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高齢者の男性ですが、身体によいというので、数ヶ月前からピラティスを習っています。
さて、骨盤の前傾、後傾という説明が出てきますが、定義があるのでしょうか?それとも、漠然とした言い回しなのでしょうか?
解剖の教科書を見ると「岬角(第5腰椎と仙骨の境目)から恥骨結合上縁に引いた線と水平線とのなす角をもって骨盤傾度(inclinatio pelvis)をあらわし、約60°と書いてあります。そこで、ピラティスで言う骨盤の前傾、後傾もこれと同じなのでしょうか?
もっと、やさしい説明はないのでしょうか?骨盤傾度とピラティスを組み合わせてインターネットで検索してもヒットしませんでした。

A 回答 (3件)

御早う御座います


好いですね、ティラミス、失礼、ピラティス。

一寸、【解剖学】的な話に成りますが、宜敷居でしょうか ?
添付画像を好く御覧下さい、貴方の疑問は少し解けると思われます。
少し説明をして措きます、人(勿論男女の違いは在ります)が直立位の時、骨盤は前方に傾斜します。其の時の[骨盤上口]が水平面となす角度は、約55~60°です、坐位の状態で丁度0°に成ります。
骨盤上口・骨盤腔・骨盤下口の中心を結ぶ線は[骨盤軸]と呼び、分娩時、胎児の頭は此の骨盤軸に沿って産道を通過します。最も重要なのが[真結合線]で、岬角から[恥骨結合]の後面に至る最短距離です。日本人の真結合線の平均は約11.0cmで、9.0cm以下は[狭骨盤]と言います。 う~ん、難しぃ.......かな ?
※正確には骨盤傾度ではなく[骨盤傾斜(英=pelvic inclination)]が一般でしょう。

次、骨盤の[前傾・後傾]&ピラティスの関係に就いてですが、次のペ~ジが判り易いでしょう。http://pitatore.com/serial/detail.php?cid=9&sno=57
上の図、左は男、右は女、一般的に女の方がより前傾して居ます、飽く迄も理想は男性写真の様な赤の垂直線の状態が好いでしょう。

此処で、もう御気付きですね、<解剖学でゆう処の骨盤傾斜>と<ピラティスでゆう処の骨盤傾斜>は、全くの別物..........とゆう事が判明致しました、如何でしょうか ?
ピラティスでゆう処の前傾とは、添付画像の赤点線が矢印の様に前に傾く状態を指し、後傾は其の逆に成ります。

最後に成りますが、キィワ~ド検索は
「ピラティスと骨盤傾斜」が好いでしょう、永の御健康御祈り申し上げます。
「骨盤の前傾と後傾の意味を教えて下さい。」の回答画像1

この回答への補足

すごいです。有り難うございます。
御指示に従い「ピラティスと骨盤傾斜」でキーワード検索しました結果、前傾、後傾については、よく分かりました。また、前傾は(1)股関節屈曲筋群と(2)脊柱起立筋群が、そして後傾は(3)股関節伸展筋群と(4)腹筋群が関与することが分かりました。
ついでにといっては大変申し訳ありませんが、次のことをお教え下されれば幸です。
坐位や仰臥位で、あるいはさらに立位で、もし股関節が動かないとしたならば、骨盤前傾は脊柱起立筋群のみ、骨盤後傾は腹筋群のみが収縮すると考えてよいでしょうか?
厳密には多くの筋が関与するのでしょうけれども、イメージとしてとらえたいので、そのレベルでの簡単な考えをとしてはこれでよいのでしょうか?

また、スパインストレッチでは骨盤を動かさずに背骨を曲げ伸ばしますが、つまりこれは、脊柱起立筋群や腹筋群を収縮させても、必ずしも骨盤が前傾したり後傾したりするわけではない、ということでしょうか。

補足日時:2012/09/12 20:19
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ANo.1先程、補足拝見


1.又又、解剖学の御話に成りますが、[筋の作用]に就いて纏めてみましょう。ピラティス等に限らず、エクササイズ全般に言える事ですが、【運動は、多くの筋の協調した作用に依って起きます】。作用の違いに依って、[主力筋、拮抗筋、協力筋]等に分けられるのです。

[主力筋]:一つの運動を主力と成って行う筋

[拮抗筋]:主力筋と反対の方向の運動を行う筋、
(例)肘関節の屈曲時、上腕二頭筋が主力筋、上腕三頭筋が拮抗筋と成ります。

[協力筋]:主力筋と同じ方向の運動を行う筋で、肘関節で言えば、[上腕筋]が協力筋と成りますね。

又、主力筋が働く為には、其の起始と成る骨を固定する必要が在りますので、固定に与(あずか)る筋の事を[固定筋]と言い、協力筋の一つとされますね。

<一連の運動>を行う為には、主力筋や協力筋が収縮すると同時に、拮抗筋が弛緩する必要が在ります。此の事は、質問者さんが補足上辺に書かれた「骨盤の前傾・後傾..........事が分りました」と一致する処で在ります。

扨(さ)て、「スパインストレッチ」.......ヨガで骨盤を目一杯屈曲&伸展させて遣る場合と、スパインストレッチで骨盤をほぼ動かさずに、詰まり、前傾&後傾無しに行うピラティスの判り易い画像を貼って措きますので参考にしてみて下さい(補足下辺の、「また、スパインストレッチ.............とゆうことでしょうか。」→正に、其の通りです。)

「.....必ずしも骨盤が前傾したり、後傾したりするわけではない........」→とゆうよりも、「......必ずしも骨盤を前傾させたり、後傾させたりしては不可(いけ)ない.......」と言い換えた方が方がピラティスのスパインストレッチを語る上で、間違えては不可ない視点でしょう。

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この回答へのお礼

疑問が一気に氷解しました。感謝感激でございます。

お礼日時:2012/09/13 04:56

角度が何度とか言われても、トレーニングしているときでも、そうでなくても、分かりませんよね?



ピラティスを習っているということなので、その先生に聞くのが一番手っ取り早くて確実なのですが・・・。

その、前傾、後傾の説明と同時にニュートラルポジションの説明もあったかと思います。
その時に、足の付け根に手の平をあてて中指が前に出るようにすれば後傾、逆に後ろに行くようにすれば前傾です。
そんな感じの説明はなかったですか?
この時の「足の付け根に手の平を当てる」ですが、ちょっと露骨な書き方をすると、手の平の親指の付け根を腰骨の出っ張りにあて、人差し指を袋に沿わせる感じです。
この状態で動かせば、中指の前、後ろの動きが分かりやすくなると思います。

これでちゃんと動かせれば、前傾すれば腰が反ってお尻が飛び出した状態になります。
後傾すれば、猫背気味になりおなかが飛び出した状態になります。

どちらにしても、骨盤を動かそうと意識しすぎると骨盤は動かずに腰が前後するだけになります。
前傾する場合は背筋、後傾する場合は腹筋を意識して行うのがいいですよ。

この回答への補足

有り難うございました。仰臥位でのニュートラルポジションはレッスンで教えていただきました。疑問に思っている点は「立位、あるいは坐位(椅子、あぐら)などのときの、骨盤の傾きについて、基本の位置はあるのでしょうか」ということです。よろしくお願いいたします。
またNo.1 の補足に書きました疑問についての御意見がございましたなら、よろしく御指導下さい。

補足日時:2012/09/12 20:20
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