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小学一年生のクラスで学級崩壊の危機にあります。
小さな学校なので一年生の人数は21名、6年間クラス替えはありません。
このクラスで6年間過ごす為に親としてこのままではいけないと、何かできないかと考えているのですがいい案が浮かばないので、皆さんの意見を聞かせてください。
席に座って居られない子が数名いるそうです。決まった子供でなくその時その時で違うメンバーで、先生に廊下に出なさい!と言われると出でいき廊下でふざけたり、さわいだり・・・・
先生が話初めても騒いでいて話を聞かない、ダメだよ!やらないでね!と言われると止めるどころかもっとやる。
子供同士で取っ組み合いの喧嘩をはじめる。
一部ですが、これらの行動は男の子でこのままではと思い親が集まり話し合いを設けました。
誰かがやっていても、自分がいけないことだと思ったらやらない、悪いことに流されないようにいけない事は声に出してダメだよを言おう!という話になりました。
各自家庭に帰り子供と話たようです。
先日のことです。先生がお話を始めたら話を止めて聞くというお約束を男の子達が守らず、女の子達が、静かにして!と注意したら男の子達が注意した声がうるさい!!と逆切れで一時間授業にならなかったようです。私は、子供に教育を受けさせる為に学校に通わせているのに授業を受ける事ができないのは、本当に迷惑です。
先生もあの手この手を使って頑張ってくださっていますが、先生だけに押し付けるのは違うと思うので、親が真剣に子供と向かい合う事が大切だと思うのですが、どのようにしたら子供たちにも親御さん達にも上手く伝えられるのかわかりません。
皆さんのお子さん席に座っていられましたか?座っていられなかったお子さんをお持ちの方がいらしっしゃいましたらどのように指導したのか、学級崩壊の対処法などどのような事でもいいので、教えてください
お願いします

A 回答 (19件中1~10件)

初めに、今、同じような問題で悩んでいる者として、この質問に回答できることに感謝します。


一通り回答者のご意見を見させていただき、とても参考になりまた。

親御さんが、学級崩壊と意識して何が出来るのかとご質問ですが、
学校と話し合うことが一番と思います。担任ではなく管理職です。

管理職と話し、そのことを理解していなかったり、対応を渋っているようでしたら、教育委員会に相談することを進めます。

保護者の方が、クラスの様子がおかしいのではないかと感じたのであれば、かなり悪い状態と思わざるを得ません。保護者に悟られる前に、学校で対応しなければいけない問題のはずです。対応していたけれども、うまく行かなかったのでしょう。


相談して何が出来るかと考えますと。
一番いいのは、指導の出来る先生に変えることですが、実際にはなかなか難しいことです。
通常は、クラスに1人しか先生はいません。その先生が頼りにならなければどうしようもないのです。
校長も、担任を変えたくてもそれが出来ないのです。

出来ることは、教務主任など担任以外の先生に、入っていただき、担任を含めて指導してもらうことです。

それでも状況が改善されないようであれば、保護者の方が、授業参観するのがよいでしょう。
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保護者の一人として



「学校が悪い、先生の指導が悪い」と簡単に言う親が多いわりに、そういう親こそクラス懇談会に参加しないんですよね。
だから、毎日毎時間教室を公開して一人でも多くの保護者に 授業の邪魔にならないように現実を見てほしいと思います。

先生のせいだけじゃないんだという事実を親が共有することがまず第一歩かなと思います。そして、先生の味方になってあげられたら先生も頑張れるのではないでしょうか。
で、自分の子が授業妨害をしていたら家で(その場ではなくて)しっかり怒る。
でも、授業妨害をするような子の親って学校に来ないんだよな。
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小学校の教員をしています。

30年目になります。
お話を読ませていただいて、まず、すばらしいなあと感じました。
それは、自分達にできることはないかと保護者さんで、集まってそうだんなさっておられること、そして、先生や「○○くん」の責任にせずに、解決の糸口をさがしておられることです。
そういう、親さんたちがたくさんおられれば、きっと解決の糸口を見つけることができるだろうと思います。

昨年度、私が受け持っていたクラスのことを少し書きます、
そのクラスは、その前の学年二学期が始まったころから、前の担任の先生の指導が入らず授業が成立しない(いわゆる学級崩壊)状態になりました。
一人ひとりは、とても良い子なのです。
何が理由だったのか、誰にも分からないまま、厳しい状態で半年が過ぎました。

そこで、私がそのクラスを受け持つことになりました。
4月の始め、私がまずおこなったのは、「昨年のことを子どもたちにたずねる」ということでした。
すると、どの子も、前の年の荒れた状態を体験しながら、
「このままではいけないと、ずっと思っていた。でも、自分ではどうすることもできなかった。」
ということがわかりました。
わたしは、子どもたちと話しをして、ほっとしました。
この子たちなら、なんとかなると感じたのです。

そこから、最初の1週間は、子どもたちと相談しながらいろいろなことを決めていきました。
そうじの仕方・給食の準備の時間の待ち方・朝の会の進め方・帰りの会の進め方・・・・・
など、些細なことですが、毎日かならずある大切なことなのです。
それを一人ひとりの意見を出してもらい、「みんなが気持ちよく過ごせる」という視点で話し合っていきました。

その中で、「去年は○○ちゃんが、ちゃんとしてくれなかった。」という声が出てきました。その時、私が子どもたちに話したのは、
「人間は、どんな人もみんな失敗をしながら生きていくんだ。だから、したことを責めても解決にはならない。相手のことを本気で考えて、どうしてだったの?と聞いてみよう。
大切なのは、これから先。どうしていくかしっかり考え合おう。」
ということでした。その時、前の年にだまっていた子たちが話し始めました。
「去年は、ずっとやめてほしいと思っていたけど、どうせ言っても聞いてくれないと思ってだまっていました。でもそれじゃいけないと思うので言います。○○くんはどうしてあばれていたんですか?」
何人もの子が声を上げていきました。その中で、ある子が
「○○くんたちが悪いとみんなが決め付けていたのが、つらいんじゃないですか?」
と言ったのです。その時、暴れていた子の一人が泣きながらうなずきました。
その日を境に、クラスは少しずつ落ち着きを見せ始めました。そして、どんなことも自分達で話し合ってルールを決めていきました。
もちろん毎日何かのトラブルは起きるたのですが、前の年のような学級崩壊状態に陥ることはありませんでした。

長く教員生活してきて、子どもたちから学んだことです。
子どもたちは立ち直る力を必ず持っていると、信じてあげることが大切です。
そして、それを信じなが、子どもたちの力で話し合いができることを待ってあげること。
その話し合いで、思いを伝え合ったり、解決に向けた取り組みを考え、取り組みながら成功体験を積み上げることが、子どもたちの自信になっていきます。
自信を付けた子たちは、必ず花開きます。
もう一つ、温かく見守って下さる保護者の皆さんの「まなざし」も大切です。

お役に立つ返事ではないと思いますが、解決の何かの手がかりになればと思い書きました
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結論だけ



担任教師の指導力不足であるのは事実
学校の管理責任として、学校長と相談しましょう

正直、保護者同士での解決なんて非現実的です
それほど、学校は保護者同士による紛争解決を期待していません
逆に、状況が悪化しますよ。紛争が子ども同士ではなく、大人同士になって、それが波及的に新たに子ども間で広がるのがオチです

申し訳ないですが、転学されるのがベストでしょう

PTA内の温度差が大きいのが現実ですから、途中で不思議な保護者で出てきて、地道な活動がダメになってしまいますよ

まぁ、ショック療法みたいなもので、学校側(担任を主軸にして)に厳しく保護者が指導される姿を児童に見せるなどの臨床方法はあるのですが、まぁ、効果は微妙ですね

ただ、小学1年生レベルでは、学級崩壊は頻度の問題で、発生するものです
21人くらいだと緩みやすいこともあるでしょうしね・・・多すぎず、少なすぎずで

いっそ、保護者全員で、担任に”厳しい懲戒指導に対する合意書面”でも提示して
それ相応の担任の懲戒指導権を付与させて、停学・自宅謹慎などの措置が柔軟にできるようにすると保護者も緊張感をもてるようになるかもしれませんが・・・私立ならできるんですけどねぇ
まぁ、担任に厳しい指導 と 厳しい家庭教育の責任を共有化するのが重要でしょうね
悪質なイジメ構造が発現していないだけ、まだ担任の指導力はあるかもしれませんよ
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何も出来ない可能性の方が大きいと思います。


小1・小2と学校一の問題児がいるクラスでした。

結論から書きますと、うちは学級崩壊はしませんでした。
なぜか?『子供達が場数を踏み対処方法を自ら学んだ』からです。
少しは落ち着いたと思えたのは3学期後半でしょうか。
3クラスもあるのに、小2では殆ど持ち上がりでしょ?ってくらい同じクラスのメンバーでした。
うちの子は、「大丈夫だよ、どうすればいいか分かるし」と小2の時点で言っていました。
そんなに強い子ではありません。問題児にバカにされてましたし。

親がどうするか?ですが、いわゆる問題を起こしてしまう親は何かしていますか?
いくら話し合いをもっても無関心という事はありませんか?
そういう親が行動を起こさない限り改善はされません。
うちは2年間、まともな教師ではありませんでした。先生には何を言っても無駄だなと感じた
親と子供達は、問題児への対処の仕方を学んだのでしょう。
うちは、問題児に注意するな(注意すると怪我をさせられる)・相手にするな(相手にすればするほど相手が調子にのる)・先生に言ってもダメならお母さんに言うか友達に
言いなさいと教えました。

席を立つという行為ですが、本当に一部で殆どありませんでした。
席に座れないというのは、年少さんという幼稚園入りたての子達では(うちの子も)ありました。
ちなみに脱走主犯格でした(汗)それでも年少の2学期には改善されました。

うちが出来たのは、困っているお母さん達とどうすればいいか話したり、子供へ対処方法を
教えてあげるぐらいでした。
学級崩壊の危機という事ですから、まだ建て直しはきくかもしれません。
先生も動いてくれているみたいですし。
(うちは、先生いわく問題児の対処につきっきりで他の生徒にまで手が回らないと言っていました)
勉強の遅れなどありましたら、家でフォローするのもいいかもしれません。
解決方法にならなくて申し訳ありません。
でも、問題となる子の親が動かなければどうしようもない・・・と思ってます。
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親が交代で学級に入り続けること。



家で暴れている子どもならいざ知らず、大抵の子どもは家ではある程度親のいうことを聞くのでは(小学生だし)。
であれば、その親が常に見ているのだぞという体制をとると良いと思います。
学校がいい顔をするかどうかはわかりませんが、その状態であれば歓迎されるのではないかと思います。
子どもや先生からの情報ではなく、自分たちの目で子どもたちの状況をつかむためにも、必要なことだと思います。
特定の親が入り続けると、その親への負担が大きくなることと、「おまえの親がいつも来る」と二次的ないじめが怒るかもしれません。
できるだけ色々な親が入ることが、色々な意味でも大切だと思います。
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元教員で、今は小学校低学年のサポート教員をしています。



今、勤めている二年生の中にも座っていられない子はいます。
それでも同じメンバーで一年半も過ごしているので、周りの忍耐力がかなり鍛えられ、黙ってられない子が暴れても他の子は自分の勉強を続けられるようになってきています。それでもここまで来るのに一年半、かかっています。
その子の問題は家庭の協力が全く得られないことです。

担任の先生の情報があまりないので、どのような対処をされていて、これまでの経験がどれほどあるのかわかりませんが、保護者に正直に現状を説明したり、他の先生方に相談される方でしょうか。
そのようなタイプの先生でしたら、まだ救いはあると思います。
一学年一学級のような小規模校でも教務主任や副校長(または教頭)のように学級を持たない先生は必ずいます。
そのような先生に補助に入ってもらうことができます。
他の先生と話す機会があれば、担任以外の先生が現状を把握しているのかを聞いてみましょう。
把握しているのであれば、どのような対処を考えているのかつっこんで聞いてみたほうがいいですし、知らないのであれば「お時間のある時に授業中の様子をのぞいてみてくださいますか?」とお願いしてみましょう。

それでもどんなに教師が努力しても家庭の協力がないのは大変なことなんです。
保護者で集まって話し合いを設けたと質問文にありますが、全員が出席したわけではないと思います。
複数の、決まった子供ではない子が騒ぐとありますが、やはり中心人物はいると思います。その子がやっているからやっている、と行動している子もいるのではないでしょうか。実際、その騒いでいる子たちの親はどのように思っているのでしょう。他の子がやっているからと流されるようなしつけはちゃんとしたしつけではありません。人の話を聞く、人が嫌がること、困らせることはしないというのは家庭がする最低限のしつけだと思います。
それができていない子の親が「他の子が騒いでいるからうちの子も騒いでしまって・・・」なんて他人事のように話すようでは、その子はいつまでたっても大人のいうことなんて聞きません。
結局、人のせいにしているんですよね。
でも家庭の方針や大人になった人の価値観って簡単には変わりません。
一番難しいのは騒ぐ子供たちの家庭です。
私に言わせれば、家庭のしつけの失敗を学校に押し付けるなって思います。

授業の妨害は学習権の侵害なんです。
今、勤めているクラスには学習障害や適応障害の子もいます。それでも周りの子が合わせてくれるようになったケースもあるし、切れて暴れる子は私が強制的に抱えて一時的に廊下や保健室に退避させます。授業が進まなくなってしまいますから。
落ち着いたら話を聞き、授業に戻れるかを確認してから一緒に戻ります。

自治体にもよりますが、夏休み前まででも支援の先生はいませんでしたか?
そんなに崩壊しているのであれば、教育委員会に実情を相談して支援員を要請することもできるかもしれません。(自治体によって制度が違うので電話してご確認ください。結構教えてくれますよ。)

質問者さんは保護者と先生と協力して何とかしたいとお考えで、学校側の人間としてはありがたい限りですが、他の保護者の方とは温度差のある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
まずは同じ考えを持つ方とよーく話し合ってみてください。
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こんにちは。



質問者様のお助けになりますかどうか・・・

私の次男が小1の時(現:小4)のお話です。

学年の終わりに1年間図工で書いた絵を冊子状に仕上げるという事をするのですが、その際に担任一人では大変なので、手の空いている保護者の方にお手伝い頂きたいというお手紙があり、その日に行きました。
(その前日、私は用事で学校にいたのですが、すごい勢いで次男の担任に追いかけてこられたので行って来ました)

次男のクラスには一人、じっとしてない・人にちょっかいを出す等の子がいると聞いていました。(でもその子につられてか、チョロチョロする子は数人いた様でしたが)
先生が、一つずつ工程を説明して「それでは始めてください」っておっしゃるんですけど、先生がそうおっしゃった途端にその子は席を立とうとするのです。

なので、私が「まぁまぁまぁ」とか言いながら両肩を軽く押さえて座らせ、その男の子の手に自分の手をそえて
「こういう風にするんよ。わかる?」
と聞くと、それは嬉しそうにニッコリと笑いながら、作業を始めるのです。

その後も、席を立とうをする度にそっと座らせ、その子の手に自分の手をそえて教えてあげると、ニコニコしながら作業を続けました。

担任は、こんなに大人しく座って授業を受けた事がない、毎日給食をお母さんの分用意しますんで、来て下さい!とまで言われました(^^;)

でもその時私が感じたのは、その子はお母さんに抱っこしてもらったりベタベタして欲しいんじゃないか、という事でした。
その子の後ろに立った時、我が家の次男は何度もその子にちょっかいを出されて嫌な思いをさせられていたのにも関わらず(本人から何度もその話を聞いていました)、その子を抱っこしてベタベタしたくて仕方ない衝動にかられたのです。
(もちろん、していませんが(^^;))

担任の力量もあるかもしれません。
けれど、その子達は家で充分に親の愛情を受けているのでしょうか。
小学1年生、まだまだ親に甘えたい年です。
我が家の4年生の次男でも、まだまだ甘えてきます。

私としては、その落ち着けない子供を中心に、クラス全員の親が1日1回でいいので、しっかりと子供を抱っこしてあげて欲しいと思います。
我が家の次男も、起きている間はほぼ私に叱られっぱなしの時期がありました。
怒ってばっかりなのに、そんな抱っこなんてできないよ!と思われるかもしれませんが、起きた瞬間でしたらまだ悪い事も何もしていませんので、そんな時でもいいので、抱っこをしてあげていただきたいです。

何とか落ち着いてくれるといいですね。

そして最後に申し上げます。

効果がなかったらごめんなさい!!
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 1年生かあ。

わが子達もそんな感じだったけど。

 まず、学校のリズムが出来上がっていない子供や、我が子もそうだったのですが発達障害などで、その場に居られないという事もありました。親と先生とどうすれば落ち着いて居られるか考えました。その日の始めに約束を先生として、出来ればシールを貼る。絵を描いてもらうなどで約束を守るようにした。
 教室から出ても、好き勝手にしてはいけないと、行くのならどこになどのルールがありました。

 それと、駄目というのは、実は関係が良いのであれば良いのですが、その一言がトラブルの切っ掛けになります。
 発達障害などの子供にとっては、それが非常に強い言葉なんです。強いいい方では無く、言葉を和らげた形で言う事も大切です。これはクラス全体で言葉の使い方なども注意する必要が有ります。攻撃的な言葉は避けるように。

 問題行動を起こす子供の意見もしっかり聞くことです。どういった理由でしているのか。その理由から解決策を見つけて、その子を受け入れられるように考えるのです。
 親同士が集まると、しつけとか、親を批判するとかになりやすいので、それは避けて下さい。学童保育で、保育所育ちだからとか学童育ちだからと言われた親もいます。そういった批判を行う事も解決から遠のくのです。
 親、子供、親が全てを受け入れて行かないと解決しませんから。

 作文も難しいかな。でも、先生に子供達の意見を作文にして、先生だけ読む形でどう思って居るか書かせても良いです。小学1年でもしっかりとした考えを持っていますから。

 子供自身が、まだ成長段階なので、次第に落ち着くこともありますよ。

 
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小学校の現役教員です。


質問文を拝見しただけで、すべてを理解できたわけではありませんが
私は、「まだ大丈夫!立て直せる!」と感じました。
考えがうまくまとまらず、これ!という結論も出ませんが、
感じたことをランダムに書き出します。
一つでも参考になることがあれば、うれしいです。

これまでの経験上、学級崩壊は、主に次のようなことが原因だと思っています。

1.担任の力量が足りない。
2.保護者の、学校・担任と協力していこうとする姿勢が足りない。
3.問題行動を起こす児童・生徒が、数または影響力の上で占める割合が高い。

上記の一つでもあると厳しいですが、
とりわけ1・2・3の順で大切な要素だと思います。
私ははじめ、3が一番の要因だと思っていました。
でも、実際は違うことがほとんどです。
崩壊のきっかけが3にあったとしても
それを食い止められるかどうかは、ほぼ1と2で決まると言ってもよいと思います。

まず、1について。
担任なんて、その子の人生において1~2年程度通り過ぎるだけの一大人ですから
ちょっと合わなくてもいちいち影響されないぐらいの強さをもってほしい、とは思います。
でも、周囲から様々な影響を受けながら大人への階段を上っている時期ですから
良くも悪くも、担任の影響って大きいんですよね。
なので、仮に問題行動を起こす子がおらず、いい子たちばかりが集まっていても、
担任の考え方、言動によっては、あっという間に学級集団は崩れます。

次に、2について。
多くの子は、家に帰って保護者に、学校であったことを話します。
子どもが、何か嫌な思いをした、または学級に何らかの問題が生じた、と話した時
大人として
担任の目配りが足りないのでは?もう少し配慮してほしいわ、と
感じることが多々あるはずです。
その時、子どもの前で学校・担任の批判や不信感を少しでも口にすると
あっという間に子どもは、担任を信用しなくなり、学校での言動に現れます。
その態度は子ども同士でも広がり、担任の言うことが通らなくなります。
保護者とは、子どもの人格形成に最も影響力のある大人なのですね。

そして、3について。
一人の子が大きな問題を抱えているにしても、
問題行動を起こす子がたくさんいるにしても、
担任一人で何とかしようとするのは無理なことです。
ただ、担任にしかできない、一番すべきことは、
周りの子たちを育てるということです。
周りに流されず、自分で善悪の判断ができる子を育てる。
相手が友達であっても、良くないことを良くないと言ってあげられる関係を育てる。
それぞれに得意・不得意、長所・短所がある中で、
それを個性と認め合い、支え合える集団を育てる。
それができれば、問題行動を起こす子がいたとしても崩れません。
むしろ、そういう問題が生じたおかげで、周りの子たちや集団が育つこともあります。
私が、学級崩壊の原因で3より1・2が重要と言ったのは、こういうわけです。

一般論を長々と述べました。

今回のkokoatopuiさんの件を見ると、詳細はわかりませんが、
保護者の皆さんから見て、先生が問題に真摯に向き合い、
頑張っていると感じられる。
担任のせいにしたり、担任だけに任せきりにしたりせず、
保護者でできることを前向きに考えようとしている。
このことから、私は「まだ大丈夫!立て直せる!」と思いました。
「批判」や「要求」という姿勢で学校と向き合ってしまうのではなく
kokoatopuiさんのように「協力」という姿勢で同じ方向を向いてくださる方に
学校は本当に助けられるのです。

1年生の学級を何とかしようと学校で取り組んでいる姿勢は見えていますか?
例えば、担任外の先生が授業に入る、などの対策です。
もし、そういう対策が取られ始めているのなら、
少し様子を見てもいいかもしれません。
それが見られない、または効果が薄いならば、
数人の保護者の方と、学校を訪ねてみてはどうでしょう。
それが、「学校で何とかしてください」という姿勢の話だと、
いわゆる「モンスターペアレント」という見方をされてしまいますが
(そもそも「モンスターペアレント」という言葉の使い方も好きではありませんが。)
担任と子どもたちを支援したい、保護者にもできることはありませんか?
という姿勢で話をすれば、絶対いい方向に進むはずです。
私が担任なら、泣いちゃうほどうれしいです。

ちなみに、当該児童が発達障害などの診断が下されており、
何らかの支援を必要としている場合、
周りの子や保護者にも、そのことをある程度説明できれば
協力してもらえるのに…と思うこともありますが、
保護者の中には、それを公表しないでほしい、
他の子と同じ扱いをしてほしいと願う方も少なくありません。
なので、学校として何かしらの対策を考えていて、
周りの保護者がどんなに協力的でも
すべての情報を公表できないこともあります。
そこだけ、踏まえておいてください。

長々とまとまらず、失礼しました。
kokoatopuiさんのお子さんが楽しい6年間を過ごせるよう
お祈りしています。
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