるか」と考えるのが実質GDPです。

例えば、基準年に6000円で売れていたものが、現在では5000円でしか売れなくなっている、とします。では、同じものが100個売れたと仮定しましょう。(仮にそれが国家GDPの総額である、と考えます)

名目GDPで言えば、GDPの値は今年の売価で考えますから、50万円になりますね。
これが今年度のGDPです。ところが、実質GDPとは、「じゃあ同じものが基準年の売価で売れたと仮定したらいくらになるのか」と考える訳ですから、基準年の物価に100をかけて、GDPの値は60万円になります。

で、基準年は名目GDPと実質GDPはイコールになるわけですから、仮に基準年のGDPが名目・実質共に50万円であった場合、「名目GDPは成長していませんが、実質GDPは120%も成長していますね」ということになるのです。

言い換えれば、これは、すなわちデフレで物価が83%位に下がってますね、っていうことです。

まして、名目GDPが減少している、ということはどういうことかということは想像に固くないと思います。

どちらが現在の日本の状況を正確に表しているか、ということについては、どちらか片一方ではなく、両方見ることが大事だと思いますが、今の日本が目指さなければならないのは、実質GDPの成長よりも、名目GDPの成長だと思います。

名目GDPが成長している状況の中で、なおかつ実質GDPが成長しているのであれば、それは好ましいことといえるでしょうが、逆に名目GDPが成長していないのに、いたずらに実質GDP飲みが成長することは、決して望まれる状態ではないでしょう。
    • good
    • 0

実質GDPです。



各国の為替レート変動を考慮しないKPIは国際化している今の時代に合いませんね。
    • good
    • 0

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!