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Hrvatski
なぜクロアチア語のことをこういうのですか?ぜんぜん似てないし...

A 回答 (3件)

「クロアチア」は日本語読みですが、元になったのは英語の Croatia です。

また、ネクタイを意味する cravat もフランス語を経由していますが語源は
Hrvat(クロアチア語でクロアチア人の意味)です。
HrvatskiないしHrvatの綴りを見ると、まずhは舌の後ろの方で発音する掠れた音、ドイツ語のchの音で、英語にもフランス語にもなく近い音の c [k] になりました。次に rva の部分ですが r の直後に別の子音を続けるのはこの言語の特徴で、外国人には発音が難しく発音を助けるために母音が入りました。ちなみにクロアチア語では Hrvatski のアクセントは r にあります。英語ではこの後 cravat → crauat → croat のような変化が起きたと思われます。

このようにその言語独特の発音を持っている場合、外国(特に欧米)での呼称が、言語に忠実なのがいいと分かっていても発音できないので変えられてしまうことがあります。

Srbija → Serbia srb が発音しにくいため。
Crna Gora → Montenegro crnが発音しにくいうえ従来の呼称が一般化しているため、今さら変更しにくい。
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「クロアチア」(国名)は、Hrvatskaです。

HrvatskaもHrvatskiも、クロアチア語です。端的な回答はこれだけです。

英語でCroatia、Croatianに相当する日本語は、クロアチア、クロアチア語です。ご質問を

「Japanese/なぜ日本語のことをこういうのですか?」「German/なぜドイツ語の・・・」などと置き換えれば納得できませんか?

国名や国語名のいくつか(かなり多く)は、英語から入っています(以下、国語名でなく国名で説明)。フランスのFranceは英語も現地語(フランス語)も同じです。イタリアは英語ではItaly、現地語ではItalia。この種のケースでは違和感がありませんネ。

ポーランドはPoland/Polska。まァ類推できます。スウェーデンのSweden/Sverigeなどもこの類でしょう。

ところが、上述ドイツのGermany/Deutschland(ちなみに日本語の「ドイツ」は現地語の一部のようですが、直接的には「ドイツ語」を意味するオランダ語Duitsに由来すると言われています。異説もあり)は、英語と日本語では全く別表現です。

ハンガリーのHungary/Magyarorszagなどとなると、英語と日本語では共通(ないしは類似)ですが、現地語は似ても似つかない国名です。クロアチアはこれです。

余談ですが、メキシコのMexicoは英語も現地語(スペイン語です)もつづりは共通ですが、現地では「メヒコ」、英語では「メクシコ」ないしは「メクシコゥ」です。メキシコという日本語は、Mexicoをいわばローマ字読みしたものと言えましょう。x(クス)を日本で「キス」のように読む例としては、アレキサンドリア、(地名ではありませんが)エッキス線などが思いつきます。もっとも後者は、昨今ではエックス線、医療では別表現のレントゲンが一般的でしょうけれど・・・。
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