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 県名単独では、「いばらき」というのは存じています。しかし、「県」が付くと、「いばらぎけん」と、私は発音してしまいます。「いばらきけん」というのは、非常に発音しにくいです。これは一種の音便ではないかと思うのですが、ウィキペディアの「音便」の記事を調べてみると、「濁音型」(これも、「かた」が「がた」になっていますね)が近そうでしたが、ちょっと違うようでした。

 そこで、「茨城県」を「いばらぎけん」と呼んでしまうのは、音便として認められているのか、その辺にお詳しい方、ご教示をお願い致します。

A 回答 (2件)

「いばらきけん」の「き」は母音の無声化「kik」にあたるので、慣れていない向きには発声がしにくいため、ここにアクセントを入れた濁音「ぎ」で言い易く図るということではないでしょうか。


「母音の無声化」
http://tobeana.com/musei.html
http://www.excite.co.jp/News/bit/00091111474553. …
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この回答へのお礼

 「母音の無声化」、なるほど、そういう規則性があるのですね。
 ご紹介くださったサイトを拝見しました。母音の無声化の例、茨城県庁の公式見解のお話、参考にさせて頂きます。
 ありがとうございました。

お礼日時:2012/08/11 18:54

茨城という言葉は地名であり、固有名詞になります。


固有名詞ですから音便は成り立ちません。
熊木(くまき)という苗字に「さん」をつけたら「くまぎさん」といってしまうのは
音便の一種かと問うのと同じですね。
もし「くまぎさん」と呼んだら本人から「私はくまきです」と訂正されるでしょう。
単に質問者さんの感覚の問題だと思います。

言語心理学的視点から見ると、
質問者さんの記憶の中に似たような発音の言葉があった。
例えば栃木県(とちぎけん)のような言葉です。
それと比較した場合に自分にとって発音しやすい方を
自然の位置に位置づけてしまったので、
「いばらぎけん」という発音に馴染んでしまったのではないでしょうか。

因みに、茨城県民にも「いばらぎけん」と発音する人は少なくないですし、
大阪府茨木市(いばらきし)の市民でも「いばらぎし」と呼ぶ人はいるようです。
実用上はあまり深刻に考えなくても良いのではないでしょうか。

以上、ご参考になれば幸いです。
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この回答へのお礼

 ご回答ありがとうございました。

>熊木(くまき)という苗字に「さん」をつけたら「くまぎさん」といってしまうのは
>音便の一種かと問うのと同じですね。

 それは違うと思います。この例の場合、「くまき」の後の音が「さ」ですので、「くまきさん」と呼ぶのに、発音として抵抗はないと思います。今回の「~県」の場合は、「き」の後が同じカ行の「け」であり、さらに「き」の前が「ばら」と濁る音が続いてきていますので、「くまきさん」の例は、「いばらぎけん」の発音を考えるのには当てはまらないのではないかと思います。

 栃木県のお話は、当たっているかもしれませんね。

 今回私がお尋ねしたかったのは、例えば、韓国語でも、「冬のソナタ」のペ・ヨンジュンさん演じるカン・ジュンサンの「ジュ」が、名前だけを呼ぶときは「チュンサン」となりますよ、というような、発音の規則性とかルールのことなのです。フランス語でも、リエゾンとかあると思いますし、英語でも、母音や有声音のあとのsは濁り、無声音のあとは濁らない、といった規則です。そういうものが奥にあって、「いばらぎけん」という発音を自然に感じるのかな、と思いました。

 ありがとうございました。

お礼日時:2012/08/11 18:44

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